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サロメ
文藝春秋 2017.1
原田 マハ
∥著
(15人)
蔵書数: 1冊
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竜王図書館 <1012259253>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ハ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-16-390589-1
13桁ISBN
978-4-16-390589-1
書名ヨミ
サロメ
著者ヨミ
ハラダ マハ
分類記号
913.6
価格
¥1400
出版者ヨミ
ブンゲイ シュンジュウ
大きさ
20cm
ページ数
322p
抄録
19世紀末のロンドン。美貌とスキャンダルで時代の寵児となった作家オスカー・ワイルドと、イギリス画壇に彗星のごとく現れた夭折の天才画家ビアズリーの愛憎を描く。『オール讀物』連載を単行本化。
著者紹介
1962年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部美術史科卒業。ニューヨーク近代美術館に勤務後、フリーのキュレーターとして独立。2012年「楽園のカンヴァス」で山本周五郎賞受賞。
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大胆な創作
(2018/10/26)
あめんぼう/東温市立図書館
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オスカー・ワイルドと彼の書いた「サロメ」の挿絵を描いたピアズリーとの関係をピアズリーの姉の目線から描いた話。
ビアズリーは若くして結核を患い、絵の才能があるのに働いて姉と母親を養っていた。
姉は売れない女優。
そんな彼らに光明が差したのは、その頃色んな意味で有名人だったオスカー・ワイルドとの出会い。
オスカー・ワイルドは詩人で小説家、そして戯曲も書いていた。
そして、何よりその奔放な私生活、同性愛者ではないか?という噂により悪名高い人物だった。
そんな彼とビアズリーが出会い、芸術家どうしの才能のぶつかり合い、心の交流が生まれる。
それはやがて一線を越えるものとなりー。
その様子を側でずっと見ていた姉の目線で描いた作品で、実は姉がこの本の中では手綱を握っていたのだと描いている。
オスカー・ワイルドは以前映画を見た事があり、何となくどういう人なのかは知っていた。
ジュード・ロウが出ていた割にはあまり有名な映画でないと思う。
でも、個人的にはすごく印象的な映画で、ずっと記憶に残っていた。
芸術、美青年、同性愛。
多分、そういう倒錯的な世界に個人的に惹かれて興味があるからだと思う。
と言っても、この本では同性愛の事については何も具体的な描写はない。
そうだったのでは?という推測だけで、だから、同性愛の話が苦手という人も問題なく読める。
話の大筋はやはり芸術家という人間性、主人公となったビアズリーの姉の心の動きやその行為、という事になる。
創作の部分が大きいと思うけれど、事実を大胆に推測して小説として面白く書いているというのは個人的に面白く読めた。
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あめんぼう/東温市立図書館
ビアズリーは若くして結核を患い、絵の才能があるのに働いて姉と母親を養っていた。
姉は売れない女優。
そんな彼らに光明が差したのは、その頃色んな意味で有名人だったオスカー・ワイルドとの出会い。
オスカー・ワイルドは詩人で小説家、そして戯曲も書いていた。
そして、何よりその奔放な私生活、同性愛者ではないか?という噂により悪名高い人物だった。
そんな彼とビアズリーが出会い、芸術家どうしの才能のぶつかり合い、心の交流が生まれる。
それはやがて一線を越えるものとなりー。
その様子を側でずっと見ていた姉の目線で描いた作品で、実は姉がこの本の中では手綱を握っていたのだと描いている。
オスカー・ワイルドは以前映画を見た事があり、何となくどういう人なのかは知っていた。
ジュード・ロウが出ていた割にはあまり有名な映画でないと思う。
でも、個人的にはすごく印象的な映画で、ずっと記憶に残っていた。
芸術、美青年、同性愛。
多分、そういう倒錯的な世界に個人的に惹かれて興味があるからだと思う。
と言っても、この本では同性愛の事については何も具体的な描写はない。
そうだったのでは?という推測だけで、だから、同性愛の話が苦手という人も問題なく読める。
話の大筋はやはり芸術家という人間性、主人公となったビアズリーの姉の心の動きやその行為、という事になる。
創作の部分が大きいと思うけれど、事実を大胆に推測して小説として面白く書いているというのは個人的に面白く読めた。