テレビコマーシャルでの凛として愛らしい笑顔が、まだ記憶に新しい山下弘子さん。「今を生きること」それがどんなに大切なことかを、改めて彼女は教えてくれます。「がんばれないときもたくさんあります。そのときはいったん立ち止まって、自分の周りに目を向けてみると『めぐまれている』」（彼女の講演のスピーチの下書きメモより）ここに気づけるか気づけないかが、人が幸せになれるかどうかの最大のポイントなのでは？と感じました。この本のジャンルはノンフィクションですが、一人の女性の伝記としても読める一冊だと思いました。