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日本人の源流
核DNA解析でたどる
河出書房新社 2017.11
斎藤 成也
∥著
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双葉図書館 <2811166228>
貸出可 / 一般自然科学400-499 / / /469/サ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-309-25372-5
13桁ISBN
978-4-309-25372-5
書名ヨミ
ニホンジン ノ ゲンリュウ
副書名ヨミ
カク ディーエヌエー カイセキ デ タドル
著者ヨミ
サイトウ ナルヤ
分類記号
469.91
価格
¥1400
出版者ヨミ
カワデ ショボウ シンシャ
大きさ
19cm
ページ数
215p
一般件名
日本民族
一般件名
人類遺伝学
抄録
アフリカを出た人類の祖先は、いかにして日本列島にたどりつき「ヤポネシア人」となったのか? 縄文人のDNAの特異性とは? 日本人の源流を、DNAの情報にもとづく最新の研究結果を中心に解き明かす。
著者紹介
1957年福井県生まれ。国立遺伝学研究所教授。総合研究大学院大学遺伝学専攻教授、東京大学生物科学専攻教授を兼任。著書に「DNAから見た日本人」など。
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縄文人の起源は「東南アジアから」 という簡単なものではなかった
(2018/07/15)
中務光人/池田市立図書館
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著者は 1957年福井県生まれ。現在、国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部門 教授。
それまでのミトコンドリアDNAによる研究に比べて、ここ10年余りで進展した核DNAの解析により、
情報量が飛躍的に増え、遺伝人類学が急速な進歩をしている。
これを利用して、さらに視覚的にわかりやすい統計手法を用いて、各国・各地方の現代人と、
発掘された旧時代人の遺伝情報を比較している。
これら新しい手法で、各人類集団の比較が非常によく解明されているものの、
日本人のルーツはまだまだわかっていない部分が多い。
以前より、日本の縄文人は、元々東南アジアから来た可能性が強く、その後、
稲作を伴った弥生文化が中国・朝鮮方面からやってきて、
北海道・沖縄地方以外では、弥生人に入れかわった~混血した。ということが言われている。(二重構造モデル)
著者によると、この説は基本的な部分では正しいが、諸研究より、縄文人は、
東ユーラシアに進出した新人から早い時期に分岐したらしく、
東アジア・東南アジアの人達とも異なる特異な遺伝子を持っていて、
「東南アジアから来たらしい」 というのとは、異なるようである。
また、本州~九州までを 「ヤマト人」 とひとくくりにすることができない証拠が著者らの研究ででてきたと言う。
それは、現代人の DNA 分析で、「東北地方と出雲地方が近似し、関東地方とは少し異なること」 などがその根拠で、
それを説明するために、著者は三段階モデルという考え方を提唱している。
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私から見ると、「自慢っぽい無駄ばなし」 も多く、また、わかりやすい説明への心遣いが欠けているように思えた。
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それまでのミトコンドリアDNAによる研究に比べて、ここ10年余りで進展した核DNAの解析により、
情報量が飛躍的に増え、遺伝人類学が急速な進歩をしている。
これを利用して、さらに視覚的にわかりやすい統計手法を用いて、各国・各地方の現代人と、
発掘された旧時代人の遺伝情報を比較している。
これら新しい手法で、各人類集団の比較が非常によく解明されているものの、
日本人のルーツはまだまだわかっていない部分が多い。
以前より、日本の縄文人は、元々東南アジアから来た可能性が強く、その後、
稲作を伴った弥生文化が中国・朝鮮方面からやってきて、
北海道・沖縄地方以外では、弥生人に入れかわった~混血した。ということが言われている。(二重構造モデル)
著者によると、この説は基本的な部分では正しいが、諸研究より、縄文人は、
東ユーラシアに進出した新人から早い時期に分岐したらしく、
東アジア・東南アジアの人達とも異なる特異な遺伝子を持っていて、
「東南アジアから来たらしい」 というのとは、異なるようである。
また、本州~九州までを 「ヤマト人」 とひとくくりにすることができない証拠が著者らの研究ででてきたと言う。
それは、現代人の DNA 分析で、「東北地方と出雲地方が近似し、関東地方とは少し異なること」 などがその根拠で、
それを説明するために、著者は三段階モデルという考え方を提唱している。
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私から見ると、「自慢っぽい無駄ばなし」 も多く、また、わかりやすい説明への心遣いが欠けているように思えた。