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ブックリスト (79件)
ブルーツ・リーさんのブックリスト / 飯能市立図書館
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31. 西洋美術101鑑賞ガイドブック
神林 恒道‖編著 新関 伸也‖編著
三元社 2008.9
ブルーツ・リー さんの評価:
さすがに西洋の101人ということになると、
密度が濃いなあ、という印象。
ルネサンス期だけでも、かなり少ない人数にまとめているように思います。
「入門書」の中には、「マンガのようなものばかり」
という話があり、それに関しては極めて共感できる内容です。
この本に関しては、専門的な事柄を、分かりやすい言葉で語っており、
文字数に関しても、短すぎず長すぎず。
というスタンスで徹底しており、非常に読みやすいです。
美術作品を見ても、単に「きれいだ」だけで終わってしまう人も多いですから、
こういった本によって、美術や美学とは何なのか。
という事をそもそも考え始められるように、
国民のレベルを上げていかなければならないと感じています。
そのためにも、この一冊は有益な一冊だと思われます。
さすがに西洋の101人ということになると、密度が濃いなあ、という印象。ルネサンス...
貸出不可(未所蔵)
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32. 原発はほんとうに危険か? フランスからの提言
原書房 2011.7
クロード・アレグレ 著, ドミニク・ド・モンヴァロン 著
ブルーツ・リー さんの評価:
事故直後にフランスの記者と、フランスの学者が行った対談を、本にまとめた。
という一冊。
正直、あまり参考にならないです。
結局、原発は丈夫だし、特にフランス国内の原発は、
日本より丈夫な上に、水素も自分で回収でき、
更に地震も津波もない国なんだから、原発は作って大丈夫!!
という内容。
日本の原発は丈夫じゃないし、地震も津波もある訳で、
これではフランス国内で発売された意味はあるかも知れないけれど、
日本国内でわざわざ販売された理由が、私にはちょっと分からないレベルです。
意見として面白かったのは、原子力に関して、
あくまで軍事利用と、発電等の民生利用を分けて考えるべきである。
という意見くらいだったでしょうか。
軍事利用はNO!だけど、民生利用は安全なエネルギーだから使うしかない!
という意見です。
ただとにかくフランス国内向けの本なので、
日本の原子力発電所には無い機能が付いていることが話の前提であったり、
地震も津波もないからこそ、原子力は安全である。
という論調なので、日本国内の原子力を語る上での参考に、どこまでなるのか…。
あくまで参考意見程度に、フランスはこうだよね。
と覚えることができる。くらいの本でしょうか。
事故直後にフランスの記者と、フランスの学者が行った対談を、本にまとめた。という一...
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33. 原子力
図解雑学 竹田 敏一‖著
ナツメ社 2002.9
ブルーツ・リー さんの評価:
数字や数式が登場すると、私、ブルーツ・リーはフリーズいたします。
原子力の説明に関しても、あまりに数字や数式を多発されると、
「いやいや、その数字の結果どうなるかだけが知りたいんだが…」
という、理数系から罵倒されそうな発言をしてしまいたくなります。
この本に関しては、そんな発言を(ほとんど)しないで済みました。
「雑学」のレベルの本であるので、
専門性が高くないということも大きいのでしょうが、
それこそ私のような数学音痴には、これで十分ではないかと思います。
原発事故を起こしてしまった日本に住んでいて、
原子力について知りたいけれど、しかし残念なことに文系。
(私のことじゃあないか)
のような人には、この専門性は高くなかったとしても、
この本のレベルで十分。
原子力についての、基本的な知識を得られると思います。
数字や数式が登場すると、私、ブルーツ・リーはフリーズいたします。原子力の説明に関...
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34. 古代エジプト神々大百科
リチャード H.ウィルキンソン‖著 内田 杉彦‖訳
東洋書林 2004.10
ブルーツ・リー さんの評価:
専門性が、高いです。
エジプトの長い長い古代史の神々を、端から網羅したような、
まさに「辞典」のような一冊です。
こういった専門性が高い作品は、得てして素人にはわからないことが多いのですが、
この本に関しては、そういった心配は無用。
図鑑と言う形式も取っていますが、それでも一冊、無理なく読めてしまいます。
単純に、エジプトの神々が、現代を生きる私にとっても興味深いこともあるのでしょうが、
それでも図鑑になると、読めない本というのがたくさんあるだけに、
ただ専門性が高ければいいや、などと著者が考えていないのだと思います。
専門性が高く、しかも「読ませる」一冊でした。
専門性が、高いです。エジプトの長い長い古代史の神々を、端から網羅したような、まさ...
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35. 大人が憧れる全国美術館ガイド
一度は行きたい、心満たされる空間 美術館記念館・博物館厳選100館の完璧データ 主婦の友生活シリーズ
主婦の友社 2007.11
ブルーツ・リー さんの評価:
旅行ガイドだな、こりゃ。
という印象を強く受けた。
「旅」のコーナーにある本ならともかく、
「美術」の棚にある本としては、専門性は薄く、
とにかくひたすら全国各地の美術館を紹介するのみ。
購入して、手元において旅行のプランを作るのにはいいけれど、
図書館で借りて、2週間手元に置いておくのでは、
あまりこの本の良さは生かせない。と思った。
あくまで旅行の時に、手元に置いておく一冊と言う印象。
旅行ガイドだな、こりゃ。という印象を強く受けた。「旅」のコーナーにある本ならとも...
