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縄紋
幻冬舎 2020.5
真梨 幸子
∥著
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竜王図書館 <1012396485>
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/マ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-344-03615-4
13桁ISBN
978-4-344-03615-4
書名ヨミ
ジョウモン
著者ヨミ
マリ ユキコ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
ゲントウシャ
大きさ
19cm
ページ数
435p
抄録
フリーの校正者・興梠に届いた自費出版小説の校正紙。それは“縄「紋」時代”に関する記述から始まる不可思議なもので…。過去と現代、そして未来が絡み合う長編。『小説幻冬』連載を加筆修正し、書き下ろしを加えて単行本化。
著者紹介
1964年宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。「孤虫症」で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「殺人鬼フジコの衝動」「女ともだち」など。
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縄文時代が出てくる話
(2020/10/02)
ブルーバック/甲斐市立図書館
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古代日本の生活などから現代未来を予測するような話に現代の殺人時間が絡む。最後まで読めたが、今一入り込めなかった。
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世界観にはまった
(2020/10/26)
あめんぼう/東温市立図書館
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主人公は大手出版会社を早期退職し、今はフリーの校正者である男性。
彼は自費出版の「縄紋黙示録」という原稿の校正を依頼される。
その原稿は縄文時代を舞台にした小説で、やたら縄文時代の事について書かれており、時代検証が必要だと思った彼は元同僚で今はホームレスの男性に原稿を見てもらう。
そして、なりゆきでその男性は飼い犬と共に、主人公の家にしばらく住む事になる。
その後、「縄紋黙示録」は殺人犯で今は刑務所にいる女性が書いたものだと分かる。
そして、縄文時代へのトリップ。
そこでは男女は鳥居によって分かれていて、子供を産む女性以外は過酷な状況にあった。
物語は、元同僚、出版社の女性と変わりながら、縄文時代にトリップした世界を描きつつ進んでいく。
この作者の書いたものでは、今まで読んだ中で一番シンプルなストーリーだった。
登場人物もそれほど多くないし、話もそれほど複雑でもないし。
それなのに、読みお終わった後、いつものように何かバカされたような気分になるというのは・・・。
あれ?これで終わり?何か見落としてないか?分かってないんじゃないか?という気分になった。
そして、そういう読後感にも関わらず、訳分からん!と腹が立つ感じにはならない。
結末はどうあれ、書いてある内容にひきつけられて読む事ができたからかもしれない。
何しろ、生まれてからこんなに縄文時代という時代について考えたのはこの本を読んで初めて。
そして、発想の素晴らしさ。
文字、言葉というものの捉え方とか、刺青と現代のコンピューター言語をつなげる発想だとか、イメージしてみるとすごい世界観だった。
過去の縄文時代にトリップしたと思いきや実は・・・というのもなるほど・・・という感じ。
それにしても、これだけ縄文時代、その周辺について詳しく書くというのは大変だな・・・と思ったと同時に、この本の校正は大変だろうなぁ・・・と思った。
小説の中の小説だから空想の世界という事でそれほど正確でなくてもいい?
だとしても、リアル感をもって読めて、書き手の時代に対する情熱みたいなのを感じた。
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彼は自費出版の「縄紋黙示録」という原稿の校正を依頼される。
その原稿は縄文時代を舞台にした小説で、やたら縄文時代の事について書かれており、時代検証が必要だと思った彼は元同僚で今はホームレスの男性に原稿を見てもらう。
そして、なりゆきでその男性は飼い犬と共に、主人公の家にしばらく住む事になる。
その後、「縄紋黙示録」は殺人犯で今は刑務所にいる女性が書いたものだと分かる。
そして、縄文時代へのトリップ。
そこでは男女は鳥居によって分かれていて、子供を産む女性以外は過酷な状況にあった。
物語は、元同僚、出版社の女性と変わりながら、縄文時代にトリップした世界を描きつつ進んでいく。
この作者の書いたものでは、今まで読んだ中で一番シンプルなストーリーだった。
登場人物もそれほど多くないし、話もそれほど複雑でもないし。
それなのに、読みお終わった後、いつものように何かバカされたような気分になるというのは・・・。
あれ?これで終わり?何か見落としてないか?分かってないんじゃないか?という気分になった。
そして、そういう読後感にも関わらず、訳分からん!と腹が立つ感じにはならない。
結末はどうあれ、書いてある内容にひきつけられて読む事ができたからかもしれない。
何しろ、生まれてからこんなに縄文時代という時代について考えたのはこの本を読んで初めて。
そして、発想の素晴らしさ。
文字、言葉というものの捉え方とか、刺青と現代のコンピューター言語をつなげる発想だとか、イメージしてみるとすごい世界観だった。
過去の縄文時代にトリップしたと思いきや実は・・・というのもなるほど・・・という感じ。
それにしても、これだけ縄文時代、その周辺について詳しく書くというのは大変だな・・・と思ったと同時に、この本の校正は大変だろうなぁ・・・と思った。
小説の中の小説だから空想の世界という事でそれほど正確でなくてもいい?
だとしても、リアル感をもって読めて、書き手の時代に対する情熱みたいなのを感じた。