トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
検索結果詳細
前へ
次へ
嗤う淑女
実業之日本社 2015.2
中山 七里
∥著
(24人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
予約かごに入れる
ブックリストに登録する
あなたの評価
変更
削除
レビューを書く
所蔵
詳細
レビュー
資料の状況
竜王図書館 <1012057756>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ナ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-408-53663-7
13桁ISBN
978-4-408-53663-7
書名ヨミ
ワラウ シュクジョ
著者ヨミ
ナカヤマ シチリ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
ジツギョウ ノ ニホンシャ
大きさ
20cm
ページ数
341p
抄録
“稀代の悪女”蒲生美智留。彼女は天賦の美貌と巧みな話術で、人々の人生を狂わせる…。ノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。『月刊ジェイ・ノベル』掲載を単行本化。
メディア化タイトル
嗤う淑女
著者紹介
1961年岐阜県生まれ。「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し2010年にデビュー。ほかの著書に「追憶の夜想曲」など。
当館優先
有用性順
新しい順
人中 人が好評価
({0})
null
修正する
削除する
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
連作短篇集 美貌の悪女、蒲生美智留
(2019/12/07)
はるちゃん/小郡市立図書館
修正する
削除する
【ネタバレ】
〔1. 野々宮恭子〕
主人公、蒲生美智留は学校でイジメに遭っていた
従姉妹の野々宮恭子を助けた上、骨髄ドナーとなり
絶対的な信頼を得る。
美智留は恭子を利用して自分に毎日性的虐待を
繰り返していた実父を殺害。
〔2. 鷺沼紗代〕
野々宮恭子の元クラスメイト、鷺沼沙代は
男社会で実力を認められない不満から
買い物依存が始まり、借金に追われていた。
美智留は言葉巧みに沙代を誘導して、横領と
インサイダー取引に手を染めさせ、2億もの大金を
手に入れる。
〔3. 野々宮弘樹〕
就職活動に失敗し、不満を抱えながら家業を
手伝う美智留の従兄弟、弘樹。
その鬱屈した思いに漬け込み、美智留は邪魔になった
恭子を叔父の孝之もろとも殺害させる。
〔4. 古巻佳恵〕
リストラになり「小説家になる」と言いつつ、
2年以上何もせず、暴力まで振るうようになった夫に
悩む佳恵に美智留は保険金詐欺を勧める。
〔5. 蒲生美智留〕
〈殺人〉と〈殺人教唆〉の罪で美智留の裁判が始まる。
弁護側証人、美容整形医の
「被告人は自分が施術して美智留の顔にした
野々宮恭子である」との証言と、
中学生の時の骨髄移植により美智留と恭子の
DNAは一致する事が決め手となり無罪となる。
しかし、真実は美智留が証人の元で美容整形をする前に
別の医師により恭子の顔になり、〔2 〕までの
犯罪を犯し、その後、顔を元に戻し恭子を殺害。
古巻佳恵の事件では保険金詐欺が目的ではなく、
法廷に立つ事で、
「自分は恭子で美智留に利用されただけだ」と
世間を騙すことだった。
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
浅薄
(2018/07/01)
あめんぼう/東温市立図書館
修正する
削除する
読んでいる時は面白いけど、ストーリー後半から読後感にかけて「何だかな~」になってしまった。
全体的な感想としては、浅い。薄い。
それはストーリーにしてもそうだし、登場人物にも深みが感じられない。
人を惹きつけるのは上手だけど、その魅力に中身が伴ってないな・・・と思った。
物語の中心になるのは、八頭身の美女、蒲生美智留。
彼女の美しさに惹かれ、関わった人間たちは皆破滅に追い込まれる。
彼女を暴行していた実の父親。
父親を殺す際に共犯者となった従姉妹の恭子。
彼女に唆され、その恭子を殺す事になった、恭子の弟。
2億以上の金を横領した学生時代の同級生の女性。
生命保険の金目当てに夫を殺した女性・・・。
その全ての悪事が彼女の目線でなく、被害者となった彼らの目線で描かれている。
最後の章は美智留の章となっているが、彼女の心情はほんのちょっとしか触れられてなくて、彼女がどうしてここまで人を陥れたのか、その理由づけが浅い。
また、彼女に唆されて悪事に走った人たちも、読んでいて「ここまで究極に走るかな・・・」と思う。
父親に暴行を受けていた、壮絶な過去があるのに、当の本人はどこか翳りのようなものを感じず、印象としてはただ、やられたらやり返す、自分の欲しい物のためにひ人を陥れるという、ありがちで浅薄な人間という印象。
この本はエンタメ本として読めばそれなりに楽しめるけど、それ以上のものを求めるとただ物足りない、という感想をもった。
イイネ!
