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遠慮深いうたた寝
河出書房新社 2021.11
小川 洋子
∥著
(7人)
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貸出数: 1冊
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竜王図書館 <1012450639>
貸出中 / 1F棚19/913.6モロ914.6カ / / /914.6/オ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-309-03003-6
13桁ISBN
978-4-309-03003-6
書名ヨミ
エンリョブカイ ウタタネ
著者ヨミ
オガワ ヨウコ
分類記号
914.6
価格
¥1550
出版者ヨミ
カワデ ショボウ シンシャ
大きさ
20cm
ページ数
243p
抄録
日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…。温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、9年ぶりのエッセイ集。新聞、雑誌などに掲載した作品をまとめる。
著者紹介
1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で読売文学賞、本屋大賞、「ブラフマンの埋葬」で泉鏡花文学賞を受賞。
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じっくりと読みたい一冊
(2022/01/20)
子門/筑前町図書館
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芥川賞作家さんということで、名前のみ存じ上げていた。
読むのは、本書で二冊目。
日常の出来事についての所感、本の感想、思い出話等々、肩ひじはることなく
読めるエッセイ集。
冒頭、「集会、胆石、告白」と題した一文。
偶然すれ違った女性から漏れ聞いたコトバから、じつにいろんな空想をふくらませ
る作者。作家の業として感心するか、呆れるのか、反応は個人によるだろうけども
なんらストレスを感じることなく読んでいける。
師事したという内田百閒の影響だろうか?
また本書のなかに、作者の作品のいわば「誕生由来」とでもいうエッセイもあり、なかなか興味深い。
「図鑑と空想」・・・「ブラフマンの埋葬」
「最果てはどこにある」・・・「最果てアーケード」
「言葉と小鳥」・・・「ことり」
けれども、ほぼ巻末においてある「答えのない問い」は姿勢を正して読むこと
となった。ナチスドイツの強制収容所から生還した二人の学者のレポートに関
してのエッセイ。あの極限状況のなかで、どうすれば人が人として存在しうる
のか。人にとって、なにが「救い」となりうるのか。
自らが選んだ文学が、はたしてその力となるのか?
なんとも重い問いをもって、作者は本書を結んでいる。
が、ぼくはソレとまったくベツに、この本の装丁に注目してほしいと思う。
外見が、まるで白磁の置物、なのだ。
のどかな昼下がり、つらつら鑑賞してみてもワルくない。
ただし、ウラに貼ってある「めくばーる図書館」のシールは、興醒めではある
のだけども(笑)
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子門/筑前町図書館
読むのは、本書で二冊目。
日常の出来事についての所感、本の感想、思い出話等々、肩ひじはることなく
読めるエッセイ集。
冒頭、「集会、胆石、告白」と題した一文。
偶然すれ違った女性から漏れ聞いたコトバから、じつにいろんな空想をふくらませ
る作者。作家の業として感心するか、呆れるのか、反応は個人によるだろうけども
なんらストレスを感じることなく読んでいける。
師事したという内田百閒の影響だろうか?
また本書のなかに、作者の作品のいわば「誕生由来」とでもいうエッセイもあり、なかなか興味深い。
「図鑑と空想」・・・「ブラフマンの埋葬」
「最果てはどこにある」・・・「最果てアーケード」
「言葉と小鳥」・・・「ことり」
けれども、ほぼ巻末においてある「答えのない問い」は姿勢を正して読むこと
となった。ナチスドイツの強制収容所から生還した二人の学者のレポートに関
してのエッセイ。あの極限状況のなかで、どうすれば人が人として存在しうる
のか。人にとって、なにが「救い」となりうるのか。
自らが選んだ文学が、はたしてその力となるのか?
なんとも重い問いをもって、作者は本書を結んでいる。
が、ぼくはソレとまったくベツに、この本の装丁に注目してほしいと思う。
外見が、まるで白磁の置物、なのだ。
のどかな昼下がり、つらつら鑑賞してみてもワルくない。
ただし、ウラに貼ってある「めくばーる図書館」のシールは、興醒めではある
のだけども(笑)