トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
検索結果詳細
前へ
次へ
未来
双葉社 2018.5
湊 かなえ
∥著
(42人)
蔵書数: 4冊
貸出数: 2冊
貸出可能数: 2冊
予約件数: 0件
予約かごに入れる
ブックリストに登録する
あなたの評価
変更
削除
レビューを書く
所蔵
詳細
レビュー
資料の状況
竜王図書館 <1012169882>
貸出可 / 書庫一般書 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
竜王図書館 <1012319966>
貸出中 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
敷島図書館 <410965909>
貸出中 / 一般913.6マ-913.9 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811017314>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-575-24097-9
13桁ISBN
978-4-575-24097-9
書名ヨミ
ミライ
著者ヨミ
ミナト カナエ
分類記号
913.6
価格
¥1680
出版者ヨミ
フタバシャ
大きさ
20cm
ページ数
445p
抄録
ある日、10才の章子に突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分、30才の章子だという。信じているあいだは、本物の未来からの手紙。章子はその夜、返事を書き…。書き下ろし長編ミステリー。
著者紹介
1973年広島県生まれ。「告白」で本屋大賞、「ユートピア」で山本周五郎賞を受賞。ほかの著書に「贖罪」など。
当館優先
有用性順
新しい順
人中 人が好評価
({0})
null
修正する
削除する
イイネ!
イマイチ
違反報告
3人中 2人が好評価
哀・怒り・・そして愛
(2018/06/18)
るなくん/網走市立図書館
修正する
削除する
湊かなえ氏の得意とする分野の本です。
父を亡くしたばかりの10歳の章子へ30歳の章子から手紙が届くところから、物語は始まる。読んでいて心が痛くなる、爽やかさが全くない。
ラストまで読み終えて「さすがは湊かなえ!明るさのない中の落としどころを心得ている」と思わず唸ってしまう本です。最初は一気に読み、人間関係がわかったところで再度読み直ししました。
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
今が苦しいからこその未来
(2019/05/11)
あめんぼう/東温市立図書館
修正する
削除する
久々に一気読みした。
最近、心が不安定で本を読むのに集中できない。
だから、一冊読むのに相当時間を要しているのに、この本は3時間ほどで読んでしまった。
この本では物語の視点となる登場人物ごとにいくつかのパートに分かれている。
最初のパートは、未来の自分からの手紙を受け取った少女の話。
彼女は父親を癌で亡くし母親と二人暮らし。
所が、母親は精神的に不安定な人で、だけど美しい彼女に男たちが寄ってくる。
そんな生活状況を未来の自分にあてた様子で描かれている。
続く、パート1というパートでは、最初に登場した少女の友達の話になっている。
彼女も家庭環境は複雑で、父親の虐待に苦しめられている。
しかも、彼女の弟に対して父親がした事は虐待にとどまらずー。
パート2は、少女たちの学校の女性教諭の話。
パート3は、最初に登場した少女の父親の話。
そして、終章で締めくくられる。
この本では常に二種類の人間が登場する。
弱い人、その弱い人を利用する人。
美しい人、醜い人。
悪魔のような人、その悪魔に虐げられる人。
人の心を壊したり、大事なものを奪ったり、辱めたり、自殺まで追いつめたり・・・。
それらの事を平気でして普通に生活できる人たち。
そして、そのせいで人生を狂わされて普通に生活を送る事ができず、何故か悪者にされる人たちー。
残念だったのは、この本を読む前に、普段ならしないのに人のレビューをチラッと見てしまい、その冒頭にこの物語の要になっているような事が書かれていたこと。
それを頭に入れて読んでいたために何となく予想がついた部分があったのが残念だった。
夢中になって先に先に読んでしまう本だったけど、何となく違和感もあった。
それは何で最初に手紙の形式にしたのか?とか、母親はいくら精神的に病んでるといっても、子供の異変に全く気付かなかったのかーとか。
また、未来の自分から手紙を受け取るという設定ありきで書かれているようなのも気になった。
ただ、結末はタイトル通りの未来を感じさせて良かった。
どんな事があろうとも、未来を自分の手で切り開く事ができる。
そんなメッセージを受け取った。
今が苦しい人は未来からのプレゼントを受け取れる人かもしれない。
生きる事をあきらめなければー。
今より明るい未来を夢見て今を生きていよう。
そんな風に思えて、私自身も少し慰められた。
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 0人が好評価
重たすぎる!
