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ウツボカズラの甘い息
幻冬舎 2015.5
柚月 裕子
∥著
(18人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
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竜王図書館 <1012075139>
貸出可 / 1F棚19/913.6モロ914.6カ / / /913.6/ユ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-344-02771-8
13桁ISBN
978-4-344-02771-8
書名ヨミ
ウツボカズラ ノ アマイ イキ
著者ヨミ
ユズキ ユウコ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
ゲントウシャ
大きさ
20cm
ページ数
461p
抄録
殺人と巨額詐欺。交錯する2つの事件はやがて、人の狂気を炙り出す…。日常生活の危うさ、人間の心の脆さを、圧倒的なリアリティーで描くミステリー長篇。『パピルス』掲載に加筆し書籍化。
著者紹介
1968年岩手県生まれ。「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。「検事の本懐」で第15回大藪春彦賞を受賞。他の著書に「朽ちないサクラ」など。
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尻すぼみ
(2018/11/19)
あめんぼう/東温市立図書館
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読んでいる時は面白いと思えたのに、読み終えての感想はガッカリ、中身がないというもの。
どんどん尻すぼみになる本だった。
物語は2つの方向から進む。
1つは、
肥満ぎみで精神疾患をもつ主婦の話。
彼女は若い時は美しかったが、結婚してからその輝きは失われていた。
それが、懸賞で手にしたコンサートのチケットにより人生が一変する。
彼女はそこで学生時代の同級生の女性と出会う。
女性は有名な化粧品メーカーの社長と懇意にしており、その化粧品の広告塔として彼女に活動して欲しいと言う。
1ケ月に数日、化粧品のアピールをするという仕事で、月収50万円。
最初は躊躇していた彼女はその仕事を引き受け、どんどん美しくなっていく。
もう1つは、
鎌倉の別荘で男性の死体が見つかる。
その事件を追う男性と女性刑事コンビの物語。
彼らは事件を追う内に、ある化粧品会社が事件に絡んでいたことーさらにはその化粧品会社の代表をしていた女性にたどりつく。
この2つの物語が進行していくので、最初の主婦の話は殺人事件につながっているのだろう・・・と嫌な予感で読み進める。
多分、この女性は不幸になるんだろうな・・・と。
それまで序盤では彼女の生い立ちが描かれていて、自身の容姿によって彼女の人生が上下している様子が丁寧に描かれている。
そして、刑事二人の話ではベテラン刑事と美人刑事のやりとり、彼らの仕事ぶりや性格が描かれている。
好感のもてるコンビだと思った。
それなのに、最初丁寧に書かれていたものが後半ではあっという間に謎解きされて、彼らの存在が生かされてない。
全く、浅くて内容のないものに思えた。
殺害の理由、犯人の動機が浅いからというのもある。
主人公の主婦との因縁、何かもっと深いものがあると期待していたからというのもある。
何か、尻切れトンボのような印象をもって終わった本だった。
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あめんぼう/東温市立図書館
どんどん尻すぼみになる本だった。
物語は2つの方向から進む。
1つは、
肥満ぎみで精神疾患をもつ主婦の話。
彼女は若い時は美しかったが、結婚してからその輝きは失われていた。
それが、懸賞で手にしたコンサートのチケットにより人生が一変する。
彼女はそこで学生時代の同級生の女性と出会う。
女性は有名な化粧品メーカーの社長と懇意にしており、その化粧品の広告塔として彼女に活動して欲しいと言う。
1ケ月に数日、化粧品のアピールをするという仕事で、月収50万円。
最初は躊躇していた彼女はその仕事を引き受け、どんどん美しくなっていく。
もう1つは、
鎌倉の別荘で男性の死体が見つかる。
その事件を追う男性と女性刑事コンビの物語。
彼らは事件を追う内に、ある化粧品会社が事件に絡んでいたことーさらにはその化粧品会社の代表をしていた女性にたどりつく。
この2つの物語が進行していくので、最初の主婦の話は殺人事件につながっているのだろう・・・と嫌な予感で読み進める。
多分、この女性は不幸になるんだろうな・・・と。
それまで序盤では彼女の生い立ちが描かれていて、自身の容姿によって彼女の人生が上下している様子が丁寧に描かれている。
そして、刑事二人の話ではベテラン刑事と美人刑事のやりとり、彼らの仕事ぶりや性格が描かれている。
好感のもてるコンビだと思った。
それなのに、最初丁寧に書かれていたものが後半ではあっという間に謎解きされて、彼らの存在が生かされてない。
全く、浅くて内容のないものに思えた。
殺害の理由、犯人の動機が浅いからというのもある。
主人公の主婦との因縁、何かもっと深いものがあると期待していたからというのもある。
何か、尻切れトンボのような印象をもって終わった本だった。