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レビュー一覧 (26件)
FILOさんの投稿レビュー/飯能市立図書館
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21. もの想う時、ものを書く
Amy's essay collection since 2000 山田 詠美‖著
中央公論新社 2024.11
FILO さんの評価:
劇中劇ではない。エッセイ。
P10 「記憶というものは、本人の都合の良いように改竄されていくものだから、ディテイルのすべてが正確とは言い切れないが、」
P93 「何ども読み直して、句読点をあっちこっちに移動させたりして長い時間をかける。」
P146 川上浩司 『不便益のススメ 新しいデザインを求めて』
「”benefits of inconvenience"。不便だからこそ得られる益がある。引っかかりとかつまずきみたいな不便というのは、人の記憶に残りやすく、記憶のトリガーになる。」 「プロセスを楽しみ達成感を得ることは不便なくしては得られない効用です。」
P229 「十行の説明を、たった一行で表すのを小説という。」
P244 荒木経惟 『私写真』
「作家の私小説は自分の体験を文体というふるいにかけ濾過させることから作業を始める。感情とペンは、作家の資質が両立を拒むのである。写真の場合、常に、その両立を課せられる。作家が時間を故意にかけるのとは反対に、写真家は、瞬発力を導引して、その瞬間にかける。」「私的な自由を作品に昇華することが、どれくらい、自らにストイシズムを課しているかが痛い程、今は理解出来る。」
P270 井上荒野 『切羽へ』
「喪失の、もの哀しくも美しい代償は、その人だけの時の経過がデッサンする、心の内に存在する島だ。誰かと共有する隙を残しながら、けれども誰とも共有できない自分だけの島。」「井上荒野さんは、書くことと同じくらい、あるいは、それ以上に、書かないことをも大事にしている人なのだと。」
P298 久住昌之 『野武士、西へ 二年間の散歩』
「見たことを見たように、感じたことを感じたように書くということである。技術によって描写するのとは少し違う。自分の内と外をつなぐものに唯一無二の言葉を与えるのに似ている。」
P345 水上勉 『土を喰う日々』
P346 荒木経惟 「空は天国の底」
P376 「歪んだもののやるせなさを体得できたのは、いつも人工の美しさと素直な自然のたいひからだった。」
P410 「美しい無駄が文化を創ると信じている。美しくて、役に立たないと思われるものに、あえて、手間をかけること。」
劇中劇ではない。エッセイ。P10 「記憶というものは、本人の都合の良いように改竄...
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22. ある特別な患者 医師たちの人生を変えた患者たちの物語
サンマーク出版 2021.12
エレン・デ・フィッサー 芝瑞紀
FILO さんの評価:
P446 ほとんどの医師は、心のなかに、”墓地”をもっている。
今後オピニオンソースとして、読み返す価値あり。
P446 ほとんどの医師は、心のなかに、”墓地”をもっている。今後オピニオンソー...
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23. 周作人読書雑記 1
平凡社 2018.1
周作人 中島長文
FILO さんの評価:
P125 老年の書 「読書するのに千年前の古典に求めなければならないというのは、少々寂しいではないか。本を探すのはまことに難しい。」
P196 「大工の道具箱」ヒボン
「わたしの告白」エリス
「冬の蠅」永井荷風
「摂陽随筆」谷崎純一郎
「閑散礼賛」ラッセル
P125 老年の書 「読書するのに千年前の古典に求めなければならないというのは、...
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24. 生きるとは、希望をもつこと
草思社 2002.1
フランチェスコ・アルベローニ 著, 泉典子 訳
FILO さんの評価:
若者向け、広く浅いエッセイ
P196 解決法は、思いがけないとき、まったく違うことをかんがえていたとき、あるいは、睡眠や散歩 の最中に見つかることもある。
受け取ることより与えることを、つねに念頭に置いて生きなければならない。
P204 移植は、単なる手術ではなくて、ひとつの神秘的な関係を気築くことであり、そこには救いのた めの聖体拝領のような意味があるのだ。
若者向け、広く浅いエッセイP196 解決法は、思いがけないとき、まったく違うこと...
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25. 失われた絵画を再生する デジタル技術を用いた復元への挑戦
中央公論美術出版 2024.3
木下悠
FILO さんの評価:
技術的なことは皆無に等しい
対象に対するアプローチ
画材に対する知識
P205 (123) からテクニックについての記述ありの可能性
P217 「絵を描きに出かけるときは、~、どんなものであれ忘れてみることだ。~、正確な色と形とをあなたに見えるままに、それがあなたの目の前の光景の純真(naive)な印象を与えるようになるまで、描きなさい。」
大学の概論イントロダクションの感
技術的なことは皆無に等しい対象に対するアプローチ画材に対する知識P205 (12...
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26. ガザに地下鉄が走る日
みすず書房 2018.11
岡真理
FILO さんの評価:
P41 「海と大陸」エマヌエーレ・クリアレーゼ、2011イタリア
「海は燃えている」ジャンフランコ・ロージ、2016イタリア
P131 過去は純粋に過去ではなく、過去の中に現在が胚胎され、現在の中に過去が反復されているから だ。その一部だけを独立した出来事であるかのように切り取って語ること、追悼することはできない。
P185 「パレスチナから報告します 占領地の住民となって」アミラ・ハス2005筑摩書房
P41 「海と大陸」エマヌエーレ・クリアレーゼ、2011イタリア 「海...
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周作人 中島長文
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フランチェスコ・アルベローニ 著, 泉典子 訳
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