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いつか君に出会ってほしい本
何度でも読み返したい158冊
14歳の世渡り術
河出書房新社 2023.3
田村 文
∥著
(2人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
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双葉図書館 <2820584825>
貸出可 / ヤングアダルト / / /019/タ/YAシリーズ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-309-61749-7
13桁ISBN
978-4-309-61749-7
書名ヨミ
イツカ キミ ニ デアッテ ホシイ ホン
副書名ヨミ
ナンド デモ ヨミカエシタイ ヒャクゴジュウハッサツ
著者ヨミ
タムラ アヤ
叢書名ヨミ
ジュウヨンサイ ノ ヨワタリジュツ
分類記号
019.5
価格
¥1420
出版者ヨミ
カワデ ショボウ シンシャ
大きさ
19cm
ページ数
270p
一般件名
読書
学習件名
本の紹介
学習件名ヨミ
ホン ノ ショウカイ
学習件名
読書
学習件名ヨミ
ドクショ
抄録
一冊の本との出会いが、人生を変えることがある。短いフレーズから、力をもらうこともある。中学生に向けて、おススメの本158冊を紹介する。共同通信社文芸記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。
児童内容紹介
一冊の本との出会いが、人生を変えることがある。短いフレーズから、力をもらうこともある。本を開いたそのときから、あなたは著者と一対一で向き合うだろう。ひっそりと言葉を交わすこともあるだろう。本の世界にようこそ。豊かで楽しい時間がそこにある-。中学生のあなたに向けて、おススメの本158冊を紹介する。
著者紹介
埼玉県生まれ。共同通信社編集委員室編集委員。著書に「おばけになりたい!」など。
目次
はじめに-本には読むべき「とき」がある
第1章|この世界を生きのびろ いつか君に出会ってほしい本
1|異端者の孤独な魂-『金閣寺』三島由紀夫
2|魂の声を聞き、刻む-『苦海浄土』石牟礼道子
3|3653日のうちの1日-『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン、木村浩訳
4|自由を求めるすべての人に-『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン、土屋京子訳
5|差別の根深さ-『青い眼がほしい』トニ・モリスン、大社淑子訳
6|青春の本質を刻印-『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー、野崎孝訳
7|故郷捨てて逃げた負い目-『朝鮮と日本に生きる』金時鐘
8|二つの国と言葉のはざまで-『由煕 ナビ・タリョン』李良枝
9|一緒にいたいという願い-『やさしい猫』中島京子
●もっと読みたい
『さぶ』山本周五郎
『野ブタ。をプロデュース』白岩玄
『流』東山彰良
『楽隊のうさぎ』中沢けい
『或る「小倉日記」伝』松本清張
『あん』ドリアン助川
『にんじん』ジュール・ルナール、中条省平訳
『芽むしり仔撃ち』大江健三郎
『カクテル・パーティー』大城立裕
『火車』宮部みゆき
『豚の報い』又吉栄喜
『マンゴー通り、ときどきさよなら』サンドラ・シスネロス、くぼたのぞみ訳
『手紙』東野圭吾
『緑と赤』深沢潮
『伴走車』浅生鴨
『カブールの園』宮内悠介
『ある奴隷少女に起こった出来事』ハリエット・アン・ジェイコブズ、堀越ゆき訳
●もっともっと読みたい
1|虐げられた人の側に立つ-『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子
第2章|私らしい「性」と「生」 いつか君に出会ってほしい本
2|嫌いな自分との決別-『しろいろの街の、その骨の体温の』村田沙耶香
3|自分を縛る魔法からの解放-『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
4|自由奔放な女の子-『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン、大塚勇三訳
5|故郷の清流に安堵する-『仁淀川』宮尾登美子
6|新たな道を切りひらく-『花埋み』渡辺淳一
7|沈黙の背後にあるもの-『夜の谷を行く』桐野夏生
8|自分を損ない続ける痛み-『生皮』井上荒野
9|差別の本質をあぶりだす-『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ
●もっと読みたい
『乳と卵』川上未映子
『ウホッホ探険隊』干刈あがた
『少年と少女のポルカ』藤野千夜
『世界の果てのこどもたち』中脇初枝
『にじいろガーデン』小川糸
『OUT』桐野夏生
『BUTTER』柚木麻子
