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レビュー一覧 (28件)
ママンナさんの投稿レビュー/池田市立図書館
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21. 覚えていない
佐野 洋子‖著
マガジンハウス 2006.8
ママンナ さんの評価:
著者は「100万回生きた猫」で有名な絵本作家ですが、エッセイストとしてもおもしろい文章をたくさん残しています。とにかく毒舌なんです。なんでも実名だし。でも共感できる。
この本は彼女が50代に書いたエッセイをまとめたものですが、「書いてある出来事を私は全部忘れていた。」と68歳の著者はおっしゃいます。それをタイトルにするなんてスゴイ!と思って借りましたが、同名のエッセイが含まれていました。
著者は「100万回生きた猫」で有名な絵本作家ですが、エッセイストとしてもおもしろ...
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(9人)
22. ビブリア古書堂の事件手帖 [1]-4
栞子さんと二つの顔 メディアワークス文庫 み4-4 三上 延‖著
アスキー・メディアワークス 角川グループパブリッシング(発売) 2013.2
ママンナ さんの評価:
ドラマを先に見て、本を読んでみたくなりました。
古書の世界の話なので、私がほとんど読んだことのない戦前の作家や小説がたくさん登場しますが、本文内解説が丁寧なので、読んだことがなくてもストーリーはわかります。ただ、だから登場する本を読んでみたくなるかというと、そこは微妙ですね。
後から原作を読んで、ドラマはかなり原作に忠実に作られていたのだとわかりました。ちょうどこの巻までがドラマのストーリーでした。この先どうなるんだろう?
ドラマを先に見て、本を読んでみたくなりました。古書の世界の話なので、私がほとんど...
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(11人)
23. 鴨川ホルモー
万城目 学‖著
産業編集センター 2006.4
ママンナ さんの評価:
京大生ではなかったけど、私も京都の国立大学生でした。だからあちこちに出て来る京都の風景や、ン十年前の学生生活などが懐かしくて。いや、実はそれこそがこの本を読んだ動機です。
ストーリーは昔の貧乏学生がバカやってる話です。京都だからこそ成り立つ怪しさをギャグで笑い飛ばしたファンタジー小説とでもいうか。映画化されていると知り、DVDを借りました。凡ちゃんがちょっと美人すぎた。でもCGのオニはかわいかった。
京大生ではなかったけど、私も京都の国立大学生でした。だからあちこちに出て来る京都...
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(6人)
24. いのちをいただく
みいちゃんがお肉になる日 絵本 講談社の創作絵本 坂本 義喜‖原案 内田 美智子‖作 魚戸おさむとゆかいななかまたち‖絵
講談社 2013.12
ママンナ さんの評価:
自然界の食べ物にはすべて命があり、それに感謝していただきましょうという、タイトル通りの内容です。感動して、というよりやっぱりかわいそうで泣けました。
それよりも、殺すまいと思っていた牛をつぶさなければ正月を越せない農家の現実や、解体業をしている親を「普通の肉やです」としか言えない子どもを取り巻く環境のほうが問題では、と思ってしまいました。
自然界の食べ物にはすべて命があり、それに感謝していただきましょうという、タイトル...
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(1人)
25. ジャーニー
女の子とまほうのマーカー 講談社の翻訳絵本 アーロン ベッカー‖作
講談社 2013.11
ママンナ さんの評価:
女の子が空想の世界に遊びに行くお話だと書評で読み、センダック氏の「かいじゅうたちのいるところ」のようなお話を想像していました。でも「かいじゅうたちのいるところ」は、男の子は最後に自分の部屋に戻ってきますが、このお話の女の子は、同じまほうのマーカーを持つ男の子とどこかへ行ってしまいます。
え、お母さんやきょうだいがいる世界に帰ってこないの?いや、それは読んだ人が自由に想像してください、ということかな。
女の子が空想の世界に遊びに行くお話だと書評で読み、センダック氏の「かいじゅうたち...
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(8人)
26. 想像ラジオ
いとう せいこう‖著
河出書房新社 2013.3
ママンナ さんの評価:
一読して赤川次郎さんの「あした」を思い出しました。「あした」が生き残った人間から死んでしまった大事な人への思いを描いたものだとすると、この小説は、思いがけず死んでしまった人間から生き残った大事な人への思いを描いたものです。共通するのは「こんなに突然会えなくなるとわかっていたら、もっと話しておきたい(聞いておきたい)ことがあったのに」という切ない思いです。DJの明るい語り口が、重いファンタジーを暗くならないようにしています。
一読して赤川次郎さんの「あした」を思い出しました。「あした」が生き残った人間から...
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(4人)
27. よふかしにんじゃ
バーバラ ダ コスタ‖文 エド ヤング‖絵 長谷川 義史‖訳
光村教育図書 2013.12
ママンナ さんの評価:
外国人のミステリー作家が描いた忍者の絵本、という書評にひかれて借りました。翻訳が関西弁で、なんともいいムードです。
ただイラストのほうは日本的というよりアジア的?着物姿のお母さんが、インドネシアの民族衣装のようにしか見えなくて…
欧米から見た日本のイメージって、アジアのほかの国々ときっと混同されているんでしょうね。
外国人のミステリー作家が描いた忍者の絵本、という書評にひかれて借りました。翻訳が...
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(6人)
28. ペコロスの母に会いに行く [正]
岡野 雄一‖著
西日本新聞社 2012.7
ママンナ さんの評価:
最初のエンドレスシアターに「あるある」と大笑いしましたが、ボケを笑い飛ばして介護を明るくしよう、というだけの漫画ではありません。
しばしば登場するお母さんの意識の世界、昔の記憶、あるいは亡くなったご主人との妄想場面がとても切ないです。若いころは酒乱で苦労させられたご主人なのに、「あの人に会えるならボケるのも悪くない」と言うお母さんに、泣きました。私もきっとそんな風になるだろうと思います。
最初のエンドレスシアターに「あるある」と大笑いしましたが、ボケを笑い飛ばして介護...
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