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レビュー一覧 (70件)
ドラゴンさんの投稿レビュー/島本町立図書館
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(6人)
1. 言語の本質
ことばはどう生まれ、進化したか 中公新書 2756 今井 むつみ‖著 秋田 喜美‖著
中央公論新社 2023.5
ドラゴン さんの評価:
赤ちゃんはどのように言葉を話せるようになるのか?なぜ人だけが言葉を話せるのか?
せっかく興味深い問題を取り上げているのに、すぐ専門家の領域で記述しがちになるため、素人には解りにくい。
赤ちゃんはどのように言葉を話せるようになるのか?なぜ人だけが言葉を話せるのか?せ...
図書
(30人)
2. 存在のすべてを
塩田 武士‖著
朝日新聞出版 2023.9
ドラゴン さんの評価:
誘拐された4歳児が7歳の時、祖父母の家に一人で帰ってきた。犯人が捕まらないまま30年が過ぎたが、新聞記者は遂に真相に辿り着く。空白の3年間はベールに包まれ、愛に包まれ、人間成長に貴重な年月であった。
誘拐された4歳児が7歳の時、祖父母の家に一人で帰ってきた。犯人が捕まらないまま3...
図書
(34人)
3. 水車小屋のネネ
津村 記久子‖著
毎日新聞出版 2023.3
ドラゴン さんの評価:
育児放棄の親から独立した18歳の理佐と8歳の律。シビアな境遇から始めた新生活はヨウムのネネとその周辺の善良な人々に支えられていく。その後40年の生活は常に小さな気遣いに満ち溢れた人々の相互作用で質素ながらも心豊かに。
ヨウムは五歳児相当の知能と50年程の寿命を持つそうです。
育児放棄の親から独立した18歳の理佐と8歳の律。シビアな境遇から始めた新生活はヨ...
図書
(62人)
4. 成瀬は天下を取りにいく
宮島 未奈‖著
新潮社 2023.3
ドラゴン さんの評価:
純粋すぎて直線的で感情に乏しいが、人を引き付けるえも言われぬ魅力もある変な人格の成瀬あかり。
その良さを本能的に好んでいる親友島崎みゆきとの滋賀を舞台にした友情物語。
面白味はあるが、充実した読後感はない。歴代本屋大賞の中では駄作の部類と言わざるを得ない。
純粋すぎて直線的で感情に乏しいが、人を引き付けるえも言われぬ魅力もある変な人格の...
図書
貸出可能
(6人)
5. 破裂
久坂部 羊‖著
幻冬舎 2004.11
ドラゴン さんの評価:
医療にまつわる様々な問題を織り交ぜて問題提起した労作。
医療ミスの内部告発をきっかけにエリート助教授と裁判を争う筋を中心に様々な問題が提起される。
医療ミス、高齢化社会の問題、安楽死、大学病院の暗部、医療訴訟の困難さ、官僚のエゴ等々、現代の問題を巧みに織り込んで読み応えのある物語である。悪役側が最後に殺されたり、寝たきり患者になるところはやや稚拙な感じもする。
医療にまつわる様々な問題を織り交ぜて問題提起した労作。医療ミスの内部告発をきっか...
図書
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(17人)
6. ある閉ざされた雪の山荘で
講談社文庫 東野 圭吾‖著
講談社 1996.1
ドラゴン さんの評価:
外界から遮断された雪の山荘で行われる芝居の研修。そこで起こる殺人事件。これは芝居か本当の殺人事件か。一気読みせざるを得ない筆致だが、種明かしはやや物足りなさを感じさせる。
外界から遮断された雪の山荘で行われる芝居の研修。そこで起こる殺人事件。これは芝居...
図書
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(6人)
7. 悪医
久坂部 羊‖著
朝日新聞出版 2013.11
ドラゴン さんの評価:
抗がん剤を投与すれば副作用でむしろ命を縮める末期ガン。
QOLの見地から治療を打ち切ろうとする医師。希望を捨てられず治療継続を訴える患者。
どちらの言い分も理解でき、悲しいかな、歩み寄りが困難なジレンマ。
生きる意味とは?自分が患者になったらどうする?
抗がん剤を投与すれば副作用でむしろ命を縮める末期ガン。QOLの見地から治療を打ち...
図書
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(32人)
8. 木挽町のあだ討ち
永井 紗耶子‖著
新潮社 2023.1
ドラゴン さんの評価:
初めはあだ討ちを見たという芝居小屋関係者の人生描写に重きが置かれている。
最終章であだ討ちの真相に急迫するが、明かされる前に真相が見えてしまった。
初めはあだ討ちを見たという芝居小屋関係者の人生描写に重きが置かれている。最終章で...
図書
(61人)
9. ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
東野 圭吾‖著
光文社 2020.11
ドラゴン さんの評価:
元教師の父が殺された。警察よりも早く謎解きするのはマジシャンである主人公の叔父。
容疑者は主人公の同級生。叔父の繊細な注意力と物おじしないハッタリが犯人を追い詰めていく。
ラストは続編があることを示唆している。
元教師の父が殺された。警察よりも早く謎解きするのはマジシャンである主人公の叔父。...
図書
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(55人)
10. 月の立つ林で
青山 美智子‖著
ポプラ社 2022.11
ドラゴン さんの評価:
人の隠された温かみを最後に炙り出すという、ワンパターンで深みはないが、心温まる短編集というのが読み始めの印象。
各章間に少しずつ共通人物が関わるのは、この筆者の常套手段のよう。
最終章でそれまでの各章の複合的関係を解き明かし、あっと言わせるのは「赤と青とエスキース」を思い出させる。
凡庸なハートウォーミング小説と思ってましたが、最終章で評価を変えさせられました。
人の隠された温かみを最後に炙り出すという、ワンパターンで深みはないが、心温まる短...
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