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坂の上の赤い屋根
徳間書店 2019.11
真梨 幸子
∥著
(12人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012376222>
貸出可 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/マ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-19-864968-5
13桁ISBN
978-4-19-864968-5
書名ヨミ
サカ ノ ウエ ノ アカイ ヤネ
著者ヨミ
マリ ユキコ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
トクマ ショテン
大きさ
20cm
ページ数
367p
抄録
人格者と評判の夫婦が惨殺された。血を分けた娘とその恋人によって。世間を震撼させた事件から18年後。事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる真実とは!? 『読楽』連載に加筆訂正。
メディア化タイトル
坂の上の赤い屋根
著者紹介
1964年宮崎県生まれ。「孤虫症」で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「殺人鬼フジコの衝動」「初恋さがし」など。
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ドロドロイヤミス満載。
(2019/12/10)
るなくん/網走市立図書館
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18年前に起きた事件をモチーフにした小説に挑む、新人小説家は
どんな思惑で書き始めたのだろか・・から
過ぎし事件の真相を追って読んでいくうちに、じわじわと
ドロドロ感が漂ってくる。
真梨氏、お得意のだましストーリーで、ラストは「救いようがない・・・」
の心境に陥る。
流石、イヤミス女王。
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1人中 1人が好評価
環境の蓄積
(2020/11/30)
あめんぼう/東温市立図書館
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東京の高級住宅地にある、坂の上の赤い屋根のクリニック。
その医院長夫婦が惨殺される事件が起きる。
犯人は夫婦の一人娘とその交際相手の男。
轟書房という出版社ではその事件を特集として取り上げる事となり、改めて事件周辺の人々に聞き込みを始める。
担当者は男性編集者と駆け出しの小説家。
彼らは、法廷画家の女性、犯人の男性が勤めていたイベント会社社長、事件が起きた家の隣家・・・と聴き取りをしていく。
事件の主導者はどちらなのか。
世間では、純粋な女子高生が悪い男に騙されて・・・となっているが・・・。
犯人二人の人間像、殺された夫婦の様子が徐々に見えてくる中、物語の主眼は小説家から法廷画家の女性へと変わる。
たくさんの登場人物が出て来て、細切れに場面が変わる・・・というのは今までのこの作者の本と同じ。
だけど、今まで読んだこの作者の本の中で一番分かりやすかった。
話がどちらかと言うと、一本調子で、だけど単調という訳でなくて・・・。
だからなのか、犯人が何となく序盤に読めた。
何となく変な人が出て来て、変な事をしたり、嫌な感情を抱いたりというのを書いていて、それがおかしみがあり、それで真相や作者の意図が分からなくてもいいか・・・となるのが今まで読んだ本だったけど、この本では妙に響く言葉があった。
それは「環境の蓄積」が記憶という言葉。
人の印象はその人の記憶や性格にかなり左右されている。
記憶喪失になると、それがリセットされる。
だから印象が無くなる。
生活する環境というのは人にとってそれほど重要なんだ・・・と改めて思う本ではあった。
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(c) 甲斐市立図書館
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どんな思惑で書き始めたのだろか・・から
過ぎし事件の真相を追って読んでいくうちに、じわじわと
ドロドロ感が漂ってくる。
真梨氏、お得意のだましストーリーで、ラストは「救いようがない・・・」
の心境に陥る。
流石、イヤミス女王。
あめんぼう/東温市立図書館
その医院長夫婦が惨殺される事件が起きる。
犯人は夫婦の一人娘とその交際相手の男。
轟書房という出版社ではその事件を特集として取り上げる事となり、改めて事件周辺の人々に聞き込みを始める。
担当者は男性編集者と駆け出しの小説家。
彼らは、法廷画家の女性、犯人の男性が勤めていたイベント会社社長、事件が起きた家の隣家・・・と聴き取りをしていく。
事件の主導者はどちらなのか。
世間では、純粋な女子高生が悪い男に騙されて・・・となっているが・・・。
犯人二人の人間像、殺された夫婦の様子が徐々に見えてくる中、物語の主眼は小説家から法廷画家の女性へと変わる。
たくさんの登場人物が出て来て、細切れに場面が変わる・・・というのは今までのこの作者の本と同じ。
だけど、今まで読んだこの作者の本の中で一番分かりやすかった。
話がどちらかと言うと、一本調子で、だけど単調という訳でなくて・・・。
だからなのか、犯人が何となく序盤に読めた。
何となく変な人が出て来て、変な事をしたり、嫌な感情を抱いたりというのを書いていて、それがおかしみがあり、それで真相や作者の意図が分からなくてもいいか・・・となるのが今まで読んだ本だったけど、この本では妙に響く言葉があった。
それは「環境の蓄積」が記憶という言葉。
人の印象はその人の記憶や性格にかなり左右されている。
記憶喪失になると、それがリセットされる。
だから印象が無くなる。
生活する環境というのは人にとってそれほど重要なんだ・・・と改めて思う本ではあった。