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36. 世界の歴史 27
自立へ向かうアジア 樺山 紘一‖編集 礪波 護‖編集 山内 昌之‖編集
中央公論新社 1999.3
ブルーツ・リー さんの評価:
これは…いけない。
このシリーズをずっと読んできて、
比較的、どこの国や地域の話であっても、
中立性、公平性を保った内容を展開してきたシリーズにも関わらず、
ここに来てやってしまった、という感じ。
それも、よりによって、日本に関して。
もう日露戦争から第2次大戦のアジアの話となると、
どうしても日本には厳しい内容にせざるを得ない部分もあるのでしょうが、
これは、あまりにも中国側の資料をそのまんま。
日本は徹底的に悪い国でした!のみ。
植民地化の歴史からして、ある程度批判的に書かざるを得ないのはわかります。
しかしながら、ここまで公平に、中立的にやってきて、
なぜいざ自分の国の事になると、ここまでぼっこぼこに書かないといけないのか。
まあ…アメリカに関しても入植者をぼこぼこに書いていたから、
ある意味では整合性は取れているのかもですが…。
せめて、政治的な駆け引きは抜きにして、
事実をただ淡々と書き、その判定は読者にゆだねる形は取れなかったのか。
もちろん、逆方向に偏った本もこの本と同じくらい有害だと思いますが、
左右どちらにも、あまりに偏った内容の本と言うのは、どうなんでしょうか。
個人的には、中立中道の立場から、淡々と、私情を排して歴史を描いて欲しかったと思いました。
これは…いけない。このシリーズをずっと読んできて、比較的、どこの国や地域の話であ...
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37. ビデオは語る
福島原発緊迫の3日間 東京新聞原発取材班‖編
東京新聞 2014.5
ブルーツ・リー さんの評価:
福島原発が爆発してから、
いよいよ本格的に炉心溶融が進み、間もなくカタストロフを迎える。
というあたりまでのビデオをひたすら文字に落とした一冊。
まあ、最悪の局面を迎える直前で、
東電がビデオ撮影をやめちゃっているあたり、
本当にやばい事態が起こっていたんだなあ、と。
格納容器の破損がそこまで重篤でなかったから、
今の被害で済んでますが、
格納容器自体が完全にぶっ飛んでしまったら、
被害は今の比では無いわけです。
私はこの災害は事故直後から追いかけてきたので、
このくらいとんでもないことが起こっていることは十分に承知していましたが、
それにしても、会議の模様をいざ文字に起こされてみると、
改めてその事の重大さを再確認する想いです。
もし、原発事故について、詳しい知識や、恐怖感のない方がいらっしゃったら、
この一冊を手に取ってみてください。
おそらく、いかに原発事故が恐ろしい災害だったのか、理解していただけると思います。
福島原発が爆発してから、いよいよ本格的に炉心溶融が進み、間もなくカタストロフを迎...
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38. 史上最強図解よくわかるフロイトの精神分析
久能 徹‖編著 太田 裕一‖編著
ナツメ社 2013.6
ブルーツ・リー さんの評価:
フロイトどころか、心理学に対して初心者の私としては、
とっても読みやすい文章と図解だったです。
本としては、とてもわかりやすい内容だったのですけど、
フロイトの心理学の中身としては…。
ちょっと、「性」に偏りすぎている気がします。
人間のほとんどの行動を「性」に結び付けて考えようとするあまり、
何でもかんでも小理屈を並べ立てて、無理やり全ての行動を性的な欲動から発するもの、
みたいに解釈していて、特に女性としては、受け入れかねる、という内容。
もちろん、人間にとって、性的な部分は大切な要素ですし、
性の欲求によって動いている部分もあります。
でも、それだけじゃないのは事実ですし、
もし性的なものだけで、人間を解釈しようとしたら、
男性と女性では、全く違った生命体を扱うくらいの話になってしまいます。
男性の性的な欲求と、女性の性的な欲求は違いますから。
さらに細かい事象に入り込んでレビューしたいのですが、
とにかくフロイトの心理学は性的なものにばかり傾斜しているので、
そこを詳しく批評しようとすると、とても図書館レビューには書けません。
18禁のブックレビューになっちゃうので、
公共の場所での詳しい批評は難しいです。
とりあえず読んでみていただいて、
どのあたりがあまりにも性にこだわりすぎているのか、
女性からの視点を欠いているのか、
細かい個所について、無理やり性に当てはめてしまっているのか、
あたり、ぜひ考えてみていただきたいと思います。
あくまで本としては本当に初心者としても読みやすい内容ですから、
高校生以上であれば、どなたにもお勧めです。
ただ、フロイトの言っていることをどこまで信用していいか、と言われたら、
かなり胡散臭いような話もだいぶあるなあ、とは思います。
フロイトどころか、心理学に対して初心者の私としては、とっても読みやすい文章と図解...
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39. 日本美術101鑑賞ガイドブック
神林 恒道‖編著 新関 伸也‖編著
三元社 2008.7
ブルーツ・リー さんの評価:
貸出不可(未所蔵)
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40. 仏教と神々
大法輪閣 1988.12
大法輪編集部 編
ブルーツ・リー さんの評価:
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