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レビュー一覧 (3件)
pipipuさんの投稿レビュー/池田市立図書館
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(73人)
1. 六人の噓つきな大学生
浅倉 秋成‖著
KADOKAWA 2021.3
pipipu さんの評価:
就活時とその8年後の2部構成。就活時の描写の合間に8年後の様子が差し込まれているのですが、それが一体誰なのかなかなか分からないまま進んでいきます。
Wikipediaには徐々に分かっていく情報(面白いところ)が具体的に細かく書かれており、キーマンどころかラストでようやく分かる謎もはっきり書かれています。うっかり読む前に見てしまったら、前半は全く面白くないかも。
うっかりキーマンを目にしてしまい、一部はの結末は想像ついたがそれなりに面白かったです。読んでいて、ん?と思ったところはすべて伏線でした。些細な言動が、見る角度によって全く違った意味を持っていたりして、本文中に出てくる「月の裏側は見ることができない。表側しか見ていない」という言葉が生かされていると思います。読後感はすっきり。
就活時とその8年後の2部構成。就活時の描写の合間に8年後の様子が差し込まれている...
図書
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(52人)
2. 方舟
夕木 春央‖著
講談社 2022.9
pipipu さんの評価:
山奥の地下施設が地震で密室状態に。出口をふさいでいる岩を動かすためには一人は残らなければならない。地下からの浸水で猶予は一週間になってしまった。そんななか起こる殺人事件。岩を動かすために犯人が残ってくれれば…しかし犯人は自ら犠牲者になってくれるのか。タイムリミットがあと少しになったとき犯人が分かったが…。
殺人のすべての本当の理由に驚かされました。「チャンスの神には前髪しかない」といいう言葉がふと浮かびました。
山奥の地下施設が地震で密室状態に。出口をふさいでいる岩を動かすためには一人は残ら...
図書
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(2人)
3. 分かったで済むなら、名探偵はいらない
林 泰広‖著
光文社 2017.12
pipipu さんの評価:
毎回起こるちょっとした事件や問題解決にロミオとジュリエットの物語がヒントになります。毎回それぞれ違った視点と解釈で、あなたの思っているロミオとジュリエットが全く違った物語になります。そしてそのたびに引用される文章が異なる出版社・訳者であることも興味深いです。ロミオとジュリエットを読んでいない人読んだ人関係なく、読みたくなるはず。
毎回起こるちょっとした事件や問題解決にロミオとジュリエットの物語がヒントになりま...
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