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コンビニ人間
文藝春秋 2016.7
村田 沙耶香
∥著
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貸出数: 1冊
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竜王図書館 <1012237531>
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竜王図書館 <1012155907>
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貸出中 / 1F棚18/913.6ヒ-モリ / / /913.6/ム/ / 帯出可
敷島図書館 <410950414>
貸出可 / 一般913.6マ-913.9 / / /913.6/ム/ / 帯出可
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双葉図書館 <2811146964>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ム/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-16-390618-8
13桁ISBN
978-4-16-390618-8
書名ヨミ
コンビニ ニンゲン
著者ヨミ
ムラタ サヤカ
分類記号
913.6
価格
¥1300
出版者ヨミ
ブンゲイ シュンジュウ
大きさ
20cm
ページ数
151p
抄録
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。
著者紹介
1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」が群像新人文学賞優秀作となりデビュー。13年「しろいろの街の、その骨の体温の」で三島由紀夫賞、16年「コンビニ人間」で芥川賞受賞。
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16年の話題作
(2016/12/18)
やまかっちゃん/西尾市立図書館
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誰もの身近にあるコンビニで働く女性を描いた本。読みやすいタッチの中、自分も含め、今生きているほとんどの人がコンビニ人間であるかもという、少し怖い気分にもなる本である。ただ、主人公のコンビニ愛というのは、特別でなく、働くとか生きるとかを考えると素晴らしいことでもあると思えた作品です。
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コンビニについて考えさせられる1冊
(2018/01/21)
むーちゃん/池田市立図書館
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全150ページほどで1日で読み終わりました。コンビニのアルバイトの話で、コンビニの裏側も細かく描かれています。何よりも主人公の女性の心情が冷静かつ不気味でした。また、読んでいくにつれて、主人公の「コンビニのために生きたい」という思いを強く感じました。
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続きがあっても良い。
(2018/09/15)
多寡坊/島本町立図書館
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図書の説明と内容は全然違うかな?
コンビニ人間も意外と正常かも?
「あるある!!」と、言うシーンが多い。
コンビニ人間も会社人間を詳しく分類すると、1つの種類ですね。
ちょっと、尻切れトンボみたなので、★4つ
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普通とは
(2020/01/19)
あめんぼう/東温市立図書館
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ちょっと・・・というか、大分変った女性が主人公。
彼女は子供の頃から飼っていた鳥が死んだら食べると親に言ったり、同級生を力の加減なく叩いたりという所のある人で、「普通」の感覚から外れている。
親や妹は彼女に「普通」になってほしいと願っている。
そんな彼女が働くのはコンビニ。
彼女はここで18年も働いている。
そして、自分が変っているのを自覚していて、そこで働く人の言動を真似たりしている。
ある日、コンビニに変わった男性がアルバイトで入ってきて、サボったり、コンビニの女性客にストーカーをしたりして辞める。
偶然、彼と外で出会った彼女は、何となくなりゆきで同居するようになる。
かなり観念的な話だけど、分かりにくくはない。
文章も読みやすい。
本自体もページ数が少なくて文字も大きいのですぐ読めてしまう。
