甲斐市立図書館

パソコンで文章を書くことは当たり前。だが、その機能を使って「より速く、正確に書く」「発想を手助けする」などで、仕事力を高めることができる。これが、著者の言いたいことだろう。ノウハウの一部はすでに活用している機能だが、日本語変換がなるべく漢字に変換したがることは、気づかなかった。パソコンなどのデジタル機器とのつきあい方を通じて、自分の仕事を見直してみるべきと考えさせられる。「そもそもことばとはクラウドであり、言葉を覚えるのは自分の頭脳というパソコンにダウンロートするようなもの」という著者のことばどおり、今一度デジタル機器とのつきあい方を見直し、思考力や発想力を高めていく工夫が重要であろう。まずは、１秒でも思考時間をムダにしないように、ポインターの色を変換することから、始めることとしよう。

パソコンで文章を書くことは当たり前。だが、その機能を使って「より速く、正確に書く...

碧野作品、初読みです。女性店員が、半年後につぶれる書店をなんとか継続させようと頑張る話です。主人公の二人の店員だけでなく、アルバイトの女性などみんなでアイデアだしながら、頑張る姿がすがすがしいです。近頃は男性よりも女性のほうが仕事に取り組む姿勢など前向きだと感じているのを、裏付けるストーリ展開です。

碧野作品、初読みです。女性店員が、半年後につぶれる書店をなんとか継続させようと頑...

１巻の力士シールや組織的な犯罪が、ハイパーインフレや結末につながっていく様はびっくり。最後まで、結末が読めなかったので、ワクワクしながら読み通せた。誰一人死なないし、暴力的なシーンとかが全くないのも、新鮮な感じがしてよかった。

１巻の力士シールや組織的な犯罪が、ハイパーインフレや結末につながっていく様はびっ...

海外出張時、夜の暇つぶしに読んだ本。一冊完結ものかと思ったら、「万能鑑定士」凜田莉子が生まれるまでの経緯とハイパーインフレという事件(？)の導入で終わり。既に映画化されているが、まさにタイトルどおりヒロインの万能鑑定ぶりがすごい。早く続きを読むことにしよう。

海外出張時、夜の暇つぶしに読んだ本。一冊完結ものかと思ったら、「万能鑑定士」凜田...

村上春樹が訪れた世界各地の紀行文。この手の本は、読み終わった後に思わずその場に行きたくなるのだが、個人的にはあまり印象に残らなかった。著者の感性が、自分には少し合わないところがあるのだろう。とはいえ、シーズンを外した観光地の姿が垣間見れて、一度は訪れたいと思ったのも事実である。

村上春樹が訪れた世界各地の紀行文。この手の本は、読み終わった後に思わずその場に行...