『最愛の子ども』松浦理英子
『ポトスライムの舟』津村記久子
『女たちのジハード』篠田節子
『その名を暴け』ジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイー、古屋美登里訳
●もっともっと読みたい
●コラム(1) 声を上げるということ
第3章|今があり明日がある いつか君に出会ってほしい本
1|想像という翼で-『野川』長野まゆみ
2|かけがえのない時を生きる-『しずかな日々』椰月美智子
3|魅力の源泉は想像力-『赤毛のアン』モンゴメリ、村岡花子訳
4|大人になることの苦さ-『幕が上がる』平田オリザ
5|命の重さに向き合う-『いとの森の家』東直子
6|「君は、いい子なんだよ」-『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子
7|挫折を乗り越え飛躍する-『向かい風で飛べ!』乾ルカ
8|YESと言って手助けする-『横道世之介』吉田修一
9|人を信じ力を寄せ合う-『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ
●もっと読みたい
『しゃべれども しゃべれども』佐藤多佳子
『TUGUMI』吉本ばなな
『聖の青春』大崎善生
『風が強く吹いている』三浦しをん
『スキップ』北村薫
『バッテリー』あさのあつこ
『魔女の宅急便』角野栄子
『青春デンデケデケデケ』芦原すなお
『くちびるに歌を』中田永一
『スコーレNo.4』宮下奈都
『ぼくらの七日間戦争』宗田理
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
●もっともっと読みたい
第4章|孤独な魂を抱いて歩く いつか君に出会ってほしい本
1|大人になることの痛み-『まく子』西加奈子
2|決める力とやりとげる意志-『西の魔女が死んだ』梨木香歩
3|勇気と賢さで乗りこえる-『飛ぶ教室』ケストナー、丘沢静也訳
4|ヒリヒリした2人の関係-『火花』又吉直樹
5|母の孤独と深い愛-『紙の動物園』ケン・リュウ、古沢嘉通編・訳
6|なぜ屋上が好きなのか-『宇宙のみなしご』森絵都
7|みんなのために一歩踏み出す-『かがみの孤城』辻村深月
●もっと読みたい
『蹴りたい背中』綿矢りさ
『うつくしい子ども』石田衣良
『異邦人』アルベール・カミュ、窪田啓作訳
『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍
『青春の門 筑豊篇』五木寛之
『人間失格』太宰治
『星条旗の聞こえない部屋』リービ英雄
『ニッポニアニッポン』阿部和重
『宝島』真藤順丈
『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン、河野万里子訳
『ジニのパズル』崔実
『推し、燃ゆ』宇佐見りん
●もっともっと読みたい
第5章|生と死と愛、感動の物語 いつか君に出会ってほしい本
1|大切な人の死に直面したら-『キッチン』吉本ばなな
2|罪のない人間などいない-『塩狩峠』三浦綾子
3|粉雪降りしきる駅に立つ-『鉄道員』浅田次郎
4|今ここに生きて在ること-『悼む人』天童荒太
5|過去と向き合い、前を向く-『錦繡』宮本輝
6|「帰りたい」という思い-『長いお別れ』中島京子
7|出会いは風とともに-『ミーのいない朝』稲葉真弓
8|すべてを受け入れて流れる-『深い河』遠藤周作
9|失った多くのもののこと-『ノルウェイの森』村上春樹
●もっと読みたい
『夏の庭』湯本香樹実
『100万回生きたねこ』佐野洋子
『カラフル』森絵都
『イトウの恋』中島京子
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス、小尾芙佐訳
『生きがいについて』神谷美恵子
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学
『エンジェルフライト』佐々涼子
『岳物語』椎名誠
『父の生きる』伊藤比呂美
『永い言い訳』西川美和
『蜩ノ記』葉室麟
『沖で待つ』絲山秋子
『華岡青洲の妻』有吉佐和子
『颶風の王』河崎秋子
『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子
『父の詫び状』向田邦子
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
『いのちの停車場』南杏子
●もっともっと読みたい
1|死後もなお生きつづける-『アンネの日記』アンネ・フランク、深町眞理子訳
第6章|戦争という名の暴力 いつか君に出会ってほしい本
2|悲しみの果てにある命-『太陽の子』灰谷健次郎
3|兄と幼い妹の最後の日々-『火垂るの墓』野坂昭如
4|静かで美しい原爆文学-『夏の花』原民喜
5|飢えと孤独の極限状態-『野火』大岡昇平
6|重苦しい土地の記憶-『爆心』青来有一
7|人間とは何かを示す記録-『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳
