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天地ダイアリー
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Item Status
竜王図書館 <1021023310>
Available / 2F棚1.窓/ヤングアダルト / / /913/サ/YA / None
敷島図書館 <420609067>
Available / ヤングアダルトコーナー / / /913/サ/YA / None
双葉図書館 <2820540017>
Available / ヤングアダルト / / /913/サ/YA / None
Detailed Information
ISBN-10 4-577-04698-2
ISBN-13 978-4-577-04698-2
Title (Kana) テンチ ダイアリー
Author (Kana) ササキ アリ
Series Name (Kana) フレーベルカン ブンガク ノ モリ
NDC 913.6
Price ¥1400
Publisher (Kana) フレーベルカン
Size 20cm
Number of Pages 212p
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Abstract 木下広葉、潮風第一中学1年A組。マスクをしないと家から出られないぼくは、スクールカーストのなかで下層にいる。淡々と作業をすればよさそうな栽培委員会に入ったけれど、そこは個性的なメンバーばかりで…。
Author Profile 出版社勤務を経てフリーランスの編集記者に。仕事と育児のかたわら、児童文学の創作にいそしむ。「おならくらげ」でひろすけ童話賞受賞。他の著書に「ぼくらがつくった学校」など。
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マスクをとった素顔がいいよ!!
(2018/12/28)
図書館(中高生・ヤングアダルト向け)/甲斐市立図書館
マスクがないと学校へ行けない木下広葉(ひろは)は中学1年生の男の子。転勤族の家庭に生まれた彼は、クラスの中を上層中層下層とランク付けをし、周りの人々を観察し、自分は下層と位置づけ、なじめずひっそりと無難に過ごす方法を見出し生きています。広葉は、委員会活動は全員参加という決まりの中で、目立たない栽培委員会に入ります。題名にもなっている「天地」とは、土を上下ひっくり返し空気を入れていい土壌を作る作業を言います。広葉は、学級担任で栽培委員会担当の早川先生、そして栽培委員会の先輩や友達とのかかわりのなかで、花や植物を育てる事への試行錯誤と同様に、自分の殻を少しずつときはなし、友達との関係に一歩踏み込み、今まで気づかなかった自分自身を発見していきます。主人公広葉を中心に、彼の心の声と友達との葛藤を描きながら、植物の成長がシンクロしています。マスクがなくても学校に行けるようになった広葉は「今でもぼくは自分を守ることで精いっぱいだ。けど一歩だけ自分の枠から外に出てみたいと思った。植物栽培は相手を知らなければ育めない。たぶん友だち関係も同じだろう。相手を知ろうとすることと、心を開いて自分を知ってもらう努力をしないと親しい関係なんて気づけない」。広葉がマスクをとって学校へ行き、友達から「マスクないほうがいい」と言われドキドキする場面は、よかった-とほんとに思います。繊細な心がほんのちょっとしたことで一喜一憂する彼らに、大丈夫ってエールを送りたいと思います。
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2022年学年別おすすめ本(中・高校)
(2022/07/04)
図書館司書/津島市立図書館
木下広葉は、マスクをしないと家から出られない。引越し先の中学で、栽培委員会に消極的な理由で立候補する。学校や仲間うちのルール、スクールカーストのなかで、同じ委員会の菊池さんや、顧問の早川先生など、個性の強いメンバーと共に、広葉は土壌整備から植物を育てるなど、様々な体験をして成長していく。

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