①
・本レビュー:美しい町・ロンドで、人びとは楽しく暮らしていました。ところがある日とつぜん「戦争」がやってきたのです。そこで、町を愛するダーンカ、ジールカ、ファビヤンの３人は、知恵と能力のすべてを使い、ロンドを暗闇から救い出そうとします。平和と戦争の絵本。
・戦争を無くそうと戦った三人を描いた。戦争は終わったが、人々は・・・
・適齢は、六歳か?!
②
・何度も何度も読み返した。多くのメッセージが随所に刻まれている。理解できないところもあった。
・この本を、孫五歳で読んであげたい。そして、プレゼントする。成長のいろんなタイミングで、読んで欲しいから。世界で起きている戦争に関心を持って欲しい。そして、何かできるか考え行動してほしい。
・戦争が無くなることに対して、私は何ができるか悩んでいる。悲惨さは理解したつもりだが、・・・

美しい町・ロンドで、人々が楽しく暮らす明るい場面から一転、突然「戦争」がやってきて、暗い色調に変わる。攻撃されたのと同じにやり返しても戦争は終わらない。そこで知恵をしぼって…。戦争が終わっても心の傷もケガも残ったまま。すべてをもとに戻すことはできない。絵と物語は抽象的。
ウクライナの絵本作家が2015年に出版した絵本。2022年、日本で翻訳出版された。