デラシネ書店さんのブックリスト / 小郡市立図書館

図書
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(9人)
71. ルパンの娘
横関 大‖著
講談社 2015.8
デラシネ書店 さんの評価:
タイトルから、チャラい内容かなとなめていました。
しかしその実、骨太の犯罪小説の風格。
かなり無理のあるプロットを丁寧に描くことで、十分に読み応えのある小説に仕上げ、軽い部分重い部分も含めて、一気に読ませる辺りは、横関大氏の独壇場と言えよう。しかしタイトルにルパンは、遊び過ぎのような…
危うく読まないところでした。
タイトルから、チャラい内容かなとなめていました。しかしその実、骨太の犯罪小説の風...

図書
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(9人)
72. 誘拐屋のエチケット
横関 大‖著
講談社 2020.3
デラシネ書店 さんの評価:
横関大の小説には”できる男”が良く似合う。
腕扱きでハードボイルドで優しい。その優しさに感情移入してしまう。
そしてこの作品は、豪快な伏線回収の総動員といった感じ。
また怪しげで癖のある(魅力ある)登場人物は、誘拐業者という我々の目にすることのない世界だけに、横関大氏の独壇場かと思われる。
伊坂幸太郎氏の殺し屋シリーズの雰囲気もあり、なかなかいい味しています。
横関大の小説には”できる男”が良く似合う。腕扱きでハードボイルドで優しい。その優...

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(1人)
73. アカツキのGメン
双葉文庫 よ-22-01 横関 大‖著
双葉社 2019.12
デラシネ書店 さんの評価:

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(7人)
74. いのちの人形
横関 大‖著
KADOKAWA 2019.1
デラシネ書店 さんの評価:
横関大氏の小説に登場するすごいヤツが今回は登場しなかった。
いや登場しているのかも知れないが、それは後半の意外な登場で、全容は明かさないままであった。東野圭吾のプラチナデータにも似た政府というか国の隠蔽体質との闘いというテーマ。やや重めなテーマにせいなのか、いつもの読後の爽やかさは少なかった。最後の”あの男”が誰なのか、誰でも良いのだろう。誰でも自分でも知らない間に複製される危機感、これがテーマなのかも知れない。
横関大氏の小説に登場するすごいヤツが今回は登場しなかった。いや登場しているのかも...

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(8人)
75. ゴースト・ポリス・ストーリー
横関 大‖著
講談社 2021.8
デラシネ書店 さんの評価:
軽い様で、そうさらっと読み飛ばせない感じ。ラストは一機読みです。
この世に残った魂が、生きた人間に関わろうと必死(?)になる様子は軽妙でした。
こんな死後もあるもかも知れないと思えてしまいました。
風に舞うティッシュには気を付けましょう。
軽い様で、そうさらっと読み飛ばせない感じ。ラストは一機読みです。この世に残った魂...

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(3人)
76. 沈黙のエール
横関 大‖著
講談社 2013.9
デラシネ書店 さんの評価:
沈黙のエール。誰の誰へのエールだったのか。祖父の孫へか、父の娘へか、兄の妹へか。どれも違ってはいないのだが、一番分かり易いのは叔父の甥へのエールだろうか。最後は言葉にして告げていたが”ここに来て妹を助けてやってくれ”的なコメントは、殺人を犯し人道的に許されない事をしてしまった父行為が、陽介の未来に影を落とすことがありはしないかと、”辛いことがあればここに来い”という優しいエールのように思えてならない。父親に似て寡黙な男前である。
多分成立するであろう、老刑事と新人刑事のコンビも見てみたくてならない。
沈黙のエール。誰の誰へのエールだったのか。祖父の孫へか、父の娘へか、兄の妹へか。...

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(2人)
77. 偽りのシスター
横関 大‖著
幻冬舎 2013.5
デラシネ書店 さんの評価:
重たいテーマで、ゆっくりとした行間が流れていたのですが、横関大氏得意の後半一気呵成のジェットコースター。全てがつながり、わだかまりが消えて行く。重い心も軽くなって行く。”その後”を読みたくなる一冊。
重たいテーマで、ゆっくりとした行間が流れていたのですが、横関大氏得意の後半一気呵...

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(9人)
78. 帰ってきたK2
池袋署刑事課神崎・黒木 [2] 横関 大‖著
講談社 2020.9
デラシネ書店 さんの評価:

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(4人)
79. K2
池袋署刑事課神崎・黒木 池袋署刑事課神崎・黒木 [1] 横関 大‖著
講談社 2014.10
デラシネ書店 さんの評価:

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(7人)
80. マシュマロ・ナイン
横関 大‖著
KADOKAWA 2016.7
デラシネ書店 さんの評価:
語り口の優しさと巧みさは、荻原浩さんに似ていると感じますが、サスペンスの味付けは横関さんのものでしょう。
たまらなく愉快な展開でワクワクさせながらも、サスペンスも深まってゆく。そして必ず原因と結果が記されるのには、感動さえ伴います。
しかし何よりも当作品では、相撲から高校野球と言う無茶ぶりを笑いだけでなく、現実感も伴う展開で、しかも「こうなったら良いな」と思う方向に進んでいくのが、快感でした。疲れたエース具志堅を鼓舞するために皆自分のポジションで四股を踏むなんて、絶対見てみたい光景ですよ。最後はいろいろと期待を持たせる内容でしたが、おそらく頑張った人は皆報われていると思います。
語り口の優しさと巧みさは、荻原浩さんに似ていると感じますが、サスペンスの味付けは...
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