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レビュー一覧 (9件)
Ariko Maruさんの投稿レビュー/真岡市立図書館
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図書
(12人)
1. 残り者
朝井 まかて‖著
双葉社 2016.5
Ariko Maru さんの評価:
こんな視点で江戸城明渡しの内情が描かれるとは⋅⋅⋅⋅。浅井まかての本にはいつも惹き込まれてしまう。全く知らなかったことに気付けるのもうれしい。
こんな視点で江戸城明渡しの内情が描かれるとは⋅⋅⋅⋅。浅井まかての本にはいつも...
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(1人)
2. 花のふしぎ100
花の仲間はどうして一斉に咲きほこるの?タネづくりに秘めた植物たちの工夫とは? サイエンス・アイ新書 SIS-133 田中 修‖著
ソフトバンククリエイティブ 2009.10
Ariko Maru さんの評価:
花の謎が次々解明され、2007年頃の内容ながら初めて知ることも多く、独りでへぇ、ほぉ、と感心しつつ一気に読めてしまった。小中学生にも読ませたい。
花の謎が次々解明され、2007年頃の内容ながら初めて知ることも多く、独りでへぇ...
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(16人)
3. あんじゅう
三島屋変調百物語事続 [三島屋変調百物語] [2] 宮部 みゆき‖著
中央公論新社 2010.7
Ariko Maru さんの評価:
三島屋の温かい人々に囲まれて、おちかが聞き捨てする不思議話。四話どれも心に残るが、特に「暗獣」の話には引き込まれ涙を誘われた。この語り口、現代の読み聞かせで大人に聞かせたい。
三島屋の温かい人々に囲まれて、おちかが聞き捨てする不思議話。四話どれも心に残る...
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(1人)
4. 梅雨ノ蝶
書き下ろし長編時代小説 居眠り磐音江戸双紙 さ-19-19 佐伯 泰英‖著
双葉社 2006.9
Ariko Maru さんの評価:
武士の暮らしがいかに苦しいか分かるこのシリーズ。その中にも武左衛門の後先考えなしのだらしなさに、これまで怒りに近い不快感をもっていたが、知らず知らずのうちに、彼の登場シーンで笑ってしまっている自分を発見。図太くなくては暮らしていけなかった武士の哀れさと、時の政治の理不尽さを考えさせられる。だがよく考えれば現代も同じ、安倍政権何とかしたいものだ。
武士の暮らしがいかに苦しいか分かるこのシリーズ。その中にも武左衛門の後先考えなし...
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(6人)
5. 卒業
雪月花殺人ゲーム [加賀恭一郎シリーズ] 東野 圭吾‖著
講談社 1986.5
Ariko Maru さんの評価:
「卒業」はS61年、作者28歳の時の作品。加賀恭一郎シリーズの1作目。だが文体、人物描写、トリック、専門知識の数々、どれをとっても現在の作品と遜色ない出来。加賀の性格、背後に漂う哀しさの理由の一片が窺える作品でもあり、シリーズを知り抜くために是非読んでおきたい。比較しても仕方ないが、自分が28歳の頃を思い起こし、2歳しか違わない東野との、あまりの差にやや自己嫌悪に陥ってしまった。
「卒業」はS61年、作者28歳の時の作品。加賀恭一郎シリーズの1作目。だが文体...
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(12人)
6. ビブリア古書堂の事件手帖 [1]-7
栞子さんと果てない舞台 メディアワークス文庫 み4-7 三上 延‖著
KADOKAWA 2017.2
Ariko Maru さんの評価:
7巻まで興奮しながら読んだ。栞子のような知識は一生かかっても得られる筈ないと思いつつ、三上さんの取材力に感服した。著者のことだけでなく本自体の歴史・エピソード・装丁まで膨大な知識。今後手に取った本をよく見つめるきっかけになったし、もっとたくさんの本を読みたいと思った。本の謎を追うストーリー展開も魅力。どきどきさせられて質の高いミステリーになっている。ぜひお薦めしたい作品。
7巻まで興奮しながら読んだ。栞子のような知識は一生かかっても得られる筈ないと思い...
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(13人)
7. ビブリア古書堂の事件手帖 [2-1]
扉子と不思議な客人たち 扉子と不思議な客人たち メディアワークス文庫 み4-8 三上 延‖著
KADOKAWA 2018.9
Ariko Maru さんの評価:
サブタイトル「扉子と不思議な客人たち」の扉子は栞子の娘、栞子さん登場の第1巻と同じタイトルになっているが、まだ幼い扉子が活躍できた・・・と言えるかどうか。今後扉子が栞子と同様に活躍するならうれしいけれど・・・スピンオフ感は免れない。それと1~7巻と異なり、出版に関わる会社が減ったせいか、映画化を急いだせいなのか、誤字が何ヶ所かあったのがとても気になってしまった。三上延さんの書こうとしたプロットは素晴らしいと思うが、再編集して扉子活躍の場を多く設定されたら、言うことなしです。
サブタイトル「扉子と不思議な客人たち」の扉子は栞子の娘、栞子さん登場の第1巻と同...
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(14人)
8. キネマの神様
原田 マハ‖著
文藝春秋 2008.12
Ariko Maru さんの評価:
最近はDVDやら、テレビでのデジタル放送やらでお茶を濁すことが多い映画。
昔はドキドキしながら映画館に行って、順番待ちをしたのに・・・・。映画館に行って映画を見ることの感動をまた思い出させてくれた作品。原田マハの作品では、絵画の見方も「なるほど」と思わせられるが、映画に関しても深かった!
最近はDVDやら、テレビでのデジタル放送やらでお茶を濁すことが多い映画。昔はド...
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(32人)
9. 楽園のカンヴァス
原田 マハ‖著
新潮社 2012.1
Ariko Maru さんの評価:
ミステリーの要素も多分に含んだ内容で、知らず知らずのうちに自分自身が絵画を見てみたいと思うようになった。ネットで小説に出て来る作品を調べ、細かい部分まで拡大して確認しながら読んだ。また、小説中の「劇中劇」ならぬ「話中話」とでも言うのか、“本当か?”と思わせられる内容の種もあり、たいへん興味深かった。実際に存在する世界中の美術館の様子も書かれており、できるなら美術館に行ってみたいとまで感じさせられた。
ミステリーの要素も多分に含んだ内容で、知らず知らずのうちに自分自身が絵画を見て...
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