札幌に暮らす小学三年生のわたしは、３歳の頃から入退院を繰り返しています。ある日、病室のベッドで横になっているとき、ふだんと頭の向きを逆に変えてみると、備えつけのテーブルの裏に、たくさんの言葉が書きこまれていることに気づきました。それは、このベッドで同じテーブルを使ってすごした「先輩」たちが、「ひとりじゃないよ」とわたしに語りかけてくれる言葉のようです。タイトルの「二平方メートル」は病室のベッドの大きさのこと。脳神経の難病を抱える小学生が書いた作文をもとにした絵本です。

①
・小学３年生の海音ちゃんは、生まれながらの病気で入退院を繰り返している。どうして自分だけが病気なのか…。ある日、海音ちゃんは病室で大発見をする。「子どもノンフィクション文学賞」大賞受賞作品に、はたこうしろうが絵をつけた奇跡のコラボレーション。
・後書きに、[この本ができるまで]が書いてある。
・[https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/801/]:いろんな情報が記載されている。
・適齢は、6歳か?!
②
・私も入院したが、治る病気だし7か月の短い期間だ。
・「海音」ちゃんは、小学3年の時に書いた作文。　私がその時には、こんなにいろんなことを考えることはしなかった。
・すばらしい小学生に、涙が止まらない。
・今は、中学生。どんな暮らしをしているか、知りたい。