8|「運命の年明く」と元日に-『戦中派不戦日記』山田風太郎
9|痛みに耳をすます-『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳
●もっと読みたい
『父と暮らせば』井上ひさし
『海辺のカフカ』村上春樹
『朗読者』ベルンハルト・シュリンク、松永美穂訳
『黒い雨』井伏鱒二
『雲の墓標』阿川弘之
『海と毒薬』遠藤周作
『東京プリズン』赤坂真理
『収容所から来た遺書』辺見じゅん
『戦艦武蔵』吉村昭
『ガラスのうさぎ』高木敏子
『長い時間をかけた人間の経験』林京子
『水滴』目取真俊
『原爆供養塔』堀川恵子
『私の大阪八景』田辺聖子
『ぼんち』山崎豊子
『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬
『終りに見た街』山田太一
●もっともっと読みたい
●コラム(2) 生き残った者の後ろめたさ
第7章|災厄の中で いつか君に出会ってほしい本
1|死者の声は開こえるか-『想像ラジオ』いとうせいこう
2|自己犠牲の意味を問う-『グスコーブドリの伝記』宮沢賢治
3|「今」と格闘する者たち-『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
4|「この絶望感を伝えたい」-『詩の礫』和合亮一
5|生き残った者の使命-『そして、星の輝く夜がくる』真山仁
6|命を思い、祈る-『光の山』玄侑宗久
7|「答え」を求め海に潜る-『ムーンナイト・ダイバー』天童荒太
8|唯一の方法は誠実であること-『ペスト』アルベール・カミュ、宮崎嶺雄訳
9|「喪へばうしなふほどに」-『龍宮』照井翠
●もっと読みたい
『喪の途上にて』野田正彰
『牛と土』眞並恭介
『双頭の船』池澤夏樹
『墜落の夏』吉岡忍
『崩れ』幸田文
『三陸海岸大津波』吉村昭
『暗い夜、星を数えて』彩瀬まる
『アンダーグラウンド』村上春樹
『あなたに安全な人』木村紅美
●もっともっと読みたい
●コラム(3) 大震災を詠む
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①概要②今回読みたいと思った本③感想
(2023/12/25)
はるやさん/会津美里町図書館
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①
・本レビュー:「面白い本を読みたいけど何を読めば良いかわからない」「読書って退屈そう」…。そう思っている“あなた”に出会ってほしい158冊。共同通信社の記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。
・158のうち62は、見開きで紹介。残りは1ページか題名や著者名の紹介。
②(→→は図書館に有るか無いか)
・p038:やさしい猫 - 中島京子 →→有り
・p064:本屋さんのダイアナ - 袖木麻子 →→有り
・p096:しずづかな日々 - 椰月美智子 →→無し
・p128:まく子 - 西加奈子 →→有り
・p130:西の魔女が死んだ - 梨木香歩 →→有り
・p134:火花 - 又吉直樹 →→有り
・p200:火垂るの墓 - 野坂昭如 →→有り
・p202:夏の花 - 原民喜 →→有り
・p212:戦争は女の顔をしていない - ヴベェトラーナ・アルクシエーヴッチ →→有り
・p244:そして、星の輝く夜がくる →→無し
・p250:ペスト - アルベール・カミュ →→有り
③
・凄い嬉しい本だ。一冊一冊手に取らなくても、良い本の概要がわかる。
・④の本を読んだら、筆者と私の感想を比較したい。
・絵本バージョンも欲しい。
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貸出可 / ヤングアダルト / / /019/タ/YAシリーズ / 帯出可
第1章|この世界を生きのびろ いつか君に出会ってほしい本
1|異端者の孤独な魂-『金閣寺』三島由紀夫
2|魂の声を聞き、刻む-『苦海浄土』石牟礼道子
3|3653日のうちの1日-『イワン・デニーソヴィチの一日』ソルジェニーツィン、木村浩訳
4|自由を求めるすべての人に-『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン、土屋京子訳
5|差別の根深さ-『青い眼がほしい』トニ・モリスン、大社淑子訳
6|青春の本質を刻印-『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー、野崎孝訳
7|故郷捨てて逃げた負い目-『朝鮮と日本に生きる』金時鐘
8|二つの国と言葉のはざまで-『由煕 ナビ・タリョン』李良枝
9|一緒にいたいという願い-『やさしい猫』中島京子
●もっと読みたい
『さぶ』山本周五郎
『野ブタ。をプロデュース』白岩玄
『流』東山彰良
『楽隊のうさぎ』中沢けい
『或る「小倉日記」伝』松本清張
『あん』ドリアン助川
『にんじん』ジュール・ルナール、中条省平訳
