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甲斐市立図書館
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レビュー一覧 (3件)
yurayuraさんの投稿レビュー/甲斐市立図書館
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図書
(10人)
1. 方舟を燃やす
角田 光代‖著
新潮社 2024.2
yurayura さんの評価:
苦しさも感じながら読んだ
同じ時代を生きていても「出来事」をどう認識するかは人それぞれ
各自が認識してしまったものは、持って生まれた性質と育った環境ゆえか簡単には変えられない
二人の主人公それぞれに共感する
私も、ある程度食べ物に気を配り、仕事を休まないためにと長子に受けさせた任意の予防接種の副反応の重さ以降予防接種をめぐり保健師ともやり合った
食事への気配りや信念を共有できる人はほとんどいなかった
親族との関係も色々気にした
が、それとて私の「思い過ごし」や「重い誓い」かもしれぬ
人それぞれ、「思い」「信念」「認識」は違う
他者を想像しても、私の「思考」の範囲は越えられない
逆に、私の「重い」は共感されることはないかもしれない
それでも、自分を信じ、少しの共感を、他所の「思い」の「発見」を支えに生きていくんだな・・・と思う
苦しさも感じながら読んだ同じ時代を生きていても「出来事」をどう認識するかは人それ...
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(1人)
2. 遺伝子が語る免疫学夜話
自己を攻撃する体はなぜ生まれたか? 橋本 求‖著
晶文社 2023.12
yurayura さんの評価:
興味深い。遺伝子レベルで免疫、自己免疫疾患と感染症との関係等をわかりやすく親しみやすく解説してくれている。新型コロナをも含めた免疫と関わる遺伝子を見ていく過程で、人類史までもが語られている。楽しくワクワク読み進めた。まさに「夜話」。そしてストンと腑に落ちる。「清潔志向」になりがちな現代社会における免疫の観点からの生活指針もある。1冊で3倍楽しい、得をした気分。
興味深い。遺伝子レベルで免疫、自己免疫疾患と感染症との関係等をわかりやすく親しみ...
図書
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(1人)
3. 柳沢幸雄先生の空気の授業
化学物質過敏症とはなんだろう? 柳沢 幸雄‖著
ジャパンマシニスト社 2019.4
yurayura さんの評価:
著者は出版時、開成中学高校校長。東京大学名誉教授。
人は1日に1.5kgの空気を吸う。その空気が数えきれない種類の化学物質で汚染されている。
「香害」とも言われているが香料による被害。
その香料を包む包むマイクロカプセルの主原料イソシアネート。肺胞まで届く。微量でも毒。
農薬も。。。。
化学物質にどう対応していったらよいかも具体的。
シンプルなかわいいイラストが愛らしく、科学的でありながら(あるからこそ)とても読みやすい。人は生きてる限り呼吸する。その空気の実態を知ろう!
発症者には自分に起きていることが整理できる。
そして、発症していない方にぜひ読んでもらいたい。予防に勝る対処法はない。
著者は出版時、開成中学高校校長。東京大学名誉教授。人は1日に1.5kgの空気を吸...
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