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メインテーマは殺人
創元推理文庫
Mホ15-3
東京創元社 2019.9
アンソニー ホロヴィッツ
∥著
山田 蘭
∥訳
(12人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012373013>
貸出可 / 2F棚7/文庫(914.3-999 / /B/933/ホ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-488-26509-0
13桁ISBN
978-4-488-26509-0
書名ヨミ
メイン テーマ ワ サツジン
著者ヨミ
ホロヴィッツ アンソニー
著者原綴
Horowitz Anthony
著者ヨミ
ヤマダ ラン
原書名
原タイトル:The word is murder
叢書名ヨミ
ソウゲン スイリ ブンコ
分類記号
933.7
価格
¥1100
出版者ヨミ
トウキョウ ソウゲンシャ
大きさ
15cm
ページ数
487p
抄録
自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、ホロヴィッツは元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われ…。
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2人中 2人が好評価
文句なしの傑作パズラーです!
(2019/12/25)
語源大好き/網走市立図書館
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昨年、『カササギ殺人事件』で7冠を制覇したアンソニー・ホロヴィッツの新作長編です。
本書『メインテーマは殺人』は、『このミステリーがすごい! 2020年版』の国外編で1位になりました。
『このミステリーがすごい!』で2年連続首位というのも見事ですが、中身も偉業にふさわしい傑作に仕上がっています。
『カササギ殺人事件』には、日本語に翻訳する際、重要な伏線がわかりにくくなるという大きな欠点がありました。
ですが、本書はほぼ完璧に翻訳されているため、読者はストーリーに集中して謎解きに徹することができます。
本書で探偵役を務めるホーソーンという人物は、シャーロック・ホームズみたいな特異な推理力をもつ奇人です。
そのため、犯人当ては普通の読者には無理かと思いましたが、ちゃんとホーソーンが随所で謎を解く手がかりを示してくれます。
残念ながら、鈍感な私は最後まで犯人が誰なのかわかりませんでした。
再読して気づきましたが、作者は最初の殺人で犯人を特定可能な手がかりをフェアに示しています。
被害者が殺される順番まで伏線になっているほどで、ため息が出ました。
私が作者だったら、「読者への挑戦状」を見開きで入れるでしょう。
また、殺人の動機や犯人の設定にも無理がなく、誰が読んでも納得できると思います。
有名な映画監督や俳優なども実名で登場するので、映画に興味がある人なら、より楽しめます。
思えば、アンソニー・ホロヴィッツも化けたものですね。
デビュー当時は、児童書を書いていました。
ダイヤモンド兄弟シリーズを原書で読んだことがありますが、安っぽいストーリーのB級ギャグ作家で終わるだろうと予想していました。
日本語版は出ないだろうと思っていましたが、2008年に『ダイヤモンドブラザーズ』という邦題で翻訳されました。
興味のある人は読んでみてください。
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貸出可 / 2F棚7/文庫(914.3-999 / /B/933/ホ/ / 帯出可
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本書『メインテーマは殺人』は、『このミステリーがすごい! 2020年版』の国外編で1位になりました。
『このミステリーがすごい!』で2年連続首位というのも見事ですが、中身も偉業にふさわしい傑作に仕上がっています。
『カササギ殺人事件』には、日本語に翻訳する際、重要な伏線がわかりにくくなるという大きな欠点がありました。
ですが、本書はほぼ完璧に翻訳されているため、読者はストーリーに集中して謎解きに徹することができます。
本書で探偵役を務めるホーソーンという人物は、シャーロック・ホームズみたいな特異な推理力をもつ奇人です。
そのため、犯人当ては普通の読者には無理かと思いましたが、ちゃんとホーソーンが随所で謎を解く手がかりを示してくれます。
残念ながら、鈍感な私は最後まで犯人が誰なのかわかりませんでした。
再読して気づきましたが、作者は最初の殺人で犯人を特定可能な手がかりをフェアに示しています。
被害者が殺される順番まで伏線になっているほどで、ため息が出ました。
私が作者だったら、「読者への挑戦状」を見開きで入れるでしょう。
また、殺人の動機や犯人の設定にも無理がなく、誰が読んでも納得できると思います。
有名な映画監督や俳優なども実名で登場するので、映画に興味がある人なら、より楽しめます。
思えば、アンソニー・ホロヴィッツも化けたものですね。
デビュー当時は、児童書を書いていました。
ダイヤモンド兄弟シリーズを原書で読んだことがありますが、安っぽいストーリーのB級ギャグ作家で終わるだろうと予想していました。
日本語版は出ないだろうと思っていましたが、2008年に『ダイヤモンドブラザーズ』という邦題で翻訳されました。
興味のある人は読んでみてください。
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