子門さんのブックリスト / 筑前町図書館

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321. 少年時代 下
ロバート R マキャモン‖著 二宮 磬‖訳
文芸春秋 1995.3
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322. ナイトランド 
原書房 2002.6
ウィリアム・ホ−プ・ホジソン 荒俣宏
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323. 運命の絵
中野京子と読み解く もう逃れられない 中野 京子‖著
文藝春秋 2019.1
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324. ヴィクトリア朝珍事件簿 19世紀絵入り新聞が伝える, 猟奇事件から幽霊譚まで
原書房 1998.8
レナード・ダヴリース 編, 仁賀克雄 訳
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325. 図説切り裂きジャック
ふくろうの本 仁賀 克雄‖著
河出書房新社 2001.5
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326. 残酷な童話 
論創社 2007.10
チャールズ・ボウモント 著, 仁賀克雄 訳
子門 さんの評価:
才能ある作家さんたちの中で、いくつもの傑作を上梓してのに夭折してしまった
そんなケースがけっこうあったりする。
構想半ばの作品をのこし逝かざるをえない作家本人の無念さはいかばかりか。
そんな作家の愛読者たちも寂寥感を禁じ得ないものがある。

チャールズ・ボウモント。この作家さんもそんな悲しいケース。
かのレイ・ブラッドベリにその才能を認められた逸材。
サイエンス・フィクション、ホラーをはじめとし、多方面の分野の作品、人気ド
ラマの脚本を手がけるなど将来を嘱望されたのであるが、その作家生活もわずか
十二年で終わりを告げる。
アルツハイマー病の発症により、1967年38歳の若さで死去。

本書はそんな作家の1950年代の作品集。
時事問題や当時の風俗に題材をとった作品は、さすがにピンこない箇所もあるの
だけど、人間の根源にねざした恐怖などは、じわりとした感じでもって読者に迫
るものがある。その才能の大きさにくらべ、本人に与えられた寿命の短さを思う
と慚愧に堪えない。

才能ある作家さんたちの中で、いくつもの傑作を上梓してのに夭折してしまったそんなケ...

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327. シェイクスピアの密使
ゲアリー ブラックウッド‖著 安達 まみ‖訳
白水社 2005.3
子門 さんの評価:

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328. 図説本の歴史
ふくろうの本 樺山 紘一‖編
河出書房新社 2011.7
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329. JAGAE
織田信長伝奇行 夢枕 獏‖著
祥伝社 2021.6
子門 さんの評価:
本書のタイトル、なんとも異様な響きをもっている。
通常の国語辞典等には載ってはいない。
本文にもあるごとく、太田牛一「信長公記」中、「蛇がへの事」がその出典。

「爰に希異のことあり。尾州国中、清洲より五十町東、佐々蔵人佐居城、比良の
城の東、北南へ長き大堤これある内、西にあまが池とて、おそろしき蛇池と申し
伝へたるいけあり(後略)」桑田忠親校注 新人物往来社 1997

とにかく件の蛇池の傍で、近在の住人、某又左衛門がひとかかえもありそうな大
蛇を目撃した。それを聞き付けた信長が家来を伴い彼の地に赴き、動員した村人
たちに命じ、池の水を掻き出させ、七分くらいの水量になった時点でもって、自
ら池に潜り大蛇を探したが見つからなかった。次に水練上手な家来にも潜らせた
のだが、結局大蛇は発見できず、信長は清洲へと帰還した・・・。

およそそんな内容の記事なのだけど、その行間からなにか慄然とするモノが感じ
とれはしないだろうか?
当時の人々にしてみれば、ひとかかえもある大蛇なら、畏敬の対象として、山の
神等の扱いで祭り上げる・・・なら理解できもする。
が、信長はその棲むテリトリーと思われる池を浚って、その目でもって存在を確
かめようとしたわけである。
その心性、心のありようときたら、まさに「異質」「異形」というしかない。
信長という人、「尾張のうつけ」として有名だったそうだけど、根拠としてこう
いうところに原因があったのではないか。
この記事に触発され、夢枕獏氏が異形な心の主である信長の物語を書き上げたの
も理解できる気がする。
で、その異形な信長に、これまた戦国の魔人たる飛び加藤が絡んでくる!
たしかにコレで面白くならないハズはない。
コロナ禍の日々に倦んだ僕の心が癒やされた一冊であった。
お薦めする次第である。

追記
「信長公記」の作者、太田牛一は、この記事の冒頭で「希異のこと」と記して
いる。普通、大蛇のことと解するのが自然であろうけど、ひょっとしたら、信
長の心の持ちよう、あり方の異様さを指摘していた、のかも?
そんな風にも考えてしまった。むろん、家来としては主君である信長のことを
いくらなんでも「希異のこと」などと評するワケにはいかないのは当然。
だからココは大蛇になすりつけたのだけど、案外、同時代の知人たちはこの記
事を読んだとき、その真のイミに気がついたのではないか、そんな気もしたの
だけど、どんなものだろうか?

本書のタイトル、なんとも異様な響きをもっている。通常の国語辞典等には載ってはいな...

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330. 本を読む少女たち
ジョー、アン、メアリーの世界 子どもと本 2 シャーリー フォスター‖著 ジュディ シモンズ‖著 川端 有子‖訳
柏書房 2002.9
子門 さんの評価:
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