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レビュー一覧 (6件)
ほんのむしさんの投稿レビュー/池田市立図書館
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図書
(15人)
1. 死神と天使の円舞曲
知念 実希人‖著
光文社 2022.5
ほんのむし さんの評価:
クライマックスでカラスは鳥目としてストーリーを組み立てていますが、カラスは暗いところでも視力は良いので最後の部分、ちょっと残念です。
クライマックスでカラスは鳥目としてストーリーを組み立てていますが、カラスは暗いと...
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(1人)
2. 世界から戦争がなくならない本当の理由
戦後70年の教訓 池上 彰‖著
祥伝社 2015.8
ほんのむし さんの評価:
東京裁判:戦勝国が一方的に裁いたもので、日本は戦争を反省することがなかった。
日本国憲法:自主的に作らなかった。
労働組合:豊かな中間層を育てて内需を拡大すれば、外国を侵略しようとは考えないだろうというアメリカの思惑。
自衛隊:アメリカの都合により作られた。
沖縄基地問題:日本に主体性がなく、いろいろなことがギクシャクし、そういった歪みが集約されている。
なるほど。
今にも決定しそうな安全保障関連法案も、良し悪しは別にして、アメリカの都合を窺っているように感じるのだが……。
また考えると、世界の紛争も、結局は主に、豊かな経済を求めるアメリカ(とソ連)の都合が遠因となって生じているように感じる。
ほかに、中国・韓国の反日教育の理由など、理解しやすく書かれている。
第1次世界大戦の戦後処理のまずさが、その後の戦争を次々に引き起こさせていることが理解できた。
東京裁判:戦勝国が一方的に裁いたもので、日本は戦争を反省することがなかった。日本...
図書
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(1人)
3. 人工知能
人類最悪にして最後の発明 ジェイムズ バラット‖著 水谷 淳‖訳
ダイヤモンド社 2015.6
ほんのむし さんの評価:
「自己複製し、自身の様々なバージョンで1つの問題に群がり、超高速で計算を行い、24時間365日動き続け、フレンドリーさを装い、死んだふりをし……。人工超知能(ASI)は隔離されたままの状態に満足せず、その衝動と知能故我々の世界に進出して人類の存在を危機にさらすだろう」
「AI研究の趨勢は、安全性に関する影響を考えるよりも、可能性を追求して単にテクノロジーを実現することへと傾いている」
――便利さだけに喜んでいてはいけないのかもしれない。今でも、機械に支配されつつある人々が増殖しているように感じるのだが。
サイバー戦争が起こりつつあるのか
「アメリカの国家安全保障局(NSA)とイスラエルの秘密機関が共同してスタックスネット(機械を破壊する目的のウィルス)を開発し、イランの核施設を攻撃。1000台から2000台の遠心分離装置を故障させ、イランの核兵器開発計画を2年分後退させたとされている」
送電網のデバイス、交通信号、原子力発電所、石油・ガスのパイプライン、水処理施設、工場の生産ラインなどあらゆる種類のハードウエアを制御している監視制御データ収集システムにスタックスネットが侵入すると……、それは今にも可能であり、恐ろしい結末が考えられる。
かといって、何ができるわけでもない小さな存在が、私です。
「自己複製し、自身の様々なバージョンで1つの問題に群がり、超高速で計算を行い、2...
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(1人)
4. クール・ジャパン!?
外国人が見たニッポン 講談社現代新書 2309 鴻上 尚史‖著
講談社 2015.4
ほんのむし さんの評価:
自分の姿(特性)というものは自分では分からないもの。日本についてもそうで、外国人が日本に来て体で感じたことは、結構当を得ていると思う。
外国人が見つけた日本のクール・ベスト20。
①ママチャリ、洗浄器付き便座 ②お花見 ③100円ショップ ④花火 ⑤食品サンプル ⑥おにぎり ⑦カプセルホテル ⑧盆踊り ⑨紅葉狩り ⑩新幹線 ⑪居酒屋 ⑫富士登山 ⑬大阪人気質 ⑭スーパー銭湯 ⑮自動販売機 ⑯立体駐車場 ⑰ICカード乗車券 ⑱ニッカボッカ ⑲神前挙式 ⑳マンガ喫茶
13番目のクールに笑ってしまいました。私自身そのようなことをするだろうという実験結果によるもので、そのことによって最高評価になってしまいました。
嬉しがり、という性格もそうかもしれませんね。
自分の姿(特性)というものは自分では分からないもの。日本についてもそうで、外国...
貸出不可(未所蔵)
(0人)
5. 毒舌身の上相談
集英社 1994.5
今東光 著
ほんのむし さんの評価:
今から40年以上前の、プレイボーイ誌での悩みの相談であるらしいが、悩みの中身なんて、いつの時代でも変わらないものなんだ、と思う。たわいない内容だと思っても当事者にとっては、真剣で重大だ。それを今和尚はズバッと言いきってしまう。毒舌家といわれた今和尚である。その直截的な物言いは、昨今ではなかなか見られないだけに余計、清々しさを感じる。
相談者は現在50歳代から70歳代の人たち、どのような人生を味わってこられたのだろうかと、そっちのほうに興味がわいている。
今から40年以上前の、プレイボーイ誌での悩みの相談であるらしいが、悩みの中身なん...
図書
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(6人)
6. アンダーカバー
秘密調査 真保 裕一‖著
小学館 2014.7
ほんのむし さんの評価:
二元的にストーリーが進行し、どちらもその進展に興味をそそられ夢中になって読み進んだ。
最後には、別々のものだったものがとてつもない陰謀に行き着く。スケールのでかさに、『ホワイトアウト』のドキドキ感が加わったような面白さ。
ただ一カ所そこを読んだ時、今野敏の「波濤の牙」を思い出した。
二元的にストーリーが進行し、どちらもその進展に興味をそそられ夢中になって読み進ん...
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