甲斐市立図書館

Team・HK のシリーズ一作目。　
平凡な主婦佐伯美奈子がハウスキーピングの会社で働き、自分の才能を開花させる。
　会社の顧客である作家の那須河闘一(オネエ)のキャラが楽しくてとてもいい。

Team・HK のシリーズ一作目。　平凡な主婦佐伯美奈子がハウスキーピングの会社...

本の帯“家事力が謎をとく！”　このような文章を見つけてしまったら、もう読まずにはいられません。
　話の展開や登場人物の会話のテンポの良さ、主人公佐伯美奈子のごく普通なキャラクター(でも素敵な才能がある)も好感が持てる。
楽しくて一気に読めました。

本の帯“家事力が謎をとく！”　このような文章を見つけてしまったら、もう読まずには...

この人の本を初めて読んでみました。なんだか読みづらく、同じ箇所を読み返してみたり。簡単な言葉のところで漢字を使ってないんですよね。意図してのことなんだろうけど、やはり読みづらい。
　それに、それぞれの主人公達の言動にもいまいち共感できなくて。
　特に「コマドリさんのこと」の主人公コマドリさんについては不気味というか薄気味悪いというか。
　最初の話が稚内を舞台にしているので興味をひかれたのですが、ちょっと期待はずれだったかな。

この人の本を初めて読んでみました。なんだか読みづらく、同じ箇所を読み返してみたり...

『予測不能。ラストは鳥肌もの！』と書いてありましたが、主人公の青年はずっと「阿蘇　藤太」という仮名で話が進んでいくので、きっとこの青年が歴史的にすごい人物で、最後正体を明かして「おお！」と、鳥肌が立つのだろうと。
　しかし、私ときたら。最後本名が明かされた時、「？？？誰？」...いやホント、無知は損ですよね。台無しですよ。恥ずかしい限りです。　
そんなわけで、私の乏しい知識ではこの本の三分の一くらいしか楽しめなかったと思うと悔しいです！　　　　
でも、文章は読みやすく、話は面白かったです。

『予測不能。ラストは鳥肌もの！』と書いてありましたが、主人公の青年はずっと「阿蘇...

大体最後は幸せになれないのだけど、でもそれは自業自得な要素がすごくあって同情できないことが多々あるのですが...この作品の主人公は可哀想でしたね。　
というか、私、馳作品で初めて泣きそうになりましたよ...
　

大体最後は幸せになれないのだけど、でもそれは自業自得な要素がすごくあって同情でき...

要介護の祖父を真剣に思い、安らかな最期を迎えさせるべく徹底的に身の回りの世話をして、祖父の自分でできる能力をどんどん奪ってやろうと考える主人公の青年。
結局祖父はどんな最期を迎えたのでしょうねぇ。

要介護の祖父を真剣に思い、安らかな最期を迎えさせるべく徹底的に身の回りの世話をし...

誉田さんの作品ですし、帯にもそのような感想が書かれていたので覚悟して読みましたが、やはりエグかった・・・。　現実の事件でも聞く話ですが、長期間監禁され暴力を受けたりすると、徐々に思考能力が低下し逃げるチャンスがあってもそれをせず相手に従ってしまうようになると。恐ろしいことです。　願わくばそのような出来事とは無縁な人生でありますように。

誉田さんの作品ですし、帯にもそのような感想が書かれていたので覚悟して読みましたが...

馳さんがコメディだなんて！これは絶対読まなければ！！
宮澤と椿の掛け合いが絶妙でとても面白い。そして成り行き上宮澤と交際することになった、酒乱の彼女千紗のキャラもいい味だしてます。ストーリーは最後まで一体どっちなのだろうとワクワクしながら読めました。　いつも馳さんの作品を読み終えたら暗く沈んだ気持ちになるのですが、この作品はもちろんそうはならず。とても新鮮な気持ちです。

馳さんがコメディだなんて！これは絶対読まなければ！！宮澤と椿の掛け合いが絶妙でと...

何となく気楽に読めそうで、息抜きの気持ちで読んでみました。確かに最初は事件とも言えないような出来事を美星が解決していくのだが、彼女の過去に迫る展開になってくると、段々とシリアスに。
最後はどんでん返しに次ぐどんでん返しでなかなか読みごたえがありました。

何となく気楽に読めそうで、息抜きの気持ちで読んでみました。確かに最初は事件とも言...

この言葉が根本にあるので、きっと幸せな結末になるのだろうなぁと思ってはいましたが、いや~良かった！　出来過ぎなくらいですが今まで辛いことがあったのでこれくらいで丁度いい！　料理への新たな挑戦と、素晴らしい伴侶、そして友。希望に満ちた終わり方でした。大満足です。　野江が吉原から出るときのシーンはぜひ映像で観てみたいですねぇ。

この言葉が根本にあるので、きっと幸せな結末になるのだろうなぁと思ってはいましたが...