主人公はかなり変わった人で、言ってみれば「自分」というものがない。
だから欲もないし、怒りもない。
スポンジのように、人の言った事をそのまま受け止めて吸収してしまう。
だから人真似をしていかようにも自分を変えられる。
だけど、それはやはり周りから見ると奇異にうつる。
それでいながら、彼女のような真っ白な者から見るこの世の中のおかしさを見せてくれている。
人は何歳になったらこうしてああして、こうあるべき。
そういうのが自然に世の中にはあって、そのくせ、個性を大事にしようだとか、ありのままに・・・なんてなっている。
その空気を察して、彼らが望むように「普通」でいないと攻撃されたり、困った事になる。
それは主人公のような変わった人ですら感じていて彼女なりに「普通」を演じている。
私は気が弱いのと生まれ育った環境で、かなり空気を読むし、周りに気を遣う。
そして、自然に主人公のように、周りに浮かないようにしている。
そういうのは誰でも少なからずあるだろうし、それを分かりやすく書いてるんだな・・・と思った。
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【2022.11 ほんのひろば紹介本】
(2024/08/01)
東川町おはなしの会ピッピ/セントピュア(東川町公共図書館)
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36歳独身の女性。大学卒業後も就職せず、コンビニバイト18年目。周囲から普通ではないと言われ、「普通」になるために男と同棲、就活を始めるが…
「コンビニのシステムのようにマニュアル化した方が考えなくていい、考えるのが面倒くさい、というのは危険な考えだと思う。この人の人生の楽しみはどこにあるのだろう」「自分とは何かを考えて、自分はコンビニで働く人間だというアイデンティティ、自己肯定感にたどり着いている。それは生きる支えになる。男からお前はおかしいと言われ、生活を変えようとしたけれど、もとに戻る。一度離れてみて、元の場所の良さがわかる。この人にとって最高の生き方を見つけたのだと思う」などの感想があった1冊。
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貸出可 / 一般閉架 / / /913.6/ム/ / 帯出可
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コンビニ人間も意外と正常かも?
「あるある!!」と、言うシーンが多い。
コンビニ人間も会社人間を詳しく分類すると、1つの種類ですね。
ちょっと、尻切れトンボみたなので、★4つ
あめんぼう/東温市立図書館
彼女は子供の頃から飼っていた鳥が死んだら食べると親に言ったり、同級生を力の加減なく叩いたりという所のある人で、「普通」の感覚から外れている。
親や妹は彼女に「普通」になってほしいと願っている。
そんな彼女が働くのはコンビニ。
彼女はここで18年も働いている。
そして、自分が変っているのを自覚していて、そこで働く人の言動を真似たりしている。
ある日、コンビニに変わった男性がアルバイトで入ってきて、サボったり、コンビニの女性客にストーカーをしたりして辞める。
偶然、彼と外で出会った彼女は、何となくなりゆきで同居するようになる。
かなり観念的な話だけど、分かりにくくはない。
文章も読みやすい。
本自体もページ数が少なくて文字も大きいのですぐ読めてしまう。
主人公はかなり変わった人で、言ってみれば「自分」というものがない。
だから欲もないし、怒りもない。
スポンジのように、人の言った事をそのまま受け止めて吸収してしまう。
だから人真似をしていかようにも自分を変えられる。
だけど、それはやはり周りから見ると奇異にうつる。
それでいながら、彼女のような真っ白な者から見るこの世の中のおかしさを見せてくれている。
人は何歳になったらこうしてああして、こうあるべき。
そういうのが自然に世の中にはあって、そのくせ、個性を大事にしようだとか、ありのままに・・・なんてなっている。
その空気を察して、彼らが望むように「普通」でいないと攻撃されたり、困った事になる。
それは主人公のような変わった人ですら感じていて彼女なりに「普通」を演じている。
私は気が弱いのと生まれ育った環境で、かなり空気を読むし、周りに気を遣う。
そして、自然に主人公のように、周りに浮かないようにしている。
そういうのは誰でも少なからずあるだろうし、それを分かりやすく書いてるんだな・・・と思った。
東川町おはなしの会ピッピ/セントピュア(東川町公共図書館)
「コンビニのシステムのようにマニュアル化した方が考えなくていい、考えるのが面倒くさい、というのは危険な考えだと思う。この人の人生の楽しみはどこにあるのだろう」「自分とは何かを考えて、自分はコンビニで働く人間だというアイデンティティ、自己肯定感にたどり着いている。それは生きる支えになる。男からお前はおかしいと言われ、生活を変えようとしたけれど、もとに戻る。一度離れてみて、元の場所の良さがわかる。この人にとって最高の生き方を見つけたのだと思う」などの感想があった1冊。