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テミスの剣
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012043061>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ナ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-16-390149-7
13桁ISBN 978-4-16-390149-7
書名ヨミ テミス ノ ツルギ
著者ヨミ ナカヤマ シチリ
分類記号 913.6
価格 ¥1750
出版者ヨミ ブンゲイ シュンジュウ
大きさ 20cm
ページ数 364p
抄録 昭和59年、浦和の不動産業者一家強盗殺人。闇へと葬られるはずだった冤罪に、一筋の光を導いたのはひとりの刑事の執念だった…。渡瀬警部が「刑事の鬼」になるまでの前日譚。『別册文藝春秋』連載を書籍化。
著者紹介 1961年生まれ。岐阜県出身。「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し2010年にデビュー。ほかの著書に「切り裂きジャックの告白」「追憶の夜想曲」など。
0人中 0人が好評価
レビューを見て期待しすぎた
(2019/12/07)
はるちゃん/小郡市立図書館
【ネタバレ】
強盗殺人の罪で、1人の青年が逮捕された。
苛烈な聴取に耐えきれず犯行を自供したものの
裁判では一転、無実を訴える。
が、鳴海刑事が捏造した証拠品が重要な決め手となり
死刑が確定し、楠木青年は獄中で自殺。

その5年後、真犯人が見つかり、
楠木の逮捕と聴取に携わった主人公の渡瀬は、
警察内部の激しい妨害をかいくぐり、
恩田検事正の協力のもと、事件を公にする。
そして二十数年後、刑を終えた真犯人が
出所直後に何者かに殺害される。

スキャンダル発覚を恐れ、保身のために
楠木が誤認逮捕である事を知っていながら
沈黙し、真犯人を消すために被害者家族へ
出所日時を手紙で送ったのは恩田検事正だった
という結末は、ミステリーとしては順当な流れ。

面白い小説ではあるが、読者レビューの評価が
あまりにも高かったので、期待をしすぎて
肩透かしをくらった感があった。

ただ、主人公の渡瀬警部ほか、
東京高裁の高円寺静と孫の円、円の恋人葛城、
埼玉県警の栗栖課長、犬養、古手川· · ·と
他シリーズの登場人物が随所に現れるので、
中山七里さんの作品を読み込んでいるファンには
堪らないだろうし、私のようにあまり読んだ事がない
者にとっては今後の楽しみになる作品とも言える。

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