甲斐市立図書館

忘れてしまいがちな基本的な振る舞い、正しい行動習慣を心掛けることで、上司や部下、顧客からの信頼を勝ち得て、結果を呼び込むことで「運気を高める」ことを説いている本。シンプルで簡単なことばかりだが、なかなか実行できないのが本当のところ。ひとつずつできるところから、実行していけばいいだろう

忘れてしまいがちな基本的な振る舞い、正しい行動習慣を心掛けることで、上司や部下、...

本書は、潜在意識の特性を理解し、セルフコーチングを応用することによって、苦労せず良い習慣を身に付けてい方法をまとめた一冊。まずは一つのことを習慣化することに集中する、性急に成果を求めない、頑張りすぎない、無理しないなど、苦労せずに習慣を身につけるスキルがいっぱいの本。習慣化の本はたくさんあるが、わかりやすく行動しやすい本である。

本書は、潜在意識の特性を理解し、セルフコーチングを応用することによって、苦労せず...

定年間近で年下の上司のもとについた主人公と、「よろず相談所」の老人の対話を通して、「本当の品格」について考える。 ストーリー仕立ての対話なので、スラスラと読める。どちらかというと、「自分の強み」を活かして人生の意義を考える感じ。主人公ほど有能ではないが、傾聴ぐらいはできるようにしたいと思った。

定年間近で年下の上司のもとについた主人公と、「よろず相談所」の老人の対話を通して...

「食堂のおばちゃん」の一子さんと旦那さんである孝蔵さんが食堂を始めたころの話。相変わらず、下町人情あふれる昭和ノスタルジックな展開とそこに登場するおいしそうな料理の数々。読んでいて心温まる(お腹はすくけれど)本です。

「食堂のおばちゃん」の一子さんと旦那さんである孝蔵さんが食堂を始めたころの話。相...

第15回小学館文庫小説賞受賞作品。深夜ラジオ番組への投稿マニア（ハガキ職人？？）である高校生のひと夏の話。さらっとと読めます。自己満足に近い投稿マニアが、偶然に投稿ライブに参加してから、悩みながらも少しづつ成長していく様がほほえましく感じる。爆笑とはいえないが、ラジオへの投稿も一つのお笑いだと思える作品です。

第15回小学館文庫小説賞受賞作品。深夜ラジオ番組への投稿マニア（ハガキ職人？？）...

前作に続き罪つくりな本です。思わず、レシピやお酒の情報をメモしてしまった。美音と要の淡い恋物語の進展を期待していたが、妹の恋人の両親が登場してきて、まずは妹のほうが先かと想像してしまう。続編もすぐに読みたいのだが、おいしい料理やお酒と同様、量がすぎると胸やけしそうで、しばらく間をおいて読むことにしよう。

前作に続き罪つくりな本です。思わず、レシピやお酒の情報をメモしてしまった。美音と...

本が好き、食べることが好き、飲むのも好きな自分にとって、なんとも罪作りな本である。おいしい料理とおいしいお酒、人間味あふれる下町風情。今すぐにも、「ぼったくり」に行きたいくらいだ。食べ物だけでなく、若き女主人の美音と要の恋物語も気になってしかたない。読み終わったあと、おいしいものが食べたくなること、覚悟して読んでください。

本が好き、食べることが好き、飲むのも好きな自分にとって、なんとも罪作りな本である...

現代のフリーター健太と、昭和１９年帝国軍隊青年の吾一が突然入れ替わる。設定としてはありきたりではあるが、価値観が全く違う時代にタイムスリップした二人が、戸惑いながらも、必死に元に戻ろうとする姿を通して、戦争とはなんだろうと考えさせられた本です。涙をさそう賢太の最後の生き様があるからこそ、吾一には幸せになってほしいと願わずにはいられない、青春物です。

現代のフリーター健太と、昭和１９年帝国軍隊青年の吾一が突然入れ替わる。設定として...

タイトルだけで手にとった本。想像通りの、ユーモアミステリーで気負わずに読めた。金なし、職なしという元刑事が、かつて逮捕したスリと探偵として活躍（？）する。刑事をやめさせられた原因となった脱税事件など、説明不足な点はいなめないが、あまり深く考えないで手にとれる本です。

タイトルだけで手にとった本。想像通りの、ユーモアミステリーで気負わずに読めた。金...

帯に書いてある通り、おかしくって奇妙なご近所さんを書いたちょっぴり懐かしく思えるユーモアたっぷりの短編集。文体もやさしくサクサク読めます。地獄耳で噂話好きのヤマカワさんや、近所中の嫌われ者ギンジロウなど、どこにもいそうなご近所さんが次から次へと登場して、自分もご近所のひとりのような気分になります。今は、こんな近所づきあいも、ずいぶん減り、良くも悪くも懐かしくなるのは歳をとったせい？と思える本です。

帯に書いてある通り、おかしくって奇妙なご近所さんを書いたちょっぴり懐かしく思える...