(2018/12/22)
はるちゃん/小郡市立図書館
修正する
削除する
子供の頃、実父からの性的虐待と兄からの売春強要で心が壊れてしまった母を献身的に守る父。
その優しい父もガンで亡くした主人公の元に未来の自分から手紙が届く。
イジメ、不登校、親友の家庭でおこった児童虐待と弟の自殺、そして放火殺人· · ·と、これでもかのドロドロ劇。
湊かなえさん独特の文体で、最後まで一気に読めたが、
読後感は↓↓↓
イイネ!
イマイチ
違反報告
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
ブックリストに登録する
読みたい
今読んでる
読み終わった
資料を評価する
0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。
決定
閉じる
レビューを書く
貸出可 / 書庫一般書 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
竜王図書館 <1012319966>
貸出中 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ミ/ / 帯出可
敷島図書館 <410965909>
貸出中 / 一般913.6マ-913.9 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811017314>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ミ/ / 帯出可
null
るなくん/網走市立図書館
父を亡くしたばかりの10歳の章子へ30歳の章子から手紙が届くところから、物語は始まる。読んでいて心が痛くなる、爽やかさが全くない。
ラストまで読み終えて「さすがは湊かなえ!明るさのない中の落としどころを心得ている」と思わず唸ってしまう本です。最初は一気に読み、人間関係がわかったところで再度読み直ししました。
あめんぼう/東温市立図書館
最近、心が不安定で本を読むのに集中できない。
だから、一冊読むのに相当時間を要しているのに、この本は3時間ほどで読んでしまった。
この本では物語の視点となる登場人物ごとにいくつかのパートに分かれている。
最初のパートは、未来の自分からの手紙を受け取った少女の話。
彼女は父親を癌で亡くし母親と二人暮らし。
所が、母親は精神的に不安定な人で、だけど美しい彼女に男たちが寄ってくる。
そんな生活状況を未来の自分にあてた様子で描かれている。
続く、パート1というパートでは、最初に登場した少女の友達の話になっている。
彼女も家庭環境は複雑で、父親の虐待に苦しめられている。
しかも、彼女の弟に対して父親がした事は虐待にとどまらずー。
パート2は、少女たちの学校の女性教諭の話。
パート3は、最初に登場した少女の父親の話。
そして、終章で締めくくられる。
この本では常に二種類の人間が登場する。
弱い人、その弱い人を利用する人。
美しい人、醜い人。
悪魔のような人、その悪魔に虐げられる人。
人の心を壊したり、大事なものを奪ったり、辱めたり、自殺まで追いつめたり・・・。
それらの事を平気でして普通に生活できる人たち。
そして、そのせいで人生を狂わされて普通に生活を送る事ができず、何故か悪者にされる人たちー。
残念だったのは、この本を読む前に、普段ならしないのに人のレビューをチラッと見てしまい、その冒頭にこの物語の要になっているような事が書かれていたこと。
それを頭に入れて読んでいたために何となく予想がついた部分があったのが残念だった。
夢中になって先に先に読んでしまう本だったけど、何となく違和感もあった。
それは何で最初に手紙の形式にしたのか?とか、母親はいくら精神的に病んでるといっても、子供の異変に全く気付かなかったのかーとか。
また、未来の自分から手紙を受け取るという設定ありきで書かれているようなのも気になった。
ただ、結末はタイトル通りの未来を感じさせて良かった。
どんな事があろうとも、未来を自分の手で切り開く事ができる。
そんなメッセージを受け取った。
今が苦しい人は未来からのプレゼントを受け取れる人かもしれない。
生きる事をあきらめなければー。
今より明るい未来を夢見て今を生きていよう。
そんな風に思えて、私自身も少し慰められた。
はるちゃん/小郡市立図書館
その優しい父もガンで亡くした主人公の元に未来の自分から手紙が届く。
イジメ、不登校、親友の家庭でおこった児童虐待と弟の自殺、そして放火殺人· · ·と、これでもかのドロドロ劇。
湊かなえさん独特の文体で、最後まで一気に読めたが、
読後感は↓↓↓