甲斐市立図書館

70年代の「おとめちっく少女マンガ」の代表に必ずあげられるが、それが図書館で読めるとは思ってませんでした。カラー原稿・イラストが入っているのが貴重です。
個人的には、この巻掲載の70年代後半の作品が特に琴線にふれるものが多いです。
ただ今回のベストセレクションには以下の名作が入っていないのが不満。未読の方は是非読んで欲しい作品です。
「林檎ものがたり　Ⅰ～Ⅲ」
「ローズ・ラベンダー・ポプリ」　

70年代の「おとめちっく少女マンガ」の代表に必ずあげられるが、それが図書館で読め...

2022の年末に出版されたが、業界の方々よりあまりに間違いが多いことが指摘され、数カ月で販売中止になったという事で話題になった本です。（間違い、ということ以上に業界へのリスペクトが非常に低いことも反感を買ったのだと思えます）
そういう経緯もあり、図書館で読めてありがたいです。

ルビのつけ方や、文体が低学年向きなので「知ったかぶりしているおじいちゃんが、聞きかじった知識を、いい加減な根拠で小学生に説明している」感じ。構成も、思いつきで書いているのか年代や話題があちこち飛んだり、特定のゲーム・会社に偏ってたりで大人が読むには少しつらい本でした。
こういう本で写真や図・グラフが１枚も使われおらず、全てテキストだけで説明しているのも驚きでした。

何が間違っているかは、ネット上に大量に指摘されているので、本書を読んだ後でそれらを見てみるのも面白いかも。

2022の年末に出版されたが、業界の方々よりあまりに間違いが多いことが指摘され、...

60年代初期の作品から2020年台までの作品やその思惑、動向、背景などを幅広い資料を基に説明されていて、未読の作品にもいろいろ興味がでてきます。
ただ、ポーシリーズ以前の初期作品については一読してからこの本を読まれる方がわかりやすいようです。
2022年現在、合志市には「マンガミュージアム」があり、かなりの作品をここで探すことができるので活用されてはいかがでしょう。

60年代初期の作品から2020年台までの作品やその思惑、動向、背景などを幅広い資...

本文中の後半に出てくる竹宮恵子氏の本は「少年の名はジルベール」(2016)を指していますが、この本も併せて読むと、両者が互いの才能を最高に称賛しながらも自己嫌悪に陥ってしまう悲劇を感じます。萩尾望都さんのトラウマは相当なもののようですし、本人の希望通り穏やかな日常がもどってきて欲しいものです。

本文中の後半に出てくる竹宮恵子氏の本は「少年の名はジルベール」(2016)を指し...

戦後における少女雑誌から漫画への変遷や、文化としての醸成についての考察が興味深い。

あとがきの部分に蛍光ペンが塗られている箇所があり、いたずらか？と思ったら、菊陽図書館が協力した旨の箇所だったでちょっとほっこり。

戦後における少女雑誌から漫画への変遷や、文化としての醸成についての考察が興味深い...

中国で過去に起こった政治的背景と連携させたSFだが、詳しくなくても理解しやすい構成だし、読みやすい文体になっている。
世間的にはべた褒めの評価が多いが、イマジネーションが足りないのか、自分的にはいま一つのめりこめないのが残念。
訳者あとがきにあるような「星を継ぐもの」的ハードSFを期待していると、ストーリー的にもキャラクタ的にもちょっと期待外れだが、近ごろ（2020頃）人気がある中国SFとしては押さえておくべき物。

少しネタバレを含むと、
VRゲームの必要性や、とんでも次元理論を持ち出さなくてもとか、ご都合コミュニケーションとか気になって集中力低下きみ。
自分的には、文潔が出てくるところだけの短編だったら名作と思えたのに。

中国で過去に起こった政治的背景と連携させたSFだが、詳しくなくても理解しやすい構...

前半部分がPythonの基本的なコマンドの説明で、後半はLinuxやGitHUBおよびプログラムの作法といったことの基本が説明されている。
プログラムのコマンドの説明としては物足りないが、他の解説書に無いような観点でのプログラムの背景や考え方の説明が目新しいので、仕事を始める方に有益と思います。

前半部分がPythonの基本的なコマンドの説明で、後半はLinuxやGitHUB...

なにかしらプログラムの経験がある人向けだが、わかりやすい説明だと思います。
この第３版では説明文中の誤記なども数か所あり、読んでいて「？」となる箇所もありますが、おおむね意味はわかるところばかりでした。
各種コマンドの説明や実例は少ないため、実技的には別の本や資料が必要になると思います。

なにかしらプログラムの経験がある人向けだが、わかりやすい説明だと思います。この第...