イマイチ
違反報告
1人中 1人が好評価
ドラマと比較して見たいのですが
(2024/08/02)
ハンセン/和泉市立図書館
修正する
削除する
ちょうどドラマと比較できるタイミングで借りたのですが、ドラマを見ていないのでよくわかりませんが、いやミスに分類されると思いますね。人心を自由に使える主人公が、犯罪に手を染めていきますが、本人は手をくださいない犯罪怖い話です。
イイネ!
イマイチ
違反報告
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
ブックリストに登録する
読みたい
今読んでる
読み終わった
資料を評価する
0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。
決定
閉じる
レビューを書く
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ナ/ / 帯出可
null
はるちゃん/小郡市立図書館
〔1. 野々宮恭子〕
主人公、蒲生美智留は学校でイジメに遭っていた
従姉妹の野々宮恭子を助けた上、骨髄ドナーとなり
絶対的な信頼を得る。
美智留は恭子を利用して自分に毎日性的虐待を
繰り返していた実父を殺害。
〔2. 鷺沼紗代〕
野々宮恭子の元クラスメイト、鷺沼沙代は
男社会で実力を認められない不満から
買い物依存が始まり、借金に追われていた。
美智留は言葉巧みに沙代を誘導して、横領と
インサイダー取引に手を染めさせ、2億もの大金を
手に入れる。
〔3. 野々宮弘樹〕
就職活動に失敗し、不満を抱えながら家業を
手伝う美智留の従兄弟、弘樹。
その鬱屈した思いに漬け込み、美智留は邪魔になった
恭子を叔父の孝之もろとも殺害させる。
〔4. 古巻佳恵〕
リストラになり「小説家になる」と言いつつ、
2年以上何もせず、暴力まで振るうようになった夫に
悩む佳恵に美智留は保険金詐欺を勧める。
〔5. 蒲生美智留〕
〈殺人〉と〈殺人教唆〉の罪で美智留の裁判が始まる。
弁護側証人、美容整形医の
「被告人は自分が施術して美智留の顔にした
野々宮恭子である」との証言と、
中学生の時の骨髄移植により美智留と恭子の
DNAは一致する事が決め手となり無罪となる。
しかし、真実は美智留が証人の元で美容整形をする前に
別の医師により恭子の顔になり、〔2 〕までの
犯罪を犯し、その後、顔を元に戻し恭子を殺害。
古巻佳恵の事件では保険金詐欺が目的ではなく、
法廷に立つ事で、
「自分は恭子で美智留に利用されただけだ」と
世間を騙すことだった。
あめんぼう/東温市立図書館
全体的な感想としては、浅い。薄い。
それはストーリーにしてもそうだし、登場人物にも深みが感じられない。
人を惹きつけるのは上手だけど、その魅力に中身が伴ってないな・・・と思った。
物語の中心になるのは、八頭身の美女、蒲生美智留。
彼女の美しさに惹かれ、関わった人間たちは皆破滅に追い込まれる。
彼女を暴行していた実の父親。
父親を殺す際に共犯者となった従姉妹の恭子。
彼女に唆され、その恭子を殺す事になった、恭子の弟。
2億以上の金を横領した学生時代の同級生の女性。
生命保険の金目当てに夫を殺した女性・・・。
その全ての悪事が彼女の目線でなく、被害者となった彼らの目線で描かれている。
最後の章は美智留の章となっているが、彼女の心情はほんのちょっとしか触れられてなくて、彼女がどうしてここまで人を陥れたのか、その理由づけが浅い。
また、彼女に唆されて悪事に走った人たちも、読んでいて「ここまで究極に走るかな・・・」と思う。
父親に暴行を受けていた、壮絶な過去があるのに、当の本人はどこか翳りのようなものを感じず、印象としてはただ、やられたらやり返す、自分の欲しい物のためにひ人を陥れるという、ありがちで浅薄な人間という印象。
この本はエンタメ本として読めばそれなりに楽しめるけど、それ以上のものを求めるとただ物足りない、という感想をもった。
ハンセン/和泉市立図書館