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鳥獣戯画のヒミツ
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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敷島図書館 <410994792>
貸出可 / 一般700-799 / / /721/ミ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-473-04457-0
13桁ISBN 978-4-473-04457-0
書名ヨミ チョウジュウ ギガ ノ ヒミツ
著者ヨミ ミヤカワ テイイチ
分類記号 721.2
価格 ¥1700
出版者ヨミ タンコウシャ
大きさ 19cm
ページ数 191p
一般件名 鳥獣人物戯画
抄録 生き生きとした筆づかいで愛嬌たっぷりに動物たちを描いた「鳥獣戯画」。「月の世界」「大唐西域記」「明恵上人」をキーワードに、動物たちの正体やストーリーの真意など、多くの謎を文学的に読み解き、絵巻のヒミツに迫る。
著者紹介 1959年大分県生まれ。京都大学大学院文学研究科修士修了(考古学専攻)。京都国立博物館特任研究員。著書に「「霧島山登山図」は龍馬の絵か?」など。
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あるいはトンデモ本・・・なのか?
(2021/03/25)
子門/筑前町図書館
対話形式での叙述がなされていて、読みやすい。
「鳥獣戯画」(正しくは鳥獣人物戯画)は漫画の祖ともいわれるように有名な
作品である。日本人で知らない人っておそらく皆無なのではないか?カエルや
ウサギが相撲をとってる、あのポーズ!
で、なんであの画風が人をひくのか、その謎に迫ったのが本書だったりする。
僕たちが天空の月を見上げ、ソコににウサギをみる・・・中国から由来した
モノだった、との指摘は納得はできる。
奈良、平安、鎌倉時代の人々にとって「月にはウサギが住む」というのが
「常識」だったのも良しとする。
「鳥獣戯画」に登場する兎、猿、狐、猪らが「大唐西域記」に由来していた
との推論もアリかな?とも思うのだけど
高山寺の明恵上人とお釈迦様との関わりがあった・・・となると、その発想
の飛躍というか、あまりにもぶっとんだ推論の展開についていけない!
むろん、面白いとは思いますけどね。
学生時代に読んだ梅原猛さん「隠された十字架」、網野善彦さん「ハーメル
ンの笛吹き男」クラスの面白さ、だった。
でもね。奇想天外、面白ければいい、ってわけじゃない。
コレが小説として発表されていたら、それで良かったのだろうけど。
ヘタしたら、いわゆる「トンデモ本」あつかいされるのでは?
あ、むろん良いイミで、ですけども。
楽しませてもらったことは、たしかです。
一読をお薦めする所以。

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