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我々は、みな孤独である
角川春樹事務所 2020.9
貴志 祐介
∥著
(8人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012406441>
貸出可 / 1F棚15/913.6オオーコ / / /913.6/キ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-7584-1361-9
13桁ISBN
978-4-7584-1361-9
書名ヨミ
ワレワレ ワ ミナ コドク デ アル
著者ヨミ
キシ ユウスケ
分類記号
913.6
価格
¥1700
出版者ヨミ
カドカワ ハルキ ジムショ
大きさ
20cm
ページ数
409p
抄録
探偵・茶畑徹朗の元に「前世で自分を殺した犯人を捜してほしい」という不可思議な依頼がもたらされた。前世など存在しないと考える茶畑と助手の毬子だったが…。『ランティエ』連載を改題、加筆修正して単行本化。
著者紹介
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。「黒い家」で日本ホラー小説大賞、「硝子のハンマー」で日本推理作家協会賞、「新世界より」で日本SF大賞を受賞。
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オカルトとハードボイルド
(2020/11/04)
あめんぼう/東温市立図書館
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主人公は探偵の男性。
彼は金持ちの老人からある依頼を受ける。
それは老人の前世に、彼を殺した人物を特定して欲しいというもの。
前世、老人は農民で、水を巡る争いがあり、それに巻き込まれて殺されたと言う。
その場所も、前世の名前も分からない。
そんな途方もない依頼だが、金が必要になった主人公は依頼を引き受ける。
金が必要になった理由は、元従業員を追うヤバいヤクザとメキシコ系のギャングから元従業員の借金返済を迫られたため。
主人公は早々に、依頼調査に見切りをつけて、それらしい話を捏造しようとする。
だが、その捏造した話が奇妙な事に前世の記憶と一致しており、自分も探偵事務所の女性従業員も、その過去の人物の中にいた事が分かる。
やがて、調査をしていく内に、老人にその前世を信じ込ませたらしい占い師の男、その男に関連した怪しい女性の存在を知る。
そして、さらに別の前世の存在も。
彼はヤクザやギャングから逃れながら調査を進めていくー。
何だか始まりも終わりも中途半端な印象の話だった。
始まりが中途半端というのは、この話はもしかして続編?という書かれ方をしていたこと。
終わり方としては、結局の所、調査の結末はどうなったか、金持ちの依頼人のその後、小説家はどうなったかというのがなかった事。
そして、話が一本筋でなく、前世の話というオカルト系かと思いきや、いきなりメキシコのギャングが出て来て相当残虐な事をしたりするハードボイルドな話だったりと定まらない感じだった。
個人的に興味深いのはオカルト系の方で、ゴブリンのような容姿の不気味な女の存在を掘り下げて書いて欲しかった。
世界は一つ。
相手は自分のうつし鏡である。
という話も、この物語の説によると何となくイメージできる。
だけど、あまりに途方もなさすぎてついていけない。
この世の理や宇宙の真実(?)を知りすぎると精神に異常をきたすというのは何となく分かるような気もした。
だけど、何度も生まれ変われるから・・・と、まあ、死んでもいいか・・・とはならない。
結局、今の肉体で痛い思いはしたくないと思うし、個人的にはもう二度と生まれ変わりなんてしたくないと思う。
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あめんぼう/東温市立図書館
彼は金持ちの老人からある依頼を受ける。
それは老人の前世に、彼を殺した人物を特定して欲しいというもの。
前世、老人は農民で、水を巡る争いがあり、それに巻き込まれて殺されたと言う。
その場所も、前世の名前も分からない。
そんな途方もない依頼だが、金が必要になった主人公は依頼を引き受ける。
金が必要になった理由は、元従業員を追うヤバいヤクザとメキシコ系のギャングから元従業員の借金返済を迫られたため。
主人公は早々に、依頼調査に見切りをつけて、それらしい話を捏造しようとする。
だが、その捏造した話が奇妙な事に前世の記憶と一致しており、自分も探偵事務所の女性従業員も、その過去の人物の中にいた事が分かる。
やがて、調査をしていく内に、老人にその前世を信じ込ませたらしい占い師の男、その男に関連した怪しい女性の存在を知る。
そして、さらに別の前世の存在も。
彼はヤクザやギャングから逃れながら調査を進めていくー。
何だか始まりも終わりも中途半端な印象の話だった。
始まりが中途半端というのは、この話はもしかして続編?という書かれ方をしていたこと。
終わり方としては、結局の所、調査の結末はどうなったか、金持ちの依頼人のその後、小説家はどうなったかというのがなかった事。
そして、話が一本筋でなく、前世の話というオカルト系かと思いきや、いきなりメキシコのギャングが出て来て相当残虐な事をしたりするハードボイルドな話だったりと定まらない感じだった。
個人的に興味深いのはオカルト系の方で、ゴブリンのような容姿の不気味な女の存在を掘り下げて書いて欲しかった。
世界は一つ。
相手は自分のうつし鏡である。
という話も、この物語の説によると何となくイメージできる。
だけど、あまりに途方もなさすぎてついていけない。
この世の理や宇宙の真実(?)を知りすぎると精神に異常をきたすというのは何となく分かるような気もした。
だけど、何度も生まれ変われるから・・・と、まあ、死んでもいいか・・・とはならない。
結局、今の肉体で痛い思いはしたくないと思うし、個人的にはもう二度と生まれ変わりなんてしたくないと思う。