トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
レビュー一覧 (22件)
K.Nanamiさんの投稿レビュー/島本町立図書館
投稿順
評価順
図書
貸出可能
(9人)
11. 予知夢
[ガリレオ] [2] 東野 圭吾‖著
文芸春秋 2000.6
K.Nanami さんの評価:
今回はオカルトがテーマなのか、変わった事件が多め。
なによりも良かったのが3章の「騒霊ぐ」で、まさかの結末には悲しくもなった。
印象に深いのは「予知る」の最後、伊豆に旅行しに行く場面で終わっていたが、駆け落ちなのか、バッグの中に何か入っていたのか…余計に考えが膨らんでしまった。
シリーズ1作目にもあったがたびたび、湯川と課長さんの意見よく合うくだりがクスリと笑えた。
湯川が科学に弱い草薙を楽しそうにからかうのも信頼が見えて良かった。
今回はオカルトがテーマなのか、変わった事件が多め。なによりも良かったのが3章の「...
図書
貸出可能
(1人)
12. カナダ金貨の謎
講談社ノベルス 第10弾 有栖川 有栖‖著
講談社 2019.9
K.Nanami さんの評価:
国名シリーズ10作目、火村英生シリーズ。
中編と短編を交互に5つの事件が入っている。
中でも題名にもなっている3つ目の話「カナダ金貨の謎」が面白かった。初めから犯人が分かった上で入るのも、何度も視点が犯人の目線で語られるのも新鮮だった。犯人から見た探偵と助手の印象が書かれていたのも良かった。
今回も2人のおどけたやり取りもあり、楽しませてもらいました。
ストーリーには関係ないですが、2人の信頼関係がたびたび窺えるのも個人的萌えポイントでした(笑)
ファンとしては出会いのストーリーが短編で読めたのも嬉しかった。
国名シリーズ10作目、火村英生シリーズ。中編と短編を交互に5つの事件が入っている...
図書
(13人)
13. 探偵ガリレオ
文春文庫 [1] 東野 圭吾‖著
文芸春秋 2002.2
K.Nanami さんの評価:
実はこれが初めての東野圭吾作品。
ドラマ化もされて人気の1作から入ってみた。
ガリレオシリーズ一作目、捜査一課の草薙が、物理学者の湯川のもとに久しぶりに捜査のために訪れる。
個人的には2章の「転写る」が特に面白かった。学校で展示していたデスマスクが事件に繋がっていく過程はなかなか現実味が無くて良かった。
ドラマで女性刑事だったのを思い出したが、原作では男性刑事だったことに読んで知ることができて良かった。
湯川と草薙の2人のやり取りも笑える部分もあり、楽しめました。
セリフが多かったので読みやすかった。
実はこれが初めての東野圭吾作品。ドラマ化もされて人気の1作から入ってみた。ガリレ...
図書
貸出可能
(23人)
14. 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
青柳 碧人‖著
双葉社 2020.8
K.Nanami さんの評価:
4つの童話を元にストーリーが構成されている。
赤ずきんが旅をする中で事件に遭遇し探偵役となり推理して行く。どの話も衝撃的で、のめり込む面白さがあった。
2つ目のストーリーで、ヘンゼルとグレーテルの兄弟の兄の異様さにおお?と思わずにはいられない。
童話で一度は見た事のある主人公たちが悪者になったりするのは見どころ。
現実的なドロドロした関係性もあれば、許し難い犯罪に立ち向かう赤ずきんを応援せずにはいられない。
マッチ売りの少女の運命はあの後どうなったのだろうか。夢に溺れて最後を迎えるのだろうか。
私的には星5つの最高傑作の小説でした、気になってる方には迷わずぜひ読んでもらいたい。
4つの童話を元にストーリーが構成されている。赤ずきんが旅をする中で事件に遭遇し探...
図書
貸出可能
(2人)
15. 少年アリス
改造版 長野 まゆみ‖著
河出書房新社 2008.11
K.Nanami さんの評価:
少年のアリスと蜜蜂が兄の図鑑を取りに夜の学校に乗り込む。そこで行われる不思議な授業が物語の鍵。
最後のページのシーンには少し震えた。蜜蜂が与えてしまった銀の実を呑んだ鳥はやっぱりアリスではなく、そういうことだったんだと感嘆した。
長野まゆみ作品ということで期待はしたが、ブロマンス要素はあまり感じられなかった。が、少年蜜蜂とその兄のやり取りや、兄に守られる蜜蜂を羨ましく思うアリスなどの描写はそれを感じさせる部分もあったかな。
文字が大きめで、平仮名も多く使われていたので読みやすかった。
少年のアリスと蜜蜂が兄の図鑑を取りに夜の学校に乗り込む。そこで行われる不思議な授...