『芽むしり仔撃ち』大江健三郎
『カクテル・パーティー』大城立裕
『火車』宮部みゆき
『豚の報い』又吉栄喜
『マンゴー通り、ときどきさよなら』サンドラ・シスネロス、くぼたのぞみ訳
『手紙』東野圭吾
『緑と赤』深沢潮
『伴走車』浅生鴨
『カブールの園』宮内悠介
『ある奴隷少女に起こった出来事』ハリエット・アン・ジェイコブズ、堀越ゆき訳
●もっともっと読みたい
1|虐げられた人の側に立つ-『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子
第2章|私らしい「性」と「生」 いつか君に出会ってほしい本
2|嫌いな自分との決別-『しろいろの街の、その骨の体温の』村田沙耶香
3|自分を縛る魔法からの解放-『本屋さんのダイアナ』柚木麻子
4|自由奔放な女の子-『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン、大塚勇三訳
5|故郷の清流に安堵する-『仁淀川』宮尾登美子
6|新たな道を切りひらく-『花埋み』渡辺淳一
7|沈黙の背後にあるもの-『夜の谷を行く』桐野夏生
8|自分を損ない続ける痛み-『生皮』井上荒野
9|差別の本質をあぶりだす-『彼女は頭が悪いから』姫野カオルコ
●もっと読みたい
『乳と卵』川上未映子
『ウホッホ探険隊』干刈あがた
『少年と少女のポルカ』藤野千夜
『世界の果てのこどもたち』中脇初枝
『にじいろガーデン』小川糸
『OUT』桐野夏生
『BUTTER』柚木麻子
『最愛の子ども』松浦理英子
『ポトスライムの舟』津村記久子
『女たちのジハード』篠田節子
『その名を暴け』ジョディ・カンター、ミーガン・トゥーイー、古屋美登里訳
●もっともっと読みたい
●コラム(1) 声を上げるということ
第3章|今があり明日がある いつか君に出会ってほしい本
1|想像という翼で-『野川』長野まゆみ
2|かけがえのない時を生きる-『しずかな日々』椰月美智子
3|魅力の源泉は想像力-『赤毛のアン』モンゴメリ、村岡花子訳
4|大人になることの苦さ-『幕が上がる』平田オリザ
5|命の重さに向き合う-『いとの森の家』東直子
6|「君は、いい子なんだよ」-『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子
7|挫折を乗り越え飛躍する-『向かい風で飛べ!』乾ルカ
8|YESと言って手助けする-『横道世之介』吉田修一
9|人を信じ力を寄せ合う-『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ
●もっと読みたい
『しゃべれども しゃべれども』佐藤多佳子
『TUGUMI』吉本ばなな
『聖の青春』大崎善生
『風が強く吹いている』三浦しをん
『スキップ』北村薫
『バッテリー』あさのあつこ
『魔女の宅急便』角野栄子
『青春デンデケデケデケ』芦原すなお
『くちびるに歌を』中田永一
『スコーレNo.4』宮下奈都
『ぼくらの七日間戦争』宗田理
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
●もっともっと読みたい
第4章|孤独な魂を抱いて歩く いつか君に出会ってほしい本
1|大人になることの痛み-『まく子』西加奈子
2|決める力とやりとげる意志-『西の魔女が死んだ』梨木香歩
3|勇気と賢さで乗りこえる-『飛ぶ教室』ケストナー、丘沢静也訳
4|ヒリヒリした2人の関係-『火花』又吉直樹
5|母の孤独と深い愛-『紙の動物園』ケン・リュウ、古沢嘉通編・訳
6|なぜ屋上が好きなのか-『宇宙のみなしご』森絵都
7|みんなのために一歩踏み出す-『かがみの孤城』辻村深月
●もっと読みたい
『蹴りたい背中』綿矢りさ
『うつくしい子ども』石田衣良
『異邦人』アルベール・カミュ、窪田啓作訳
『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍
『青春の門 筑豊篇』五木寛之
『人間失格』太宰治
『星条旗の聞こえない部屋』リービ英雄
『ニッポニアニッポン』阿部和重
『宝島』真藤順丈
『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン、河野万里子訳
『ジニのパズル』崔実
『推し、燃ゆ』宇佐見りん
●もっともっと読みたい
第5章|生と死と愛、感動の物語 いつか君に出会ってほしい本
1|大切な人の死に直面したら-『キッチン』吉本ばなな
2|罪のない人間などいない-『塩狩峠』三浦綾子
3|粉雪降りしきる駅に立つ-『鉄道員』浅田次郎
4|今ここに生きて在ること-『悼む人』天童荒太
5|過去と向き合い、前を向く-『錦繡』宮本輝
6|「帰りたい」という思い-『長いお別れ』中島京子
7|出会いは風とともに-『ミーのいない朝』稲葉真弓
8|すべてを受け入れて流れる-『深い河』遠藤周作
9|失った多くのもののこと-『ノルウェイの森』村上春樹
●もっと読みたい
『夏の庭』湯本香樹実
『100万回生きたねこ』佐野洋子
『カラフル』森絵都
『イトウの恋』中島京子
