がんと診断されると、ふつうはこれからどうなっていくのか不安で押しつぶされそうになりそうだが、作者はメラメラと闘志が沸いたという。医学の進歩と人間の強さを信じ、子ども達にも授業を通して、がんは決して怖い病気ではないと包み隠さず伝えようとする精神力に脱帽。もし自分なら前向きにそう思えるのか、考えさせられた。(村)

がんと診断されると、ふつうはこれからどうなっていくのか不安で押しつぶされそうにな...

ネットやSNSは若者の殆どが使っているのではないでしょうか。いじめや恐い目にあったりした人はいませんか？　この本は英国で出版された本の訳本ですが、日本でも役に立つ本だと思います。ネットやSNSを使っている人には一読をお薦めします。いろいろなトラブルの対処法も書かれています。ネットやSNSはリアルな生活の補助的なツールにすぎないことを忘れず、使わない時間も取りながら注意して安全で楽しいネット生活を送りましょう。(千)

ネットやSNSは若者の殆どが使っているのではないでしょうか。いじめや恐い目にあっ...

表紙は、見ているだけで癒される笑顔いっぱいの著者の写真。89歳で自分の病院を開院した91歳現役女性心療内科医による人生の指南書です。忙しい方は、71の見出しの言葉を読むだけでも、きっと何かしら心の栄養を得られるはず。
著者の精神科医・産婦人科医・漢方専門医としての広い専門性と経験から、確かなアドバイスで読者の力になってくれるでしょう。（山）

表紙は、見ているだけで癒される笑顔いっぱいの著者の写真。89歳で自分の病院を開院...

益田ミリさんのエッセイ集です。思わずクスッと笑ってしまう話や、なんだか少し切なくなってしまう話など、読んでいると不思議とその情景が浮かんできます。こういう事あるよねと納得する場面もあり、共感できるお話がきっと一つはあるはず。短いエッセイが多いので、すき間時間にも読みやすいです。読み終えるとなんだか気持ちがほっこりします。(菜)

益田ミリさんのエッセイ集です。思わずクスッと笑ってしまう話や、なんだか少し切なく...

マンガ好きの方・料理初心者にもとても読みやすく、料理のネーミングセンスには思わずクスッとしちゃいます。材料・調味料を入れるタイミングまで細かく描いてあり、分かりやすいのも嬉しいです。忙しい主婦の味方レミさんの常識を覆すレシピの数々に目からウロコ。巻末にカラーのレシピページもあり早速作ってみたくなる本です。　(村)

マンガ好きの方・料理初心者にもとても読みやすく、料理のネーミングセンスには思わず...

まずこの岸田家、情報量がすごい。作者の弟はダウン症、母は半身不随で車いす、父は早逝し、祖母は認知症でタイムスリップ。そんな情報過多な家族に降りかかった怒涛の勢いの「もうあかん」な出来事を、作者・岸田奈美はどこか笑える文章で軽やかに綴っていきます。これを読んだ後だと、自分の身に降りかかる「もうあかん」も、岸田さんのように笑いながら乗り越えていけるような気がする、読んだ人の背中を力強く押してくれる一冊です。　(沙)

まずこの岸田家、情報量がすごい。作者の弟はダウン症、母は半身不随で車いす、父は早...

ペットと暮らせる老人ホーム「さくらの里山科」。入居者が飼っていたり、保護された犬猫が一緒に暮らしています。この施設では、人と犬や猫が、最期の時まで互いに寄り添います。そこには、穏やかで幸せな時間が流れており、深く心が動かされました。著者は、『盲導犬クイールの一生』を書いた石黒 謙吾さん。多くの写真とともに綴ったエピソードは感動必至です。まだまだ珍しいこのような施設が全国に広がることを願います。（口）

ペットと暮らせる老人ホーム「さくらの里山科」。入居者が飼っていたり、保護された犬...

何て魅力的なタイトルなのでしょう。「ホントに？」「どうやって？」
女性応援作家"垣谷美雨”の短編4編集。読みやすく、読後の爽快感は抜群！
しかも、勇気と温かさも頂けます。体のゼイ肉は、実は心のゼイ肉でもあったのです。
この一冊から、必ず"垣谷ワールド”に取りつかれる事、間違いなし。
姉妹編『あなたの人生、片づけます』もお薦めです。(山)

何て魅力的なタイトルなのでしょう。「ホントに？」「どうやって？」女性応援作家"垣...

主人公･侃(カン)が部活に恋愛にと充実した高校生活を送る第1部と、ある出来事をきっかけに友人や学校生活と距離を取るようになった侃が祖父の住む島に身を寄せ、自分自身や友人と向き合っていく第2部で構成された青春小説です。
侃、父、祖父が活字中毒ぎみなため、作中、本のタイトルや文章の引用がいくつも登場します。読み終わったら作中に登場した本や引用された文章を調べてみるのも楽しいです。(香)

主人公･侃(カン)が部活に恋愛にと充実した高校生活を送る第1部と、ある出来事をき...

「感覚過敏」と「感覚鈍麻」について詳しく書かれている1冊です。今まで｢感覚｣について深く考えたことがありませんでしたが、各エピソードを通して、感じ方は人それぞれ違うということや、感覚によって日常生活を送りにくいと感じている人がいることをはじめて知りました。まずは｢こんなふうに感じる人がいる｣と知ることが大事だなと思います。(菜)

「感覚過敏」と「感覚鈍麻」について詳しく書かれている1冊です。今まで｢感覚｣につ...