トップ

甲斐市立図書館

ログイン

検索結果詳細
前へ 次へ
愛子の格言
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
貸出可能数: 1冊 予約件数: 0件
予約かごに入れる ブックリストに登録する
資料の状況
竜王図書館 <1012451793>
貸出可 / 1F棚20/914.6キ-915ホ / / /914.6/サ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-12-005475-4
13桁ISBN 978-4-12-005475-4
書名ヨミ アイコ ノ カクゲン
著者ヨミ サトウ アイコ
分類記号 914.6
価格 ¥1200
出版者ヨミ チュウオウ コウロン シンシャ
大きさ 18cm
ページ数 223p
抄録 この秋98歳。ありのままに自分の息づかいでやっていくしかないわいな。この頃は元気だったなア…。男と女、嫁と姑、親と子。40年ぶりに、全盛期の愛子節がよみがえる。文字が大きく読みやすい新装版。
著者紹介 1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。「戦いすんで日が暮れて」で直木賞、「幸福の絵」で女流文学賞、「晩鐘」で紫式部文学賞を受賞。旭日小綬章を受章。
0人中 0人が好評価
時代を感じるエッセイ
(2022/03/24)
あめんぼう/東温市立図書館
佐藤愛子さんのエッセイ。
大きく二つに分かれていて、前半は世の中の様々な事に対する佐藤愛子さんの考えを述べたもの、後半は実際に佐藤愛子さんが旅行に行き経験した事を書いたものとなっている。

前半のエッセイはとにかく時代を感じるもので、読んでいて感覚の違いを感じるばかり。
かなり古い考えの私ですらそうなんだから、若者がこれを読んでも何を書いてるんだろう?となるんじゃないかと思う。
例えば、「狐の威を借る虎」という話では、ダンナさんが成功者の場合、奥さんはイジワルでダイヤの指輪をして狐の襟巻をして「ざァます言葉」を使うなんて像はまるでギャグのようだし、男友達と若い娘が旅行に行けば結婚すると思う話もさすがに時代錯誤。
昔はそうだったろうとかろうじて分かるものの、今の感覚としてはとらえられないのでエッセイの内容もどうしても響かない。

旅の話で良かったのは、旅先で友達がとうもろこしを大量にもらった、佐藤愛子さんは反対したのに。
それを持ってヒイヒイ言ってる友達に対して、佐藤愛子さんは、ちょっと荷物を持とうかと言わなかったこと。
私ならついつい、ほっておけなくて持ってしまう。
・・・けれど、後でずっとその事で相手にしこりを残すと思う。
お互いが不機嫌になって歩いてもそれに屈しない佐藤愛子さんがいいな・・・と思った。

ブックリストに登録する

読みたい 今読んでる 読み終わった

資料を評価する

0~5までの値で評価を登録できます。
(増減量0.5)
変更後、[決定]ボタンを押してください。