甲斐市立図書館

九州の片田舎の施設で育った男。実の母親を探すうちに女たちの世話をしながらいつの間にか歌舞伎町の顔となっていた。妻を自殺に追いやった男たちへの復讐、中国からの出稼ぎの李雪蘭の為の偽装結婚の世話などを軸に話は進んでいく。実の母親とは。いつも感じていた視線とは。終盤明かされる事実は、あまりも悲しく切ない。

九州の片田舎の施設で育った男。実の母親を探すうちに女たちの世話をしながらいつの間...

今回も天久鷹央医師と小鳥遊優医師が霊能力者やゴミ屋敷の住人、そして二人の勤める病院の看護師、相馬若葉からの相談に大活躍。いつもはほぼ独断で解決してしまう鷹央だが相馬若菜の問題だけは、鷹央は小鳥遊に任せてしまう。なぜなのか。
医療ミステリーがとっても面白い。

今回も天久鷹央医師と小鳥遊優医師が霊能力者やゴミ屋敷の住人、そして二人の勤める病...

事故死した兄夫婦の子供ミチル４歳を預かることになった２８歳の皐月。半分作家の独身生活が一変する。今まで食べた事もない朝ごはんを作ることから始まる。作中には朝ごはんレシピもしっかり書きこまれていて、思わず作りたくなってしまう。ミチルのささやかな言動から、次第に解き明かされていく背景。それに伴うミチルの成長。ミチルの今後が知りたくなってしまう。

事故死した兄夫婦の子供ミチル４歳を預かることになった２８歳の皐月。半分作家の独身...

ひょんなことから飼うことになった元のらねこのナナと飼い主サトルの物語。５年共に生活したが、ある事情から一緒に暮らせなくなるためナナため次の飼い主を捜すために一緒に旅に出る。人間の言葉がなんとなくわかるナナ。そのナナ目線で物語は進んでいく。映像を見ているような文章に引き込まれていく。
電車の中で読んでいたけど、途中から涙が止まらなくなってきてしまった。マスクしてたのでごまかせてよかった。ハンカチ必須です。

ひょんなことから飼うことになった元のらねこのナナと飼い主サトルの物語。５年共に生...

第１６回「このミステリーがすごい!」大賞作品。被疑者と別の事件の被害者のDNAが同じであった。健康食品の研究室が関わっているのか、誰が本当のことを話しているのか、ページをめくるたびに事件の有り様が変わっていく。最後の最後にようやく事件の全貌が明かされる。

第１６回「このミステリーがすごい!」大賞作品。被疑者と別の事件の被害者のDNAが...

天久鷹央と小鳥遊優の医療ミステリー第３弾。いいコンビであるが、今回小鳥遊が人事異動で解散の危機に。事件を解決すれば解散から免れると鷹央は事件に挑む。いつもいつも冷たく扱われている小鳥遊であるが鷹央との結び付きは深い。
この先の二人の活躍が楽しみ。

天久鷹央と小鳥遊優の医療ミステリー第３弾。いいコンビであるが、今回小鳥遊が人事異...

ちょっと変わった天才女医天久鷹央と部下の小鳥遊優のコンビが医療に絡んだ謎を解き明かす。リズムよくすいすい読める。
先にシリーズ２を読んでしまい、あわててシリーズ１に戻った。特に２から読んでも問題はなく、ますます魅力に取りつかれた。

ちょっと変わった天才女医天久鷹央と部下の小鳥遊優のコンビが医療に絡んだ謎を解き明...

第二次世界大戦時、イタリア海軍が神戸で捕虜になった。ジルベルトはその後武田尾で療養後も祖国に帰ることができず宝塚でイタリア料理店「リストランテアルモンデ」を開く。そして物語は７３年。息子のエリオ、孫の大樹へと続く。「人生で、予想できることが、ひとつだけある。それは、予想もしないことが起こるということだ」の言葉が響く。
宝塚に動物園、遊園地があった頃の風景が描かれていて心の記憶が浮かび上がった。

第二次世界大戦時、イタリア海軍が神戸で捕虜になった。ジルベルトはその後武田尾で療...

密かに東京お台場に建築された国営カジノ。そのオープニングセレモニーを武装集団が占領する。岬美由紀、嵯峨敏也、里見沙希など、お馴染みメンバーが大活躍。
２００３年の物語で当時はカジノ推進構想が一旦は収まった時期であったが、2021年の今、またまたカジノが蠢いている。はてさて、現実はどうなっていくのか。

密かに東京お台場に建築された国営カジノ。そのオープニングセレモニーを武装集団が占...

大阪千林商店街にあるキッチンリスボン。店主の世良陽人(ハル)は残り物には福があると近所の方が持ち込んだ残り物で美味しい物を作ってくれる。アルバイトを始めた笠原依は商店街で起きる様々なトラブルを通して人と繋がっていく。あまり知られていない世界史の出来事を絡めてハルがトラブルを解決していく。
ハルの作るレシピが載っているので、自分でも作ってみたくなる。

大阪千林商店街にあるキッチンリスボン。店主の世良陽人(ハル)は残り物には福がある...