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いつか君に出会ってほしい本
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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資料の状況
双葉図書館 <2820584825>
貸出可 / ヤングアダルト / / /019/タ/YAシリーズ / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-309-61749-7
13桁ISBN 978-4-309-61749-7
書名ヨミ イツカ キミ ニ デアッテ ホシイ ホン
副書名ヨミ ナンド デモ ヨミカエシタイ ヒャクゴジュウハッサツ
著者ヨミ タムラ アヤ
叢書名ヨミ ジュウヨンサイ ノ ヨワタリジュツ
分類記号 019.5
価格 ¥1420
出版者ヨミ カワデ ショボウ シンシャ
大きさ 19cm
ページ数 270p
一般件名 読書
学習件名 本の紹介
学習件名ヨミ ホン ノ ショウカイ
学習件名 読書
学習件名ヨミ ドクショ
抄録 一冊の本との出会いが、人生を変えることがある。短いフレーズから、力をもらうこともある。中学生に向けて、おススメの本158冊を紹介する。共同通信社文芸記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。
児童内容紹介 一冊の本との出会いが、人生を変えることがある。短いフレーズから、力をもらうこともある。本を開いたそのときから、あなたは著者と一対一で向き合うだろう。ひっそりと言葉を交わすこともあるだろう。本の世界にようこそ。豊かで楽しい時間がそこにある-。中学生のあなたに向けて、おススメの本158冊を紹介する。
著者紹介 埼玉県生まれ。共同通信社編集委員室編集委員。著書に「おばけになりたい!」など。
目次
はじめに-本には読むべき「とき」がある
第1章|この世界を生きのびろ いつか君に出会ってほしい本
  1|異端者の孤独な魂-『金閣寺』三島由紀夫
  2|魂の声を聞き、刻む-『苦海浄土』石牟礼道子
  3|3653日のうちの1日-『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン、木村浩訳
  4|自由を求めるすべての人に-『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン、土屋京子訳
  5|差別の根深さ-『青い眼がほしい』トニ・モリスン、大社淑子訳
  6|青春の本質を刻印-『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー、野崎孝訳
  7|故郷捨てて逃げた負い目-『朝鮮と日本に生きる』金時鐘
  8|二つの国と言葉のはざまで-『由煕 ナビ・タリョン』李良枝
  9|一緒にいたいという願い-『やさしい猫』中島京子
  ●もっと読みたい
  『さぶ』山本周五郎
  『野ブタ。をプロデュース』白岩玄
  『流』東山彰良
  『楽隊のうさぎ』中沢けい
  『或る「小倉日記」伝』松本清張
  『あん』ドリアン助川
  『にんじん』ジュール・ルナール、中条省平訳
  『芽むしり仔撃ち』大江健三郎
  『カクテル・パーティー』大城立裕
  『火車』宮部みゆき
  『豚の報い』又吉栄喜
  『マンゴー通り、ときどきさよなら』サンドラ・シスネロス、くぼたのぞみ訳
  『手紙』東野圭吾
  『緑と赤』深沢潮
  『伴走車』浅生鴨
  『カブールの園』宮内悠介
  『ある奴隷少女に起こった出来事』ハリエット・アン・ジェイコブズ、堀越ゆき訳
  ●もっともっと読みたい
  1|虐げられた人の側に立つ-『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子
第2章|私らしい「性」と「生」 いつか君に出会ってほしい本
  2|嫌いな自分との決別-『しろいろの街の、その骨の体温の』村田沙耶香
  3|自分を縛る魔法からの解放-『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
  4|自由奔放な女の子-『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン、大塚勇三訳
  5|故郷の清流に安堵する-『仁淀川』宮尾登美子
  6|新たな道を切りひらく-『花埋み』渡辺淳一
  7|沈黙の背後にあるもの-『夜の谷を行く』桐野夏生
  8|自分を損ない続ける痛み-『生皮』井上荒野
  9|差別の本質をあぶりだす-『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ
