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ロンリネス
光文社 2018.6
桐野 夏生
∥著
(12人)
蔵書数: 2冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 2冊
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竜王図書館 <1012320592>
貸出可 / 1F棚15/913.6オオーコ / / /913.6/キ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811017660>
貸出可 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/キ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-334-91213-0
13桁ISBN
978-4-334-91213-0
書名ヨミ
ロンリネス
著者ヨミ
キリノ ナツオ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
コウブンシャ
大きさ
20cm
ページ数
426p
抄録
タワーマンションに暮らす有紗は、同じマンションに住む高梨と急接近し、ママ友でW不倫中の美雨ママに相談をする。やがて、有紗は高梨に強く惹かれていることに気づき…。『VERY』連載を単行本化。「ハピネス」続編。
著者紹介
1951年金沢市生まれ。「OUT」で日本推理作家協会賞、「柔らかな頰」で直木賞、「ナニカアル」で島清恋愛文学賞と読売文学賞受賞。2015年紫綬褒章受章。
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深いタイトル
(2018/12/06)
あめんぼう/東温市立図書館
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先に出ていた「ハピネス」の続編。
これを読む前に自分のレビューをちょっと読み返して何となくうっすらと内容を思いだした。
改めて今回、このレビューを書く意義があるな・・・と再確認した。
主人公は離婚歴のある、幼い娘をもつ主婦。
彼女はタワーマンションの住人で、海外赴任していた夫も今は帰国し、親子3人で暮らしている。
前回登場した土屋アンナ似の美人のママ友は他のママ友の夫と不倫関係になり、お互いの家庭はメチャメチャに。
不倫されたママ友は青山でセレクトショップを始めた。
他のママ友二人はその様子を面白がっている様子。
そんな中、主人公は自分の住むタワマンの斜め下の部屋の既婚者の男性に心惹かれていく。
読む前に期待していたせいで、はっきり言って期待外れな内容だった。
主人公の女性が鼻につく。
きどった話し方も、元夫の婚家に置いてきた子供に対する態度も、さっきまで別れると言ったかと思うと恋にうかれた様子になったり、抱かれる、抱かれないでワーワーやっている様子も・・・
とにかく、自分に酔ってると思えて鼻白んだ。
かと言って、彼女が羨ましいからとかいうのでもない。
タワマンに住むとか別に羨ましく思った事ないし、結婚して恋をしているというのも特にいいな・・・と思わない。
彼女の恋する、相手の男はどう見たって不実で計算高い男で癖がある。
何でこんな男に夢中になるかな・・・と思うけど、それが恋の当事者の事か・・・とも思う。
私が読み終えて気になったのはタイトル。
タイトルって、最近、作品について大きなものだと感じている。
だから、この主人公の主婦みたいに、割に経済的に困ってなくて、夫も娘もいる。
そして、仕事もちゃんと見つかり、愛人までいる。
そんな人が「ロンリネス」?
と思うけれど、実はその辺りが深いのかな・・・なんて思ったりもした。
何も考えずにタイトルをつけるという事はないだろうし、私はこの女性を見て、他の登場人物が彼女の事を言うように優しい女性ではなく、むしろ、冷たい心の人だと思い、彼女の考えやしている事が空しく感じられた。
その虚しさこそが「ロンリネス」?
なんて事を思った。
イイネ!
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不倫の代償は心の傷が深い
(2019/02/12)
るなくん/網走市立図書館
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タワーマンションに住む主婦の有紗はママ友の美雨ママ(洋子)がW不倫していて、その状況に影響を受けて生活をしていた。
そんな中、有紗の家庭でもちょとした言葉のすれ違いや、ほんの少しの思いやりさえ薄れた夫婦生活に心の軋みが出始める。
そしてその亀裂を埋めるかの如く、有紗は夫以外の男性に心が強く惹かれていく。
登場している大人達の言動があまりにも身勝手に感じる。子供は蚊帳の外で自分の気持ちが優先しているようようで悲しくなった。
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双葉図書館 <2811017660>
貸出可 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/キ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
これを読む前に自分のレビューをちょっと読み返して何となくうっすらと内容を思いだした。
改めて今回、このレビューを書く意義があるな・・・と再確認した。
主人公は離婚歴のある、幼い娘をもつ主婦。
彼女はタワーマンションの住人で、海外赴任していた夫も今は帰国し、親子3人で暮らしている。
前回登場した土屋アンナ似の美人のママ友は他のママ友の夫と不倫関係になり、お互いの家庭はメチャメチャに。
不倫されたママ友は青山でセレクトショップを始めた。
他のママ友二人はその様子を面白がっている様子。
そんな中、主人公は自分の住むタワマンの斜め下の部屋の既婚者の男性に心惹かれていく。
読む前に期待していたせいで、はっきり言って期待外れな内容だった。
主人公の女性が鼻につく。
きどった話し方も、元夫の婚家に置いてきた子供に対する態度も、さっきまで別れると言ったかと思うと恋にうかれた様子になったり、抱かれる、抱かれないでワーワーやっている様子も・・・
とにかく、自分に酔ってると思えて鼻白んだ。
かと言って、彼女が羨ましいからとかいうのでもない。
タワマンに住むとか別に羨ましく思った事ないし、結婚して恋をしているというのも特にいいな・・・と思わない。
彼女の恋する、相手の男はどう見たって不実で計算高い男で癖がある。
何でこんな男に夢中になるかな・・・と思うけど、それが恋の当事者の事か・・・とも思う。
私が読み終えて気になったのはタイトル。
タイトルって、最近、作品について大きなものだと感じている。
だから、この主人公の主婦みたいに、割に経済的に困ってなくて、夫も娘もいる。
そして、仕事もちゃんと見つかり、愛人までいる。
そんな人が「ロンリネス」?
と思うけれど、実はその辺りが深いのかな・・・なんて思ったりもした。
何も考えずにタイトルをつけるという事はないだろうし、私はこの女性を見て、他の登場人物が彼女の事を言うように優しい女性ではなく、むしろ、冷たい心の人だと思い、彼女の考えやしている事が空しく感じられた。
その虚しさこそが「ロンリネス」?
なんて事を思った。
るなくん/網走市立図書館
そんな中、有紗の家庭でもちょとした言葉のすれ違いや、ほんの少しの思いやりさえ薄れた夫婦生活に心の軋みが出始める。
そしてその亀裂を埋めるかの如く、有紗は夫以外の男性に心が強く惹かれていく。
登場している大人達の言動があまりにも身勝手に感じる。子供は蚊帳の外で自分の気持ちが優先しているようようで悲しくなった。