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スマホ脳
新潮新書
882
新潮社 2020.11
アンデシュ ハンセン
∥著
久山 葉子
∥訳
(14人)
蔵書数: 4冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 3冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012509848>
貸出可 / 1F棚35/468ク-493.1オ / / /491/ハ/ / 帯出可
敷島図書館 <411206444>
貸出可 / 一般新書 / /S/491/ハ/ / 帯出可
敷島図書館 <411002033>
貸出可 / 一般閉架 / /S/491/ハ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811035373>
貸出中 / 一般自然科学400-499 / / /491/ハ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-10-610882-2
13桁ISBN
978-4-10-610882-2
書名ヨミ
スマホノウ
著者ヨミ
ハンセン アンデシュ
著者原綴
Hansen Anders
著者ヨミ
クヤマ ヨウコ
原書名
原タイトル:Skärmhjärnan
叢書名ヨミ
シンチョウ シンショ
分類記号
491.371
価格
¥980
出版者ヨミ
シンチョウシャ
大きさ
18cm
ページ数
255p
一般件名
脳
一般件名
スマートフォン
一般件名
情報と社会
抄録
睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存…。スウェーデンで注目されるメンタルヘルスのインフルエンサーが、スマホやiPadが人間、特に子供や若者に与える影響を最新研究をもとに明らかにする。
著者紹介
1974年スウェーデン生まれ。精神科医。経営学修士。病院勤務の傍らメディア活動を続け、「一流の頭脳」は世界的ベストセラーに。
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スマホをそれほど多く使わない人にとっても参考になるのでは
(2021/06/27)
中務光人/池田市立図書館
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著者はスウェーデンの精神科医。
この10年余りでスマホの普及率・人々がスマホに割く時間が急激に延びている。それと平行するように、若い人の不眠・うつも急激に増加している。と著者は実感しているとのこと。
これが偶然の一致でなく、スマホがそれに大きく寄与しているだろうというのが著者の意見。
睡眠・運動ともに精神活動(集中力・思考力・うつ気分の解消など)にとても重要なものであるが、その時間が短くなっている。睡眠の場合は、スマホにとられる時間だけでなく、スマホの余韻で眠れない、ブルーライトが眠気を遅らせる 等の作用も重なる。
次に、スマホをよく使用する人は、集中力を測るテストなど、様々な作業テストの成績が、その使用時間に応じて悪くなることがわかっている。スマホをする人特有の 「マルチタスク」 (こっちを見たりあっちを見たり) がよくない(集中力を低下させる)そうである。
また、スマホを時々操作すること自体が、別の作業の効率を大きく損なうことにもなる。例えば、読書でも、スマホに時々応答すれば読書とスマホの間の往復は、実際にかかる時間よりはるかに大きく能率を悪くしてしまう。
また、スマホに慣れ親しんでいる人にとっては、スマホが近くにあるだけで、(場合によっては電源を切っていても) 作業への集中・睡眠・他人との会話の満足度が低下と言われているという。「スマホがなぜか気になってしまう」 ということだろう。
これらに対する対処は、勿論、スマホを最小限にすることであるが、それ以外に、運動がとてもよいという。運動は頭の働きもよくすることは、十分証明されていることで、1日20分の早歩き程度でよい。
私は、スマホは最小限にしか使用せず、私自身の参考にはならないと思いつつ読んでみたが、パソコンに向かいながらメールチェックを頻繁にしている自分に気付いた。最近 「集中力が非常に低下している」 と自覚していたので、メールチェックなどは、「1-2時間に1回以上はしない」 と決めたとたんに、能率が上がったような気がした。多くの人に参考になる書だと思う。
根拠となるデータも多く示されているが、それらのデータが詳しくなく、引用文献も全く示されていないのが残念。
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貸出中 / 一般自然科学400-499 / / /491/ハ/ / 帯出可
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この10年余りでスマホの普及率・人々がスマホに割く時間が急激に延びている。それと平行するように、若い人の不眠・うつも急激に増加している。と著者は実感しているとのこと。
これが偶然の一致でなく、スマホがそれに大きく寄与しているだろうというのが著者の意見。
睡眠・運動ともに精神活動(集中力・思考力・うつ気分の解消など)にとても重要なものであるが、その時間が短くなっている。睡眠の場合は、スマホにとられる時間だけでなく、スマホの余韻で眠れない、ブルーライトが眠気を遅らせる 等の作用も重なる。
次に、スマホをよく使用する人は、集中力を測るテストなど、様々な作業テストの成績が、その使用時間に応じて悪くなることがわかっている。スマホをする人特有の 「マルチタスク」 (こっちを見たりあっちを見たり) がよくない(集中力を低下させる)そうである。
また、スマホを時々操作すること自体が、別の作業の効率を大きく損なうことにもなる。例えば、読書でも、スマホに時々応答すれば読書とスマホの間の往復は、実際にかかる時間よりはるかに大きく能率を悪くしてしまう。
また、スマホに慣れ親しんでいる人にとっては、スマホが近くにあるだけで、(場合によっては電源を切っていても) 作業への集中・睡眠・他人との会話の満足度が低下と言われているという。「スマホがなぜか気になってしまう」 ということだろう。
これらに対する対処は、勿論、スマホを最小限にすることであるが、それ以外に、運動がとてもよいという。運動は頭の働きもよくすることは、十分証明されていることで、1日20分の早歩き程度でよい。
私は、スマホは最小限にしか使用せず、私自身の参考にはならないと思いつつ読んでみたが、パソコンに向かいながらメールチェックを頻繁にしている自分に気付いた。最近 「集中力が非常に低下している」 と自覚していたので、メールチェックなどは、「1-2時間に1回以上はしない」 と決めたとたんに、能率が上がったような気がした。多くの人に参考になる書だと思う。
根拠となるデータも多く示されているが、それらのデータが詳しくなく、引用文献も全く示されていないのが残念。