図書
貸出可能
(8人)
16. 宝石商リチャード氏の謎鑑定 [1]
集英社オレンジ文庫 つ1-2 辻村 七子‖著
集英社 2015.12
K.Nanami さんの評価:
大体のストーリーはアニメで見て知っていた。
主人公の中田正義が宝石屋でリチャードの元でバイトしながら知識を付けたり、お客様と宝石を紡ぐ謎を解き明かしていく。
一番記憶に残ったのは2番目のストーリーで同性の恋人に悩む女性が「砂漠の真ん中で家庭菜園やるみたいなしんどさ」と表現したのが凄く刺さった。
固定概念に囚われずマイノリティなテーマを取り入れることで身近に捉えるのも偏見を無くす1つになるのかなと。
ブロマンス要素も見られ、鈍感な主人公の軽率な発言でリチャードを動揺させるシーンが何度もあった。ブロマンス要素も見られるが、それと共に主人公の中田正義が女の子に恋している男の子でもあるので、なんだかちぐはぐさも感じた。
そういう面では主人公に感情移入はしにくかった。どこまでも強く「付き合いたい、彼女になってほしい」と考えていて男の子の気持ちにはなれないので難しい気持ちになった。
大体のストーリーはアニメで見て知っていた。主人公の中田正義が宝石屋でリチャードの...
貸出不可(未所蔵)
(4人)
17. 憧れの作家は人間じゃありませんでした 3
KADOKAWA 2018.3
澤村御影
K.Nanami さんの評価:
間があいてしまったが3巻読了。
事件は3つの章ごとに起こり、初めはライトな話かと思えば、だんだん不穏な空気になってきて、人が死んだりとハラハラさせられました。
あさひが今回は頑張ったと賞賛すべきか。御崎を思い駆け回るあさひは見どころ。
本は完結したが、はたして御崎禅は運命の人と会うことができるのか。作中、編集のあさひは気にしてるようだが、会えないほうがこの物語は続くように思う。
間があいてしまったが3巻読了。事件は3つの章ごとに起こり、初めはライトな話かと思...
図書
(14人)
18. 濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿
有栖川 有栖‖著
KADOKAWA 2020.5
K.Nanami さんの評価:
シリーズ2作目。読み始めると夢中になってすぐ読めてしまえる面白さ。探偵と助手という関係だが恋愛関係はまったくなく、助手には恋人モドキがいて、そのモドキも仕事を手伝うという、ありそうで他にはない流れ。某心霊探偵小説と同じで、解決の方法は対話で、術を使わないのがまた良い。久しぶりに満足のいく内容でした。
シリーズ2作目。読み始めると夢中になってすぐ読めてしまえる面白さ。探偵と助手とい...
図書
貸出可能
(7人)
19. 悪魔と呼ばれた男
[「悪魔」シリーズ] [1] 神永 学‖著
講談社 2018.9
K.Nanami さんの評価:
言葉がでなかった。 とんでもない。
衝撃のラストで泣けた。
神永学の最高傑作ではないでしょうか?
あれを読んだら誰もが世界をひっくり返されたような気分になると思う。 誰が犯人を予想できるものか。
素晴らしい。もっと世界観に浸っていたくなった。
阿久津というキャラクターが物語が進んでいくにつれ、どんどん魅力を増して好きになっていくのが不思議だった。 面白くて没頭してしまった。
言葉がでなかった。 とんでもない。 衝撃のラストで泣けた。神永学の最高傑作ではな...
貸出不可(未所蔵)
(3人)
20. 憧れの作家は人間じゃありませんでした 2
KADOKAWA 2017.9
澤村御影
K.Nanami さんの評価:
2巻を読んだ。 面白くてあっという間に読了。
初の1日での読み終わり。
1巻に続き、ストーリーがわくわくさせてくれました。先生の過去も番外編で分かるの、良かったです。 番外編効果で猫のニーナが可愛くてしかたなくなりますね。
カフェの高良さんが今回いいキャラで好きになりました。 次巻も早く読みたくなりました!
2巻を読んだ。 面白くてあっという間に読了。 初の1日での読み終わり。 1巻に続...
<
1
2
3
>
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
貸出可能
(9人)
文芸春秋 2000.6
貸出可能
(1人)
講談社 2019.9
(13人)
文芸春秋 2002.2
貸出可能
(23人)
双葉社 2020.8
貸出可能
(2人)
河出書房新社 2008.11
貸出可能
(8人)
集英社 2015.12
貸出不可(未所蔵)
(4人)
澤村御影
(14人)
KADOKAWA 2020.5
貸出可能
(7人)
講談社 2018.9
貸出不可(未所蔵)
(3人)
澤村御影