甲斐市立図書館

日本人の歴史観を醸成したといっていい、司馬遼太郎さんの本を一冊も読んでないように思い、手に取りました。
司馬遼太郎が描いた時代とその人物たち、そして描けなかったこと。
磯田さんらしく、とても分かりやすく、司馬遼太郎の本のどれを読もうかと思っていた私には、非常に参考になりました。

「二十一世紀に生きる君たちへ」という、推敲に推敲を重ね原稿用紙10枚ほどの「小学国語6年下」に掲載されたという、わたし達に向けた遺言ともいえるものを読みたくなりました。

日本人の歴史観を醸成したといっていい、司馬遼太郎さんの本を一冊も読んでないように...

タイトルが空海～とありましたので、倭の話がでてくるとは思いませんでした。
物語世界にどっぷりとはいるのではなく、随筆のような形の小話で語られていて、そこでお話をされているかのような気持ちになります。
それが複層的に続き、教科書ではない歴史理解が深まり、書かれた著書の思い入れが伝わってきました。

タイトルが空海～とありましたので、倭の話がでてくるとは思いませんでした。物語世界...

カエルだからとても理解しやすく伝わります。
最後の三戒は宗教というのは、とてもわかりやすいと思いました。
原発も安くて安全というのも宗教でした。

カエルだからとても理解しやすく伝わります。最後の三戒は宗教というのは、とてもわか...

いつも、アニメの途中を見て、最初から最後まで通しで見れたことがないような気がする物語の全体がわかります。
世界が滅んだ後の、生き残った者たちの冒険と科学者の葛藤が見事。
ストーリーを伝えることでいっぱいで、描写は少なめなので、原作本を読んでみたいと思いました。

いつも、アニメの途中を見て、最初から最後まで通しで見れたことがないような気がする...

対談形式で歴史学者と脳科学者が分析していきます。
推しキャラ（！！）がサイコパスの疑いが濃厚とされたのがショックではありましたが、なるほどと、納得のいく理由でした。
その精神的なあり方により、歴史的な選択がなされたのだとみていくと、歴史的な人物が実際に血肉のある生きた人として浮かび上がってきます。

大変面白かったです。

対談形式で歴史学者と脳科学者が分析していきます。推しキャラ（！！）がサイコパスの...

サイコパスは案外多いことを知りました。
勝ち組と負け組もあるのですね。
語りかけてくださるように、すうっと読めました。

サイコパスは案外多いことを知りました。勝ち組と負け組もあるのですね。語りかけてく...

アレクサンドロスと信長の、二人の人生をたどる物語でした。
長い、長い旅をしてきたかのような読後感に浸りました。

フロイトがアレクサンドロスの話をすればそちらの世界へ、秀吉や信長、明智と話せば、彼らの時代へ誘われます。
面白かったです。世界を征服したアレキサンダー大王の時代も網羅していて本当に勉強になりつつ、とても面白かったです。
おすすめです。

アレクサンドロスと信長の、二人の人生をたどる物語でした。長い、長い旅をしてきたか...

本文、動物界には有毒な生物が何千種類もいて、鳥類が唯一の例外と書かれていましたが、鳥類にも毒をもつものは存在したのでは。
内容は、とても興味がひかれて面白いと思うものと、さらっと読み飛ばしてしまったものがありました。

日本の事件としてはサリン事件が。
2020年2月初版（日本）なところで、2017年の金正男の暗殺が取り上げられていたら、もっと良かったのにと思いましたが、作者がイギリスの在住の方なので、興味がないのでしょう。
序文は、別の方が、ポワロ小説と犯罪に使う毒のことを書かれていて、とても興味深く面白く思いました。

サド侯爵、トマスクリームなど面白かったです。
わたし的には日本の歴史における毒の歴史、戦国武将、大奥などのがまとまった本を、改めて読んでみたいなと思いました。毒殺なので、成功した毒殺は歴史に浮上してはこないとは思いますが。

本文、動物界には有毒な生物が何千種類もいて、鳥類が唯一の例外と書かれていましたが...

全てが既に存在していて、人はそれを借りているだけなんですね。
地球が育んだ生き物たちの神秘にふれました。

全てが既に存在していて、人はそれを借りているだけなんですね。地球が育んだ生き物た...