  ●もっと読みたい
  『乳と卵』川上未映子
  『ウホッホ探険隊』干刈あがた
  『少年と少女のポルカ』藤野千夜
  『世界の果てのこどもたち』中脇初枝
  『にじいろガーデン』小川糸
  『OUT』桐野夏生
  『BUTTER』柚木麻子
  『最愛の子ども』松浦理英子
  『ポトスライムの舟』津村記久子
  『女たちのジハード』篠田節子
  『その名を暴け』ジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイー、古屋美登里訳
  ●もっともっと読みたい
  ●コラム(1) 声を上げるということ
第3章|今があり明日がある いつか君に出会ってほしい本
  1|想像という翼で-『野川』長野まゆみ
  2|かけがえのない時を生きる-『しずかな日々』椰月美智子
  3|魅力の源泉は想像力-『赤毛のアン』モンゴメリ、村岡花子訳
  4|大人になることの苦さ-『幕が上がる』平田オリザ
  5|命の重さに向き合う-『いとの森の家』東直子
  6|「君は、いい子なんだよ」-『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子
  7|挫折を乗り越え飛躍する-『向かい風で飛べ!』乾ルカ
  8|YESと言って手助けする-『横道世之介』吉田修一
  9|人を信じ力を寄せ合う-『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ
  ●もっと読みたい
  『しゃべれども しゃべれども』佐藤多佳子
  『TUGUMI』吉本ばなな
  『聖の青春』大崎善生
  『風が強く吹いている』三浦しをん
  『スキップ』北村薫
  『バッテリー』あさのあつこ
  『魔女の宅急便』角野栄子
  『青春デンデケデケデケ』芦原すなお
  『くちびるに歌を』中田永一
  『スコーレNo.4』宮下奈都
  『ぼくらの七日間戦争』宗田理
  『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
  ●もっともっと読みたい
第4章|孤独な魂を抱いて歩く いつか君に出会ってほしい本
  1|大人になることの痛み-『まく子』西加奈子
  2|決める力とやりとげる意志-『西の魔女が死んだ』梨木香歩
  3|勇気と賢さで乗りこえる-『飛ぶ教室』ケストナー、丘沢静也訳
  4|ヒリヒリした2人の関係-『火花』又吉直樹
  5|母の孤独と深い愛-『紙の動物園』ケン・リュウ、古沢嘉通編・訳
  6|なぜ屋上が好きなのか-『宇宙のみなしご』森絵都
  7|みんなのために一歩踏み出す-『かがみの孤城』辻村深月
  ●もっと読みたい
  『蹴りたい背中』綿矢りさ
  『うつくしい子ども』石田衣良
  『異邦人』アルベール・カミュ、窪田啓作訳
  『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍
  『青春の門 筑豊篇』五木寛之
  『人間失格』太宰治
  『星条旗の聞こえない部屋』リービ英雄
  『ニッポニアニッポン』阿部和重
  『宝島』真藤順丈
  『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン、河野万里子訳
  『ジニのパズル』崔実
  『推し、燃ゆ』宇佐見りん
  ●もっともっと読みたい
第5章|生と死と愛、感動の物語 いつか君に出会ってほしい本
  1|大切な人の死に直面したら-『キッチン』吉本ばなな
  2|罪のない人間などいない-『塩狩峠』三浦綾子
  3|粉雪降りしきる駅に立つ-『鉄道員』浅田次郎
  4|今ここに生きて在ること-『悼む人』天童荒太
  5|過去と向き合い、前を向く-『錦繡』宮本輝
  6|「帰りたい」という思い-『長いお別れ』中島京子
  7|出会いは風とともに-『ミーのいない朝』稲葉真弓
  8|すべてを受け入れて流れる-『深い河』遠藤周作
  9|失った多くのもののこと-『ノルウェイの森』村上春樹
  ●もっと読みたい
  『夏の庭』湯本香樹実
  『100万回生きたねこ』佐野洋子
  『カラフル』森絵都
  『イトウの恋』中島京子
  『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス、小尾芙佐訳
  『生きがいについて』神谷美恵子
  『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学
  『エンジェルフライト』佐々涼子
  『岳物語』椎名誠
  『父の生きる』伊藤比呂美
  『永い言い訳』西川美和
  『蜩ノ記』葉室麟
  『沖で待つ』絲山秋子
  『華岡青洲の妻』有吉佐和子
