甲斐市立図書館

故郷に帰り在宅医療に係わることになった62歳の女性医師。
救急医療の現場経験を生かして、小児がんの看取りやら先進医療の
コーディネートまでと幅広い現在の医療を浮き彫りにさせる。
果ては死を待つだけになった父親から安楽死の依頼を受けるが・・
命の深淵に迫るテーマは素晴らしいが、果たしてこれだけのスタッフを抱えて経営的にどうなのか、
理想と現実のギャップにもツッコミが欲しかった。

故郷に帰り在宅医療に係わることになった62歳の女性医師。救急医療の現場経験を生か...

鴻上さん結構真面目な方なんですねぇ。
てっきり体裁のいい八方美人的な答えが用意されてる
かと想像していたのですが、いくつかの具体的な解決策を
真摯に提案している。
ＴＶで見る一寸チャラっとした印象と違い好感が持てました。
なかなかやるなぁ。

鴻上さん結構真面目な方なんですねぇ。てっきり体裁のいい八方美人的な答えが用意され...

森沢ワールド全開のハートウォームな一作。
大胆に端折って言えば幼馴染に子供の頃に受けた恩を
大人になって内緒で返すという・・
思いがけないラストにもう涙が止まらない。
ストーリー展開が相変わらずうまいなぁ。
参った！

森沢ワールド全開のハートウォームな一作。大胆に端折って言えば幼馴染に子供の頃に受...

それぞれの中年の中学教師が抱えている問題を
自分の子供の時や、若い時分の経験を踏まえながら
苦悶しながら対処を見出して行こうとする短編集。
作者自身が教師だったこともあり、生徒の内面や心情が
リアルに描かれていて興味深い。
多分作者は優しいいい教師だったんだろうな。

それぞれの中年の中学教師が抱えている問題を自分の子供の時や、若い時分の経験を踏ま...

弘兼兼史、私と一緒の1947年生まれの団塊世代、
基本的な考え方がほとんど近いのは同年代ゆえか。
漫画界の売れっ子、重鎮だがライフスタイルは庶民に近い。
死ぬまで働くといいつつ、「まぁいっか、気楽に生きようよ」という老年の人生指南書。楽しく気楽に読めます
ただ実績に裏づけられた奥深い考え方が随所にみられるのはさすが。

弘兼兼史、私と一緒の1947年生まれの団塊世代、基本的な考え方がほとんど近いのは...

作家と編集者が章を区切って、交互に1人称での語りのなかで一冊の本を作り上げていく話なのだが、「フーン小説ってこんなふうに作られるんだ！」っていう読者にとって新鮮な発見もある。
しかし、何といっても文中の作家が実によく描かれている。多分著者の等身大（私小説？）だろうと思われる生き方が実に好感が持てる。
納豆とキムチと豆腐が大好きな所なんか大好きです。私も毎朝これなので思わず感情移入しちゃいました。
編集者の人物設定も秀逸。

作家と編集者が章を区切って、交互に1人称での語りのなかで一冊の本を作り上げていく...