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写真家星野道夫が問い続けた人間と自然の関わり
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012517312>
貸出可 / 2F棚13/726.6-753 / / /740/ヨ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-87259-728-8
13桁ISBN 978-4-87259-728-8
書名ヨミ シャシンカ ホシノ ミチオ ガ トイツズケタ ニンゲン ト シゼン ノ カカワリ
著者ヨミ ヨシナリ テッペイ
著者ヨミ ミヨシ エマコ
分類記号 740.21
価格 ¥3000
出版者ヨミ オオサカ ダイガク シュッパンカイ
大きさ 21cm
ページ数 5,267p
個人件名 星野 道夫
抄録 アラスカを愛し、20年にもわたりその自然と人びとの暮らしを撮り続けた写真家・星野道夫。彼は何を思って撮影したのか。作品を鮮烈な身体感覚を基底に紡ぎ出した独創的な方法論「写真実践」から読み解く。
著者紹介 1994年生まれ。星野道夫をはじめ、戦後写真家たちの思索の内実について、人間と自然の関わりを軸として研究を行う。
目次
序章 星野道夫との出会い、そしてアラスカへ
  第1節 私と星野作品の間に流れてきた時間
  第2節 長く想い続けたアラスカへ
  第3節 本書の目的
  第4節 本書の構成について
第Ⅰ部 新たな方法論としての「写真実践」
  第1節 写真実践とは何か
第1章 写真を撮り続ける中で重層されゆく思索
  第2節 類似する先行研究との相違
第2章 風景との出会いの中で揺れ動く写真家たちの心のひだを見つめて
  第1節 写真実践をどう捉えていくか
  第2節 根源的な問いとともに出会いを待ち望む-星野道夫
  第3節 断絶を越え、一人の人間として向き合い続けた「戦争の影」-東松照明
  第4節 予期しえない風景から生まれてゆく無数の問い-畠山直哉
第3章 写真実践を重層させることにより浮かび上がる共通項
  第1節 人間の一生を越えて続いてきた時間、続いていく時間
  第2節 写真家たちが見つめる生と死
  第3節 境界を越え、つながりを見つけてゆく横断的思索
  第4節 写真家たちの未来へのまなざし
第Ⅱ部 星野がアラスカで見出してゆく内実を「写真実践」から読み解く
第4章 見過ごされてきた星野道夫の写真実践
  第1節 従来の「星野道夫論」を越える意義
第5章 分断され論じられ続けてきたアラスカの人間と自然
  第1節 アラスカ先住民と自然との関わり、その精神世界
  第2節 アラスカ先住民を周縁化してきた幾重ものまなざし
  第3節 今も人間と結ばれているアラスカの自然
第6章 「長い旅の途上」で星野道夫が見出したコスモロジー
  第1節 分析対象作品およびその方法について
  第2節 旅し、住まう中で考え続けられた「人間と自然の関わり」
  第3節 「無窮の彼方への旅」から捉え直される諸存在
  第4節 星野道夫が辿り着いたコスモスとその時空
  第1節 先見的なアニミズム論との共通項
第7章 星野道夫のアニミズム論への展望と「内なる自然」
  第2節 領域を越えつながってゆく思索と志
  第3節 時空を越え暮らしへと結ばれゆく写真家たちの実践
終章 再びのアラスカにて-そして写真実践は続く
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