◆最初に出会った死～研修医時代の女性患者さん
はじめに
　　◆命は繫がっている
第1章 心臓は愛しい臓器
　　◆心臓って愛しい
　　◆心臓は体のエンジン
　　◆急速に進歩した心臓外科
　　◆治療法の選択は様々
　　◆外科医の祖先は床屋だった!?
第2章 外科医はアスリート
　　◆外科医はアスリート
　　◆ネガティブイメージをコントロールして ポジティブエンディングを作り上げる
　　◆「今日はここまで。続きは明日」は手術においてはあり得ない
　　◆心臓外科医の下積み生活
　　◆やっぱりアメリカ。でも負けないぞ
　　◆初めてのバイパス手術
　　◆そして世界初の手術へ
　　◆怖さの克服
　　◆信じられる自分を作るしかない
　　◆チームワークとリーダーシップ
　　◆能力をどのように伸ばしていくか
　　◆「神に祈る」手
第3章 怖さとの闘い
　　◆99%の成功率でも五〇人を亡くしている
　　◆苦しいことの積み重ねが外科医を作る
　　◆コミュニケーション・スキル
　　◆命と向き合う
　　◆「死」に直面すると「生」が変わる
第4章 救えなかった命
　　◆命を繫ぐ
　　◆バチスタ手術が必要とされた理由
　　◆希望が人を元気にする
　　◆「手術の成功」とは何なのか?
　　◆奥さんから来た手紙
　　◆新しい手術の種を蒔く
　　◆左心室形成術の現在
　　◆子どもたちに医療の現場を見せる-「原点」の発見
第5章 挑む心を育てよう
　　◆男の子が見た「命」
　　◆僕が外科医を志すまで
　　◆医者になりたい君へ
　　◆かっこよく生きよう
　　◆思い通りにならなかった時に、扉が開く
　　◆世の中は、四つの「つ」でできている
おわりに
あとがき