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植物のいのち
  • からだを守り、子孫につなぐ驚きのしくみ 中公新書  2644
  • 中央公論新社 2021.5
  • 田中 修∥著
  • (1人)
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊 予約件数: 0件
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資料の状況
竜王図書館 <1012433544>
貸出可 / 2F棚8/新書 / /S/471/タ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-12-102644-6
13桁ISBN 978-4-12-102644-6
書名ヨミ ショクブツ ノ イノチ
副書名ヨミ カラダ オ マモリ シソン ニ ツナグ オドロキ ノ シクミ
著者ヨミ タナカ オサム
叢書名ヨミ チュウコウ シンショ
分類記号 471.3
価格 ¥860
出版者ヨミ チュウオウ コウロン シンシャ
大きさ 18cm
ページ数 4,225p
一般件名 植物生理学
一般件名 植物生態学
抄録 植物の「いのち」は、動物とはずいぶん違って見える。動かず、しゃべらず、食べない。一方で、栄養を自分で作る、体の一部が失われても復活するなどの能力も持ち…。ユニークな「いのち」の形と仕組みをやさしく解説する。
著者紹介 1947年京都生まれ。京都大学農学部博士課程修了。甲南大学特別客員教授。農学博士。著書に「植物は人類最強の相棒である」など。
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浅く広く書かれていて興味深く読ませてもらいました
(2021/07/28)
中務光人/池田市立図書館
 著者は1947年生まれ。農学部出身で植物生理学の研究者。甲南大学理学部教授を経て、現客員教授。
 植物の生理学につき、いろいろな面から書かれているが、最も印象に残ったのが、自分を守ための工夫と、種という子孫をうまく残すこと。
自分を守るための工夫は、トゲ、自分自身の味を悪くすること、虫の行動をじゃまするネバネバ、舌を刺激するタンパク分解酵素+蓚酸カルシウムの結晶、毒物、いろいろな働きをする香り等々。
種については、子孫に多様性を残すため、他の株との掛け合わせが必要であるが、それだけに期待しては、子孫そのものを残せなくなる。その兼ね合いが植物によってまさに千差万別。両極端は、ほぼ全て自家受粉するエンドウのような植物と、雌雄異株のイチョウ。その間には、他株の受粉に成功しなければ、仕方がないので、めしべとおしべが合体して必ず種を残すというオシロイバナのようなものもあり。いろいろな受粉のしくみが紹介されている。
 中学生~園芸などに興味のあるおとなまで、幅広い層に読まれてよいものだと思う。むつかしすぎず、詳しすぎず、よい本だと思う。

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