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監禁探偵
実業之日本社 2019.10
我孫子 武丸
∥著
(3人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012372635>
貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ア/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-408-53742-9
13桁ISBN
978-4-408-53742-9
書名ヨミ
カンキン タンテイ
著者ヨミ
アビコ タケマル
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
ジツギョウ ノ ニホンシャ
大きさ
19cm
ページ数
345p
抄録
山根亮太は下着を盗もうと女性の部屋へ忍び込むが、そこには死体が! だが自室に少女・アカネを監禁している亮太は、警察に通報できず…。囚われた美少女が、事件の真相を暴く!? 『Webジェイ・ノベル』連載を加筆修正。
著者紹介
1962年兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。「8の殺人」で作家デビュー。著書に「人形はこたつで推理する」「殺戮にいたる病」など。
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尻すぼみ感
(2020/02/01)
あめんぼう/東温市立図書館
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とても読みやすい本だった。
発想も面白いし、序盤は面白くてすいすい読めた。
・・・が、どんどん尻すぼみになり、結末はどうにも無理のあるものだった。
この本は大きく3つのパートに分かれている。
その3つ共に登場し話の軸となるのが「アカネ」という少女。
最初の話の主人公は、仕事を辞めたばかりの自称イケメンの若い男。
彼は親に買ってもらったマンションに住んでいて、向いのマンションに住む若い女性の覗きをしている。
ある日、彼は街でナンパした、ツインテールの美少女を家に連れ帰り、なりゆきで家に監禁してしまう。
美少女の名前は「アカネ」。
やがて、覗きだけでなく、向いの彼女の部屋に忍び込んだ所、彼女は死んでいた。
それをアカネに話した所、アカネは状況から犯人を読み解いていく。
2話の主人公は若い医師の男性。
彼の勤める病院は評判は悪いが、凄腕の外科医がいて、彼はその医師に憧れている。
その病院に記憶を無くした少女が運び込まれる。
彼女は持ち物から「アカネ」という名前だと分かる。
やがて、病院で幽霊騒ぎ、若い看護士の自殺、相次ぐひき逃げ事件が起き、それをアカネは解きほぐしていく。
3話目では、2話の後行方不明になったアカネを追う、1話目、2話目の主人公たちの話。
この話で謎の多いアカネの正体が明らかになる。
物語の中心人物であるアカネの設定が面白い。
彼女は1話目では監禁されていて、2話目では入院している、という設定で自由がきかない中で事件を推理していく。
彼女の親はどんな人か、どんな生い立ちの少女なのか、何故、見知らぬ男性の家に転がり込むという危険な事をしているのかーその辺にも興味がそそられる。
・・・という訳で面白く読んでいたのに、どんどんと設定や話に無理があるな・・・と感じ、それが結末に出たという感じだった。
話の最後はアカネ自身の目線から描いて欲しかった。
彼女の思い、行動の理由をアカネ目線で描かれていたらもっと深みを感じる話だったと思う。
これじゃ、この本は軽く読むエンタメ本の印象だと思う。
それと、全く関係ない話だけど、この本を図書館で手に取った時、思わずすぐに本棚に返してしまった。
まだ新刊の本なのに、ものすごく汚れていたから。
それとこの表紙のイラスト・・・。
いかにもきわどい内容を想像させる。
私が通ってる図書館では何故かこの作者の本はどれもひどく汚れていて、そういう読者層が読む本なのかな~と何となく納得してしまった。
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あめんぼう/東温市立図書館
発想も面白いし、序盤は面白くてすいすい読めた。
・・・が、どんどん尻すぼみになり、結末はどうにも無理のあるものだった。
この本は大きく3つのパートに分かれている。
その3つ共に登場し話の軸となるのが「アカネ」という少女。
最初の話の主人公は、仕事を辞めたばかりの自称イケメンの若い男。
彼は親に買ってもらったマンションに住んでいて、向いのマンションに住む若い女性の覗きをしている。
ある日、彼は街でナンパした、ツインテールの美少女を家に連れ帰り、なりゆきで家に監禁してしまう。
美少女の名前は「アカネ」。
やがて、覗きだけでなく、向いの彼女の部屋に忍び込んだ所、彼女は死んでいた。
それをアカネに話した所、アカネは状況から犯人を読み解いていく。
2話の主人公は若い医師の男性。
彼の勤める病院は評判は悪いが、凄腕の外科医がいて、彼はその医師に憧れている。
その病院に記憶を無くした少女が運び込まれる。
彼女は持ち物から「アカネ」という名前だと分かる。
やがて、病院で幽霊騒ぎ、若い看護士の自殺、相次ぐひき逃げ事件が起き、それをアカネは解きほぐしていく。
3話目では、2話の後行方不明になったアカネを追う、1話目、2話目の主人公たちの話。
この話で謎の多いアカネの正体が明らかになる。
物語の中心人物であるアカネの設定が面白い。
彼女は1話目では監禁されていて、2話目では入院している、という設定で自由がきかない中で事件を推理していく。
彼女の親はどんな人か、どんな生い立ちの少女なのか、何故、見知らぬ男性の家に転がり込むという危険な事をしているのかーその辺にも興味がそそられる。
・・・という訳で面白く読んでいたのに、どんどんと設定や話に無理があるな・・・と感じ、それが結末に出たという感じだった。
話の最後はアカネ自身の目線から描いて欲しかった。
彼女の思い、行動の理由をアカネ目線で描かれていたらもっと深みを感じる話だったと思う。
これじゃ、この本は軽く読むエンタメ本の印象だと思う。
それと、全く関係ない話だけど、この本を図書館で手に取った時、思わずすぐに本棚に返してしまった。
まだ新刊の本なのに、ものすごく汚れていたから。
それとこの表紙のイラスト・・・。
いかにもきわどい内容を想像させる。
私が通ってる図書館では何故かこの作者の本はどれもひどく汚れていて、そういう読者層が読む本なのかな~と何となく納得してしまった。