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KGBの男
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敷島図書館 <410986616>
貸出可 / 一般200-299 / / /289.3/コ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-12-005310-8
13桁ISBN 978-4-12-005310-8
書名ヨミ ケイジービー ノ オトコ
副書名ヨミ レイセン シジョウ サイダイ ノ ニジュウ スパイ
著者ヨミ マッキンタイアー ベン
著者原綴 Macintyre Ben
著者ヨミ コバヤシ トモノリ
原書名 原タイトル:The spy and the traitor
分類記号 289.3
価格 ¥2900
出版者ヨミ チュウオウ コウロン シンシャ
大きさ 20cm
ページ数 492p
抄録 核戦争を回避させた老スパイは現在、英国で24時間警護を受けながら、名前も身分も偽り、孤独な生活を送っている-。本人のインタビューとMI6で工作に関わった面々の証言から、大胆にして危険極まりない諜報半生を辿る。
著者紹介 イギリスの新聞『タイムズ』でコラムニスト、副主筆を務める。著書に「ナチが愛した二重スパイ」「英国二重スパイ・システム」など。
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二重スパイの喜びと哀しみ
(2020/11/15)
しゅうちゃん/甲斐市立図書館
 父親も兄も妻もKGBのスパイというスパイ一家に育ちながら、敵対するイギリスのMIT6の二重スパイになった男がいた。金や女で「転ぶ」スパイが多い中で、彼は確信犯。西欧的教養を身につけ、ハンガリーやチェコの弾圧を見て憤り、自らの道を選択した。二重スパイのリスクは極めて高い。判明すると、拷問のうえの死はまぬがれない。様々な情報合戦、スパイ追放のやりとりの中で、消去法から疑いをかけられ、魔の手がせまる。彼に待ちうけていた未来とは? 
 その報告は、サッチャーが日常的に眼にし、冷戦下のソ連と西側の衝突回避に貢献、あのジェームス・ボンドももらったという勲章を、英女王から授与されたという二重スパイ。信念にもとづき行動したことには悔いはなかったにせよ、友を裏切り、家族とも別れ、孤独な日々を過ごさざるをえなくなった彼の人生は、果たして幸福と言えるものであったのか。彼の心に去来したものは…。事実は小説より奇なり。諜報活動や脱出劇は、スパイ小説より面白い。

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