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子ども版声に出して読みたい日本語 3
朋有り遠方より来たる
草思社 2004.8
齋藤 孝
∥編
(16人)
蔵書数: 3冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 3冊
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竜王図書館 <1020658975>
貸出可 / 児童-西壁800・Eもじ / / /809/コ/3 / 帯出可
敷島図書館 <420114191>
貸出可 / 児童600-899 / / /809/コ/3 / 帯出可
双葉図書館 <2820304166>
貸出可 / 児童700-899 / / /809/コ/3 / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-7942-1332-8
書名ヨミ
コドモバン コエ ニ ダシテ ヨミタイ ニホンゴ
著者ヨミ
サイトウ タカシ
分類記号
809.4
価格
¥1000
出版者ヨミ
ソウシシャ
大きさ
21×23cm
ページ数
1冊
一般件名
朗読法
学習件名
朗読法
学習件名ヨミ
ロウドクホウ
学習件名
論語
学習件名ヨミ
ロンゴ
抄録
ベストセラー「声に出して読みたい日本語」を、子ども向けの教育的な絵本として編んだ子ども版シリーズ。3巻は「論語」から「巧言令色鮮し仁」「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし」などを、やさしい現代語訳を併記して紹介。
児童内容紹介
論語(ろんご)を大きなこえで読んでみよう。こえに出して読むことで、せすじがピンとのびて、ことばのリズムやきぶんをもっともっと楽しむことができるようになるよ。この本では論語を、とてもやさしい訳文とともにとりあげています。
著者紹介
1960年静岡生まれ。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程修了。明治大学文学部教授。専攻は教育学・身体論。著書に「声に出して読みたい日本語」「座右のゲーテ」等。
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軽妙なリアルさ
(2018/07/14)
あめんぼう/東温市立図書館
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七十歳になると死亡しなきゃいけないという法律が可決され、2年後に施行される事になった日本。
その法律により、それまでとは意識の変わった一家を描いた本。
宝田一家は、大手企業に勤める父親、専業主婦の母親、寝たきりの祖母、ニートの息子、自活している娘という家族構成。
その中で、寝たきりの祖母の面倒をみるのは母親の役目。
夫も家に一日中いる息子も介護を手伝う事はない。
一時は娘にも介護を手伝って欲しいと願うも、彼女は家を出てしまい、今はヘルパーの仕事をしている。
そんな一家は、七十歳になると死亡するという法案により、その施行を2年後に控え、祖母はあと2年で死ぬのだからと投げやりになり、夫は会社を早期退職し、親友と世界旅行に出た。
2年後の死を前に、祖母は実の娘たちに遺産を贈与しようとするが、その際の彼女たちとその夫の態度により、すぐに贈与するのを見合わせる。
法案が通るまでは嫁に気を遣っていた祖母は嫁にきつくあたるようになり、今や息子のいない時は呼び捨て。
夜中も平気で呼びつける。
そんな姑の介護や勝手な夫、小姑たちに腹を立て、ついに妻は家を出るー。
こういう風にあらすじを書くと、ヘビーな内容かと思うけど、実際読んでみるとそんな事はない。
こんな重いテーマなのに、軽くさらっと読めた。
もちろん、こんな法案は絶対に現実的にありえない話だから・・・というのもあるけど、それを踏まえつつも現実的に書いてある。
現実味のある話だし、文章だけど、それを軽妙に書いてあるな~と思った。
この話のあらすじを見ても分かるように、嫁の周囲・・・特に夫の能天気さにはあきれる。
彼女がいなくなって初めて存在のありがたみに気づく訳だけど、いないならいないなりに何とかしようと考えて行動するようにはなっている。
それなら嫁がいる時にそうしろ、と思うけど、そうはならないんだよな・・・と思う。
一度本当にいなくならないと分からない。
それなら、ちゃんと嫁がガマンするだけじゃなく、こうして欲しいという要求をしたり、自分の考えを素直に言えばよかった・・・と言うと、それでは彼らは変われなかったと思う。
ただ、彼らは救いようもないほどの悪人だとかいうのでなく、普通の人々で可愛げもある。
その辺がリアルだな・・・と思う。
まあ、後半の展開や結末は少しご都合主義かなと思ったけど、それはそれで読後感が良かった。
読みやすくて、深刻になりすぎずにすぐに読み切った。
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その法律により、それまでとは意識の変わった一家を描いた本。
宝田一家は、大手企業に勤める父親、専業主婦の母親、寝たきりの祖母、ニートの息子、自活している娘という家族構成。
その中で、寝たきりの祖母の面倒をみるのは母親の役目。
夫も家に一日中いる息子も介護を手伝う事はない。
一時は娘にも介護を手伝って欲しいと願うも、彼女は家を出てしまい、今はヘルパーの仕事をしている。
そんな一家は、七十歳になると死亡するという法案により、その施行を2年後に控え、祖母はあと2年で死ぬのだからと投げやりになり、夫は会社を早期退職し、親友と世界旅行に出た。
2年後の死を前に、祖母は実の娘たちに遺産を贈与しようとするが、その際の彼女たちとその夫の態度により、すぐに贈与するのを見合わせる。
法案が通るまでは嫁に気を遣っていた祖母は嫁にきつくあたるようになり、今や息子のいない時は呼び捨て。
夜中も平気で呼びつける。
そんな姑の介護や勝手な夫、小姑たちに腹を立て、ついに妻は家を出るー。
こういう風にあらすじを書くと、ヘビーな内容かと思うけど、実際読んでみるとそんな事はない。
こんな重いテーマなのに、軽くさらっと読めた。
もちろん、こんな法案は絶対に現実的にありえない話だから・・・というのもあるけど、それを踏まえつつも現実的に書いてある。
現実味のある話だし、文章だけど、それを軽妙に書いてあるな~と思った。
この話のあらすじを見ても分かるように、嫁の周囲・・・特に夫の能天気さにはあきれる。
彼女がいなくなって初めて存在のありがたみに気づく訳だけど、いないならいないなりに何とかしようと考えて行動するようにはなっている。
それなら嫁がいる時にそうしろ、と思うけど、そうはならないんだよな・・・と思う。
一度本当にいなくならないと分からない。
それなら、ちゃんと嫁がガマンするだけじゃなく、こうして欲しいという要求をしたり、自分の考えを素直に言えばよかった・・・と言うと、それでは彼らは変われなかったと思う。
ただ、彼らは救いようもないほどの悪人だとかいうのでなく、普通の人々で可愛げもある。
その辺がリアルだな・・・と思う。
まあ、後半の展開や結末は少しご都合主義かなと思ったけど、それはそれで読後感が良かった。
読みやすくて、深刻になりすぎずにすぐに読み切った。