じゅんさんのブックリスト / 日向市立図書館

図書

(9人)
111. 6月31日の同窓会
真梨 幸子‖著
実業之日本社 2016.2
じゅん さんの評価:
(図書館本)お勧め度:☆5個(満点10個)。何かすごく後味悪い作品。それが真梨ワールドなのかもしれない。

それにしても、女子校の陰湿な争いだけならいざ知らず、卒業してまでもこの醜い争いは何なんだ!!それに、ありもしない日付の同窓会の案内なんて!

それともう一つ、同校で同期の女性が次々に死んでいき、警察は何してるのか?不思議で仕方ない。まあ、結局、犯人も曖昧なまま終わってしまうけど・・・。

 、それにしてもいつも通り登場人物の多さにちょっと訳がわからなくなった。微妙に繋がっているのだけれど相関図が必要かもしれない。
(図書館本)お勧め度:☆5個(満点10個)。何かすごく後味悪い作品。それが真梨ワ...

図書
貸出可能
(2人)
112. 化石少女
麻耶 雄嵩‖著
徳間書店 2014.11
じゅん さんの評価:
(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。なんか終わり方にちょっと不満。何も解決してないのではないかと思わせる終わり方でちょつと?な感じ。

 物語は学園物で主人公の「まりあ」と「彰」の凸凹コンビが学園で起きる殺人事件を推理していくのではあるが、いつまでたっても推理ばかりで解決しない。

 「まりあ」の推理に「彰」が突っこむ。まるで推理漫才を見ている感じとでも言うか、突っ込みどころ満載の推理なのである。それに、解決の糸口さえも見えない状態が最後まで続くのには参る。どうやって終結すろのだろうかと、残り10頁くらいになってもなお殺人が起きる始末だし・・・。

 結局そういう終わり方なのかなあと思った。それじゃないと終わりが見えないし・・・・。とにかくちょっと最後まで気の抜けない作品でした。
(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。なんか終わり方にちょっと不満。何も解...

図書
貸出可能
(2人)
113. あげくの果て
曽根 圭介‖著
角川書店 角川グループパブリッシング(発売) 2008.10
じゅん さんの評価:

図書
貸出可能
(0人)
114. フィルムノワール/黒色影片(フィルムノワール)
矢作 俊彦‖著
新潮社 2014.11
じゅん さんの評価:

図書
貸出可能
(11人)
115. 許されようとは思いません
芦沢 央‖著
新潮社 2016.6
じゅん さんの評価:
お勧め度:☆5個(満点10個)。読み終えて、何かすごく暗くなってしまう作品が5編の短編集だけれど、人間とはそういうものなのだろうと、つい思ってしまう作品でした。
「許されようとは思いません」では村八分でなく、村十分となった祖母を。
「目撃者はいなかった」では自分の失敗を隠そうとして、よけいにやばいことになってしまった男性を。
「ありがとう、ばあば」では、子供と大人の異世界を。「姉のように」では子育てに疲弊する女性の心理を。最後の「絵の中の男」では人間の業の深さを。それぞれ日常の一遍を浮かび出したような感じで描かれている。一種ゾクッとするホラー映画みたいな感じでした。
お勧め度:☆5個(満点10個)。読み終えて、何かすごく暗くなってしまう作品が5編...

図書
貸出可能
(6人)
116. ミステリー・アリーナ
ミステリー・リーグ 深水 黎一郎‖著
原書房 2015.6
じゅん さんの評価:
お勧め度:☆8個(満点10個)。色々、批判が起きそうな小説だけど、私には割と面白く読めた。まず、設定が面白い。ある種TVの推理クイズ番組を見ているみたいで、事件~解決までを回答者が答えるという構成。一つ二つならまだしも、十五通りもあれば、ねこでさえも人間になり得るだろう(読んでない人には分からないかも)。
あと、一応、最後にはどんでん返しもあるし、最初から伏線だらけだし、名前も不可思議な人ばかりだし、何でもありかいなって感じ。ただ、一見はちゃめちゃにも感じるが筋は通っているから何となくだが納得できるストーリーに感心させられる。
お勧め度:☆8個(満点10個)。色々、批判が起きそうな小説だけど、私には割と面白...

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(4人)
117. オルゴーリェンヌ
ミステリ・フロンティア 82 北山 猛邦‖著
東京創元社 2014.11
じゅん さんの評価:
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