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レビュー一覧 (11件)
ヒグじいさんの投稿レビュー/池田市立図書館
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1. 謀略法廷 上
新潮文庫 ク-23-25 ジョン グリシャム‖著 白石 朗‖訳
新潮社 2009.7
ヒグじい さんの評価:
公害賠償責任を問う裁判を題材に、地方の名もお金もない市民のため若い夫婦二人の弁護士が大企業に闘いを挑むと言う内容なのでどのような戦いになるのか、結果はどうなるのかと読んだのです。大企業が豊富な資金源を基に大規模な法律事務所を使い、隠ぺい工作なども含む法廷闘争をしたにもかかわらず、陪審員裁判で原告に負けると言う前段まではよかったのですが、被告企業が上訴し、州最高裁判所での裁判になると、企業側はさらに膨大な資金を投じて原告棄却という結果を勝ち取ってしまったのです。作者は現実の世界を暴くつもりだったのかもしれませんが、読む側として、どろどろとした現実に疲れている僕としては、小市民が、正義を願う人たちが勝つという小気味よい結果を期待していたので、読後はさらに気が重くなってしまったのです。
公害賠償責任を問う裁判を題材に、地方の名もお金もない市民のため若い夫婦二人の弁護...
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(1人)
2. ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器
創元推理文庫 Mア14-3 ポール アダム‖著 青木 悦子‖訳
東京創元社 2019.11
ヒグじい さんの評価:
推理小説としては平均点かもしれないけど、イタリアとノルウェーという気候風土や人間性の違いを感じさせ、時にクスッとさせることもあって最後まで楽しませてくれた。
推理小説としては平均点かもしれないけど、イタリアとノルウェーという気候風土や人間...
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(1人)
3. 米中開戦 1
新潮文庫 ク-28-53 トム クランシー‖著 マーク グリーニー‖著 田村 源二‖訳
新潮社 2014.1
ヒグじい さんの評価:
自分の身にも起こりかねないサイバー攻撃、その国対国レベルでの応酬があることは知られていますよね。でもこれを小説に組み込むのはかなりの知識が必要だと思いますが、それだけでなく最新のジェット戦闘機での空中戦、地対空の攻防など読む方がくたびれるほど緻密な記述に引き込まれ、1から4巻まで一気に読んでしまいました。
自分の身にも起こりかねないサイバー攻撃、その国対国レベルでの応酬があることは知ら...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
4. 光の山脈
角川春樹事務所 2003.12
樋口明雄 〔著〕
ヒグじい さんの評価:
現代社会の課題をいろいろと考えさせる小説だ。課題が重いので最初は取っ付きにくい感じがしたが、我慢して読み進むうちに段々引き込まれていった。課題は重いが、結末は工夫してあるのでひきづることなく読み終わるることができた。
現代社会の課題をいろいろと考えさせる小説だ。課題が重いので最初は取っ付きにくい感...
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(7人)
5. 世界のはての少年
ジェラルディン マコックラン‖著 杉田 七重‖訳
東京創元社 2019.9
ヒグじい さんの評価:
話の進め方などにちょっと児童書的なところがあるが、内容は大人というか老人の私が読んでも書物として十分楽しめた。 というか、児童には少し難しいかもしれませんね。
数々の苦難を乗り越えた後に知らされる現実、そしてその後の結末。 初めての著者だったので、著者あとがき、訳者あとがきまで読んでしまった。
話の進め方などにちょっと児童書的なところがあるが、内容は大人というか老人の私が読...
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(1人)
6. 謀略の都 上
講談社文庫 1 ロバート ゴダード‖著 北田 絵里子‖訳
講談社 2017.1
ヒグじい さんの評価:
第1次世界大戦の和平会議が行われているパリを舞台に、外交交渉の裏で暗躍する者たち。
なんとこの小説は、本書上下だけでなく、「灰色の密命」「宿命の地」各上下と6冊で完了する長編なんです。ゴダードらしく、正確な史実、社会背景の上に物語が展開していくので面白いし、途中で止めるわけにもいかないので最後まで読み切ったけど、やや疲れました。
第1次世界大戦の和平会議が行われているパリを舞台に、外交交渉の裏で暗躍する者たち...
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(6人)
7. コードネーム・ヴェリティ
創元推理文庫 Mウ24-1 エリザベス ウェイン‖著 吉澤 康子‖訳
東京創元社 2017.3
ヒグじい さんの評価:
日記を読むような形で話が進むので最初は少し戸惑うけど、読むうちに物語に引き込まれていきます。二人の女性の友情なんてものでは表せない”愛”が故に厳しい結末となるのだけど、平和ボケした日本人の僕には厳し過ぎる現実が戦時中にはあったことを想像させる小説です。 フィクションの小説だけど、多面にわたって事実を調査確認して書かれていると感ぜられ、現実にあったことのように思うのだけど、それゆえに悲しい、おぞましい気持ちにもなったので、他の人に薦めるべきかな?とも思ってしまったのです。
日記を読むような形で話が進むので最初は少し戸惑うけど、読むうちに物語に引き込まれ...
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(1人)
8. 今ふたたびの海 上
講談社文庫 ロバート ゴダード‖著 加地 美知子‖訳
講談社 2002.9
ヒグじい さんの評価:
初めてゴダードの作品を読みました。中世のイギリスやオランダその他の国の政情、世情、地理に関する知識の上にフィクションが構築されています。 その分登場人物も多く、都市間の移動や都市内での動きに付いていけないところがあるが、歴史書みたいな面白さもあって楽しく読みました。エンディングがやや甘いかなと思いますが、他のゴダード作品も読んでみたくなりました。
初めてゴダードの作品を読みました。中世のイギリスやオランダその他の国の政情、世情...
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(1人)
9. キル・リスト
フレデリック フォーサイス‖著 黒原 敏行‖訳
KADOKAWA 2014.5
ヒグじい さんの評価:
読む前は「キル・リスト」という表題に、本当にフォーサイスの作なのかな?という感じを持ったんですが、読み始めるとがっちり彼の世界に引き込まれてしまった。 組織的なテロというのは殆どなくなったようだけれど、巻末に訳者が書いているように”ホームグロウンテロリズム”と言われるテロは未だに散発してますよね。如何にもテロリストでございという風貌で海外からやって来たらすぐマークされるでしょうが、その街で育った人がインターネット在宅教育で精神を感染させられ起こすテロ事件は、コロナ感染症のような恐ろしさがありますね。その命題に着目したのがこの小説で、さすがはフォ-サイスと思ってしまいました。
読む前は「キル・リスト」という表題に、本当にフォーサイスの作なのかな?という感じ...
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(35人)
10. 慈雨
柚月 裕子‖著
集英社 2016.10
ヒグじい さんの評価:
読み始めると先が知りたくて2日で読んでしまった。
ただ、主人公「神場」と共感できないところがあって、評価マイナスになってしまった。
読み始めると先が知りたくて2日で読んでしまった。ただ、主人公「神場」と共感できな...
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