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コロナと潜水服
光文社 2020.12
奥田 英朗
∥著
(19人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 0冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012417760>
貸出中 / 1F棚15/913.6オオーコ / / /913.6/オ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-334-91377-9
13桁ISBN
978-4-334-91377-9
書名ヨミ
コロナ ト センスイフク
著者ヨミ
オクダ ヒデオ
分類記号
913.6
価格
¥1500
出版者ヨミ
コウブンシャ
大きさ
19cm
ページ数
253p
内容
内容:海の家 ファイトクラブ 占い師 コロナと潜水服 パンダに乗って
抄録
5歳の息子には、新型コロナウイルスが感知できる? パパがとった究極の対応策とは…。表題作をはじめ、愛と奇想の全5作を収録する。作中の登場曲が視聴できるQRコード付き。『小説宝石』掲載を書籍化。
著者紹介
1959年岐阜県生まれ。「空中ブランコ」で直木賞、「家日和」で柴田錬三郎賞、「オリンピックの身代金」で吉川英治文学賞を受賞。
内容細目・詳細
1
内容書名
海の家
内容書名ヨミ
ウミ ノ イエ
2
内容書名
ファイトクラブ
内容書名ヨミ
ファイト クラブ
3
内容書名
占い師
内容書名ヨミ
ウラナイシ
4
内容書名
コロナと潜水服
内容書名ヨミ
コロナ ト センスイフク
5
内容書名
パンダに乗って
内容書名ヨミ
パンダ ニ ノッテ
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ホロッとくる短編集
(2022/03/12)
あめんぼう/東温市立図書館
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幽霊や霊力的なものが登場する5話からなる短編集。
幽霊が登場すると言ってもどの話も恐くない。
むしろホロッとくるようないい話ばかりだった。
「海の家」
妻の浮気により、数か月、海の側の別荘を借りて住む事にした作家の男性。
彼は別荘に住んでから夜になると子供の足音を聞いたり、不思議な体験をする。
「ファイトクラブ」
左遷され、慣れない警備の仕事をする事になった男性たち。
そこには身体を鍛える器具が置かれており、やがて彼らはそこで知り合った男性からボクシングを教わる。
「占い師」
プロ野球選手とつき合っている女性。
彼女は彼がプロになってから冷たい態度をとるようになり悩んでいる。
そんな折、とある占い師を紹介され、彼女の元に通うように。
彼女に悩みを打ち明ける中で、野球選手の彼はスランプに陥り、気持ちを取り戻したかのように思えたがー。
「コロナと潜水服」
5歳の息子が超能力をもつようになった事に気付いた男性。
その能力とはコロナをいち早く察知する能力。
最初は半信半疑だったが、そんな彼自身がコロナになって家族にうつらないように潜水服を着て過ごす事に。
「パンダに乗って」
イタリアの車、パンダが好きで、東京から新潟まで車を引き取りに来た男性。
待望のパンダに乗り込むと、車は勝手に道案内を始める。
車の案内するまま訪れた場所、知り合った人々はー。
どの話の主人公たちも好感がもてる。
考え方が明るくて、幽霊に対して誰もがむやみに恐がったりしていない。
最初の話の男性は幽霊の子供に明るく呼びかけているし、最後の話の男性は自分の行きたくない所へ車に連れまわされているのに怒ったりせず、むしろ親しみを感じているように見える。
どの話の登場人物たちも余裕を感じて、作者の人柄を感じさせてくれた。
だから読み終えて、ジーンとくる。
だけど、どの話もすごく短くてサラッと書かれている印象があるから、深いジーンではない。
それがむしろ押しつけがましくない感じでいいな・・・と思えた。
恐い存在のものもこの本のような対応をする事で恐くなくなるのかもな・・・なんて思った。
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貸出中 / 1F棚15/913.6オオーコ / / /913.6/オ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
幽霊が登場すると言ってもどの話も恐くない。
むしろホロッとくるようないい話ばかりだった。
「海の家」
妻の浮気により、数か月、海の側の別荘を借りて住む事にした作家の男性。
彼は別荘に住んでから夜になると子供の足音を聞いたり、不思議な体験をする。
「ファイトクラブ」
左遷され、慣れない警備の仕事をする事になった男性たち。
そこには身体を鍛える器具が置かれており、やがて彼らはそこで知り合った男性からボクシングを教わる。
「占い師」
プロ野球選手とつき合っている女性。
彼女は彼がプロになってから冷たい態度をとるようになり悩んでいる。
そんな折、とある占い師を紹介され、彼女の元に通うように。
彼女に悩みを打ち明ける中で、野球選手の彼はスランプに陥り、気持ちを取り戻したかのように思えたがー。
「コロナと潜水服」
5歳の息子が超能力をもつようになった事に気付いた男性。
その能力とはコロナをいち早く察知する能力。
最初は半信半疑だったが、そんな彼自身がコロナになって家族にうつらないように潜水服を着て過ごす事に。
「パンダに乗って」
イタリアの車、パンダが好きで、東京から新潟まで車を引き取りに来た男性。
待望のパンダに乗り込むと、車は勝手に道案内を始める。
車の案内するまま訪れた場所、知り合った人々はー。
どの話の主人公たちも好感がもてる。
考え方が明るくて、幽霊に対して誰もがむやみに恐がったりしていない。
最初の話の男性は幽霊の子供に明るく呼びかけているし、最後の話の男性は自分の行きたくない所へ車に連れまわされているのに怒ったりせず、むしろ親しみを感じているように見える。
どの話の登場人物たちも余裕を感じて、作者の人柄を感じさせてくれた。
だから読み終えて、ジーンとくる。
だけど、どの話もすごく短くてサラッと書かれている印象があるから、深いジーンではない。
それがむしろ押しつけがましくない感じでいいな・・・と思えた。
恐い存在のものもこの本のような対応をする事で恐くなくなるのかもな・・・なんて思った。