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス、小尾芙佐訳
『生きがいについて』神谷美恵子
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学
『エンジェルフライト』佐々涼子
『岳物語』椎名誠
『父の生きる』伊藤比呂美
『永い言い訳』西川美和
『蜩ノ記』葉室麟
『沖で待つ』絲山秋子
『華岡青洲の妻』有吉佐和子
『颶風の王』河崎秋子
『ジョゼと虎と魚たち』田辺聖子
『父の詫び状』向田邦子
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
『いのちの停車場』南杏子
●もっともっと読みたい
1|死後もなお生きつづける-『アンネの日記』アンネ・フランク、深町眞理子訳
第6章|戦争という名の暴力 いつか君に出会ってほしい本
2|悲しみの果てにある命-『太陽の子』灰谷健次郎
3|兄と幼い妹の最後の日々-『火垂るの墓』野坂昭如
4|静かで美しい原爆文学-『夏の花』原民喜
5|飢えと孤独の極限状態-『野火』大岡昇平
6|重苦しい土地の記憶-『爆心』青来有一
7|人間とは何かを示す記録-『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳
8|「運命の年明く」と元日に-『戦中派不戦日記』山田風太郎
9|痛みに耳をすます-『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳
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『父と暮らせば』井上ひさし
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『黒い雨』井伏鱒二
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『東京プリズン』赤坂真理
『収容所から来た遺書』辺見じゅん
『戦艦武蔵』吉村昭
『ガラスのうさぎ』高木敏子
『長い時間をかけた人間の経験』林京子
『水滴』目取真俊
『原爆供養塔』堀川恵子
『私の大阪八景』田辺聖子
『ぼんち』山崎豊子
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『終りに見た街』山田太一
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●コラム(2) 生き残った者の後ろめたさ
第7章|災厄の中で いつか君に出会ってほしい本
1|死者の声は開こえるか-『想像ラジオ』いとうせいこう
2|自己犠牲の意味を問う-『グスコーブドリの伝記』宮沢賢治
3|「今」と格闘する者たち-『クライマーズ・ハイ』横山秀夫
4|「この絶望感を伝えたい」-『詩の礫』和合亮一
5|生き残った者の使命-『そして、星の輝く夜がくる』真山仁
6|命を思い、祈る-『光の山』玄侑宗久
7|「答え」を求め海に潜る-『ムーンナイト・ダイバー』天童荒太
8|唯一の方法は誠実であること-『ペスト』アルベール・カミュ、宮崎嶺雄訳
9|「喪へばうしなふほどに」-『龍宮』照井翠
●もっと読みたい
『喪の途上にて』野田正彰
『牛と土』眞並恭介
『双頭の船』池澤夏樹
『墜落の夏』吉岡忍
『崩れ』幸田文
『三陸海岸大津波』吉村昭
『暗い夜、星を数えて』彩瀬まる
『アンダーグラウンド』村上春樹
『あなたに安全な人』木村紅美
●もっともっと読みたい
●コラム(3) 大震災を詠む
おわりに-本の話をしよう
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はるやさん/会津美里町図書館
・本レビュー:「面白い本を読みたいけど何を読めば良いかわからない」「読書って退屈そう」…。そう思っている“あなた”に出会ってほしい158冊。共同通信社の記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。
・158のうち62は、見開きで紹介。残りは1ページか題名や著者名の紹介。
②(→→は図書館に有るか無いか)
・p038:やさしい猫 - 中島京子 →→有り
・p064:本屋さんのダイアナ - 袖木麻子 →→有り
・p096:しずづかな日々 - 椰月美智子 →→無し
・p128:まく子 - 西加奈子 →→有り
・p130:西の魔女が死んだ - 梨木香歩 →→有り
・p134:火花 - 又吉直樹 →→有り
・p200:火垂るの墓 - 野坂昭如 →→有り
・p202:夏の花 - 原民喜 →→有り
・p212:戦争は女の顔をしていない - ヴベェトラーナ・アルクシエーヴッチ →→有り
・p244:そして、星の輝く夜がくる →→無し
・p250:ペスト - アルベール・カミュ →→有り
③
・凄い嬉しい本だ。一冊一冊手に取らなくても、良い本の概要がわかる。
・④の本を読んだら、筆者と私の感想を比較したい。
・絵本バージョンも欲しい。