ただ、著者が影響を受けた本などを要所要所で紹介してあり、
そちらの方が興味深かった。

特に栗本薫さんのファンで、
実際にお会いしたことがあるという部分。
それから、日本三大奇書の一つについても。

「読んだら忘れない」ということに関しては、
これはもうインプットとアウトプット。
類似本でもたいてこの内容で書かれているが、
具体的なインプット・アウトプットの仕方について触れられていた。

著者の樺沢紫苑さんは「アウトプット大全」や「インプット大全」も書かれている方です。

自分の「感動した！」とか「これを伝えたい！」という部分を見つけてシェアをするといった、既知の知識が多かったかなという印象です。
しかし、「本の探し方」や「時間術」といった本を読むための準備段階の部分の記載もあり、レーダーを広くして少し刺さったら深読みをするといった本の探し方はしてみようかなと思います。

いきなり読書術をするのには入門とは言い難いですが、別の読書術の延長？少し応用や実践を行ってみたいといった方にはおすすめかなと思います。