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甲斐市立図書館

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スマホ脳
蔵書数: 4冊 貸出数: 2冊
貸出可能数: 2冊 予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012509848>
貸出中 / 1F棚35/468ク-493.1オ / / /491/ハ/  / 帯出可
敷島図書館 <411206444>
貸出可 / 一般新書 / /S/491/ハ/  / 帯出可
敷島図書館 <411002033>
貸出可 / 一般閉架 / /S/491/ハ/  / 帯出可
双葉図書館 <2811035373>
貸出中 / 一般自然科学400-499 / / /491/ハ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-10-610882-2
13桁ISBN 978-4-10-610882-2
書名ヨミ スマホノウ
著者ヨミ ハンセン アンデシュ
著者原綴 Hansen Anders
著者ヨミ クヤマ ヨウコ
原書名 原タイトル:Skärmhjärnan
叢書名ヨミ シンチョウ シンショ
分類記号 491.371
価格 ¥980
出版者ヨミ シンチョウシャ
大きさ 18cm
ページ数 255p
一般件名
一般件名 スマートフォン
一般件名 情報と社会
抄録 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存…。スウェーデンで注目されるメンタルヘルスのインフルエンサーが、スマホやiPadが人間、特に子供や若者に与える影響を最新研究をもとに明らかにする。
著者紹介 1974年スウェーデン生まれ。精神科医。経営学修士。病院勤務の傍らメディア活動を続け、「一流の頭脳」は世界的ベストセラーに。
2人中 2人が好評価
スマホをそれほど多く使わない人にとっても参考になるのでは
(2021/06/27)
中務光人/池田市立図書館
 著者はスウェーデンの精神科医。
 この10年余りでスマホの普及率・人々がスマホに割く時間が急激に延びている。それと平行するように、若い人の不眠・うつも急激に増加している。と著者は実感しているとのこと。
これが偶然の一致でなく、スマホがそれに大きく寄与しているだろうというのが著者の意見。
 睡眠・運動ともに精神活動(集中力・思考力・うつ気分の解消など)にとても重要なものであるが、その時間が短くなっている。睡眠の場合は、スマホにとられる時間だけでなく、スマホの余韻で眠れない、ブルーライトが眠気を遅らせる 等の作用も重なる。
次に、スマホをよく使用する人は、集中力を測るテストなど、様々な作業テストの成績が、その使用時間に応じて悪くなることがわかっている。スマホをする人特有の 「マルチタスク」 (こっちを見たりあっちを見たり) がよくない(集中力を低下させる)そうである。
また、スマホを時々操作すること自体が、別の作業の効率を大きく損なうことにもなる。例えば、読書でも、スマホに時々応答すれば読書とスマホの間の往復は、実際にかかる時間よりはるかに大きく能率を悪くしてしまう。
また、スマホに慣れ親しんでいる人にとっては、スマホが近くにあるだけで、(場合によっては電源を切っていても) 作業への集中・睡眠・他人との会話の満足度が低下と言われているという。「スマホがなぜか気になってしまう」 ということだろう。
これらに対する対処は、勿論、スマホを最小限にすることであるが、それ以外に、運動がとてもよいという。運動は頭の働きもよくすることは、十分証明されていることで、1日20分の早歩き程度でよい。
 私は、スマホは最小限にしか使用せず、私自身の参考にはならないと思いつつ読んでみたが、パソコンに向かいながらメールチェックを頻繁にしている自分に気付いた。最近 「集中力が非常に低下している」 と自覚していたので、メールチェックなどは、「1-2時間に1回以上はしない」 と決めたとたんに、能率が上がったような気がした。多くの人に参考になる書だと思う。
根拠となるデータも多く示されているが、それらのデータが詳しくなく、引用文献も全く示されていないのが残念。

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