  『颶風の王』河崎秋子
  『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子
  『父の詫び状』向田邦子
  『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
  『いのちの停車場』南杏子
  ●もっともっと読みたい
  1|死後もなお生きつづける-『アンネの日記』アンネ・フランク、深町眞理子訳
第6章|戦争という名の暴力 いつか君に出会ってほしい本
  2|悲しみの果てにある命-『太陽の子』灰谷健次郎
  3|兄と幼い妹の最後の日々-『火垂るの墓』野坂昭如
  4|静かで美しい原爆文学-『夏の花』原民喜
  5|飢えと孤独の極限状態-『野火』大岡昇平
  6|重苦しい土地の記憶-『爆心』青来有一
  7|人間とは何かを示す記録-『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳
  8|「運命の年明く」と元日に-『戦中派不戦日記』山田風太郎
  9|痛みに耳をすます-『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳
  ●もっと読みたい
  『父と暮らせば』井上ひさし
  『海辺のカフカ』村上春樹
  『朗読者』ベルンハルト・シュリンク、松永美穂訳
  『黒い雨』井伏鱒二
  『雲の墓標』阿川弘之
  『海と毒薬』遠藤周作
  『東京プリズン』赤坂真理
  『収容所から来た遺書』辺見じゅん
  『戦艦武蔵』吉村昭
  『ガラスのうさぎ』高木敏子
  『長い時間をかけた人間の経験』林京子
  『水滴』目取真俊
  『原爆供養塔』堀川恵子
  『私の大阪八景』田辺聖子
  『ぼんち』山崎豊子
  『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
  『終りに見た街』山田太一
  ●もっともっと読みたい
  ●コラム(2) 生き残った者の後ろめたさ
第7章|災厄の中で いつか君に出会ってほしい本
  1|死者の声は開こえるか-『想像ラジオ』いとうせいこう
  2|自己犠牲の意味を問う-『グスコーブドリの伝記』宮沢賢治
  3|「今」と格闘する者たち-『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
  4|「この絶望感を伝えたい」-『詩の礫』和合亮一
  5|生き残った者の使命-『そして、星の輝く夜がくる』真山仁
  6|命を思い、祈る-『光の山』玄侑宗久
  7|「答え」を求め海に潜る-『ムーンナイト・ダイバー』天童荒太
  8|唯一の方法は誠実であること-『ペスト』アルベール・カミュ、宮崎嶺雄訳
  9|「喪へばうしなふほどに」-『龍宮』照井翠
  ●もっと読みたい
  『喪の途上にて』野田正彰
  『牛と土』眞並恭介
  『双頭の船』池澤夏樹
  『墜落の夏』吉岡忍
  『崩れ』幸田文
  『三陸海岸大津波』吉村昭
  『暗い夜、星を数えて』彩瀬まる
  『アンダーグラウンド』村上春樹
  『あなたに安全な人』木村紅美
  ●もっともっと読みたい
  ●コラム(3) 大震災を詠む
おわりに-本の話をしよう
0人中 0人が好評価
①概要②今回読みたいと思った本③感想
(2023/12/25)
はるやさん/会津美里町図書館

・本レビュー:「面白い本を読みたいけど何を読めば良いかわからない」「読書って退屈そう」…。そう思っている“あなた”に出会ってほしい158冊。共同通信社の記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。
・158のうち62は、見開きで紹介。残りは1ページか題名や著者名の紹介。
②(→→は図書館に有るか無いか)
・p038:やさしい猫 - 中島京子  →→有り
・p064:本屋さんのダイアナ - 袖木麻子  →→有り
・p096:しずづかな日々 - 椰月美智子  →→無し
・p128:まく子 - 西加奈子  →→有り
・p130:西の魔女が死んだ - 梨木香歩  →→有り
・p134:火花 - 又吉直樹  →→有り
・p200:火垂るの墓 - 野坂昭如  →→有り
・p202:夏の花 - 原民喜  →→有り
・p212:戦争は女の顔をしていない - ヴベェトラーナ・アルクシエーヴッチ  →→有り
・p244:そして、星の輝く夜がくる  →→無し
・p250:ペスト - アルベール・カミュ  →→有り

・凄い嬉しい本だ。一冊一冊手に取らなくても、良い本の概要がわかる。
・④の本を読んだら、筆者と私の感想を比較したい。
・絵本バージョンも欲しい。

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